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2019ベーシックコース 第3回

先日、PHIJ2019ベーシックコース第3回が行われました。
台風の影響もあり雨風が強かったですが、無事に開催されました。

(1日目会場:天神クリスタルビル)

1日目はPHIJ Directorである築山鉄平先生による講義でした。歯周初期治療について講義していただきました。プラークコントロールだけで歯周病は改善できるのか?手動歯ブラシと電動歯ブラシはどちらが良いのか?SRPでの臨界プローブ値は?プロービングの開始時期はいつなのか?といった、答えられそうな単純そうな内容や、補助療法としての抗生剤投与、歯肉縁上プラークが縁下の細菌層に与える影響についての講義が行われました。

経験則に基づく答えではなく、アメリカの専門医教育に則して様々な論文を基に、築山先生の知見も含めての講義となりました。基本を理解することで、より自分の知識を深めることが出来るのではないでしょうか。

Axelssonらは30年間のメインテナンスの研究を通して、継続することの大切さを訴え、その最も大きな理由を「楽しむこと」と述べていました。継続のために最も重要なことは患者さんに「責任」を共有してもらうことですが、それだけでは続かないことは目に見えているはずです。我々の医療において最初に行われる歯周初期治療のゴールは「ポケットの減少」や「PCRスコアの低下」だけなのでしょうか?

築山先生の講義の後はPHIJ Co-Directorである歯周病専門医の岸本先生に、2017年にAAP (アメリカ歯周病学会) が発表した歯周病新分類についての講義をしていただきました。歯周病の新分類はこれまでの分類と大きく変わり、StageとGradeという分類を行います。Stage分類とはガンの分類を模して歯周病の進行度を示し、Gradeは旧分類にはない歯周病のリスクを示すものです。PHIJでは歯周病のリスクをOHISというソフトを使って示していますが、近年になってフォーカスされているのではないでしょうか。講義は非常にまとまった資料でわかりやすく、旧分類との違いやそのコンセプトについて教えていただきました。

2日目は場所を移してつきやま歯科医院井尻本院にて行われました。

(2日目会場:つきやま歯科医院井尻本院)

当院専門医療センター天神の歯科衛生士黒田よりSRPとシャープニングの講義を行いました。SRPを行う際のポジショニングや姿勢、シャープニングは自己流になっていませんか?負担がかかる姿勢でSRPを行うと効率が下がるばかりか、「筋骨格障害」を引き起こして仕事の長期継続が困難になってしまいます。また、SRPで使う器具についての基本を学び、いままで何となく行っていたことをもう一度見つめ直す良い機会になったのではないでしょうか。歯周初期治療をする上での大切な3つのこと、①歯石探知・歯周検査、②シャープニング、③インスツルメンテーションを今後の臨床で実践してみてください。

その後、当院口腔衛生部歯科衛生士によるSRP・シャープニング実習を行いました。

1グループ3~4人の少人数に分かれて実習を行いました。プロービング圧の測定、ポケットと根分岐部の検査、姿勢、ポジション、器具持ち方、ヘッドレストの位置など細かい部分の確認を行いました。また、写真にあるようなシャープニンングガイドを用いたシャープニングを行ったり、先生を患者役にSRPや検査を行って実際に手を動かし、直接フィードバックして頂きました。また、宿題であった口腔内写真を確認して、その問題点や改善策を確認したり、普段の臨床で生じた疑問もその場で投じ活発なディスカッションが行われていました。

これも一つのグループが少人数であったからこそ一段と密にコミュニケーションを図れたものと思います。論理的かつ系統的に網羅した講義だけではなく、このような実習を通して経験をするということが理解を深めるという事に繋がります。

さて、二日間を通して歯周初期治療を学びました。次回は岸本先生による歯周外科の講義・実習を予定しております。歯周病の新分類で分かりやすい講義をしていただいた岸本先生の講義を是非楽しみにしてください。また8月、福岡で受講生の皆様と会えることを楽しみにお待ちしております。

PHIJ運営スタッフ一同

P.S. PHIJアメニティの配布も始まりました。今後も新作を検討中ですので、ご期待ください!

第1回フォローアップセミナー

これまでにPHIJベーシックコースを受講された医院の先生、歯科衛生士さんから、

「PHIJで学んだことを継続して成長させたい」
「PHIJディレクターからアドバイスをもらいたい」
「他の期の受講医院とも意見交流を行いたい」

という声をいただき、
先日、初の試みであるオンラインプログラムを開始することに致しました。

その記念すべきPHIJフォローアップセミナー第1回目では、高屋歯科医院とはらだDental Care Clinicの二つの医院に、これまでのPHIJで学んだことを生かし素晴らしい症例発表をしていただきました。

高屋先生は抗うつ薬を服用されている患者さんの症例を、
原田先生は胃全摘術をうけられた患者さんの症例を発表され、

共にメディカルコンサルテーションが必要になってくるケースであり、また、カリエスリスクに多く関係してくる症例となりました。

受講医院だけのディスカッションではなく、参加頂いた多くの先生方による意見も相まって、より深い議論を交わし、有益な時間となったのではないでしょうか。

これからもPHIJで学んだことを落とし込み実践し、より有意義なものとするためにも、多くの医院による参加をお待ちしております。

次回は、岸本先生に「インプラント治療における合併症のマネージメント」についてお話しして頂きます。

普段、忙しくご都合が合わない先生方も、まだ一度もPHIJのセミナーに参加された先生も、オンラインセミナーのこの機会に奮ってご参加下さい!

2019ベーシックコース 第2回

先日、いよいよ2019年度PHIJベーシックコースが開催されました。
ありがたい事に今年も満席となり、一年間共にあるべき歯科医療の姿を実現するためのチームとして切磋琢磨していければと考えております。
しかしながら、「参加したいが満席で参加できなかった」、もしくは「興味はあるが実際にどのような内容なのか気になる」などもっと詳しく知りたいとう歯科医師、歯科衛生士の方も多くいらっしゃる事と思います。そのため、実際にどのような雰囲気でセミナーを行なっているのかここを通して発信していきたいと思いますので、是非悩まれている歯科医院さんは参考にされてみてください。

さて、前回の第1回目ではMTM(メディカルトリートメントモデル)と呼ばれる医療モデルの概説、PHIJの医療哲学を主とした講義、実習でしたが、今回第2回目からは本格的に世界水準の歯周病学を学んでいく事になります。

2019ベーシックコース
第1回より

第2回目は、前回から場所を移して、ヨシダの福岡営業所をお借りして行われました。

今回は実習がないため二日間みっちりと講義になりましたが、歯周病学の基礎となる内容であり、先生方だけでなく歯科衛生士さん達にとっても分かりやすく大変身になる内容だったのではないでしょうか。
一日目二日目を通して、PHIJ Directorである築山鉄平先生からは口腔内外の検査、歯周組織の基礎、そして歯周病因論について講義していただきました。内容としてはかなり複雑で難解な所もありましたが、エビデンスをベースに幅広い知識を論理的かつ系統的に網羅し、そこを分かりやすく教えていただいたことは、参加されている先生方にとっても理解しやすく、歯科衛生士さんにとっても患者さんと向き合う中で応用でき、普段何気なく行なっている歯周組織検査も深く理解する事で、一つ一つの意義や手技を確認できたのではないでしょうか。

そして受け身のセミナーではなく受講生にも参加していただき、今回は、6医院の先生方に3つの論文抄読をしていただきました。

稲田先生、古賀先生による長期的なメインテナンスの効果に関する論文抄読

江間先生、北条先生による予後診断に関する論文抄読

安藤先生、濱田先生による歯周病病因論の新たな見解に関する論文抄読

それぞれ難解な論文ではありますが、PHIJを理解する上では重要なファクターであり、皆さんに噛み砕いて分かりやすくまとめていただきました。各先生方、本当に素晴らしい発表であり、かなり尽力いただいたのではないでしょうか。本当にお疲れ様でした。

ランチョンミーティングでは、クロスフィールドの小林さんからスウェーデン生まれの口腔ケア製品、TePeの紹介がありました。予防歯科先進国の歯ブラシ、歯間ブラシという事もあり、先生方はもちろん衛生士さん達が興味津々に聞きに行かれていました。

また、昼食後は、リニューアルされ広々として綺麗なヨシダのショールームの見学を皆さん楽しんでいました。
特にIoT連携による音声操作が可能なユニットには、OK googleと思わず声をかけてしまった先生方も多いのではないでしょうか。

野間先生によるEBMの概要と実践についての講義では、なぜエビデンスが必要なのか、エビデンスの探し方、また実際にどのように臨床に落とし込んでいくかをPICO、PECOを通してステップ毎に大変分かりやすく教えていただきました。また、重ねて論文の検索方法や読み方、そもそもの研究の種類も深く理解することができました。
これから臨床上で生じた疑問があれば、最良の論文を探し、患者さんとの選択の中に取り込んでいけるきっかけを作っていただいたのではないでしょうか。是非、実践し行動に移していけることを期待しています。
2019ベーシックコース第2回目である今回は、かなり内容の濃い講義が中心となりましたが、そもそも、このPHIJというプログラムは元AAP会長のDr.MichaelK.McGuireが1979年に設立した予防、歯周療法学、インプラント、歯科衛生に重点を置くPeriodontal Health Professionals(PHP)の日本コースであり、このコースの特筆すべき所は世界標準の歯周病学、インプラント分野の教育を行うのみでなく、Dr.BoKrasseが提唱する「メディカルトリートメントモデル」と呼ばれる医療モデルを実臨床に導入する為のプログラムという点でもあります。
何とも欲張りなセミナーにはなりますが、その分全国から日々悩み苦労をしている歯科医院さんに受講していただいているのではないのかなと思います。

質の高い予防と治療「予測医療」を持続するためには、医院自体また、院内全員が哲学を持つことが重要になります。このPHIJベーシックコースを通して、その軸となる人間力を磨き、参加される歯科医院があるべき歯科医療の姿を実現するための機会になればと思います。
2019ベーシックコース受講生の皆様、一年間どうぞよろしくお願いいたします!

PHIJ運営スタッフ一同

Update Meeting 2020【募集中】

日程

2020年2月22日(土)~23日(日)

会場

国立京都国際会館
https://www.icckyoto.or.jp/

アクセス
〒606-0001 京都市左京区岩倉大鷺町422番地
https://www.icckyoto.or.jp/visitor/access/

開催にあたり

Director 築山鉄平

私たちPHIJは超長寿少子社会の中で、日本国民が心身ともに健康になれるような歯科医療を提供することに使命を感じ、その教育に情熱を注いで参りました。
PHIJの特徴は歯科医師と歯科衛生士が一緒にコースに参加することでそれぞれが独りよがりにならずにチームとして予防歯科医療を軸とした科学的根拠に基づいた質の高い歯科医療を自院で実現するためのコンテンツが揃っていることです。またコースを通じて同期生の強力な横のつながりが形成され、身近な疑問や課題を相談できる信頼たる仲間が生まれます。かのサイモンシネック氏は「自分と同じように信じる人々によって囲まれると驚くことが生まれる。それは「信頼」である。「信頼」の根幹は価値観や信念が共通しているという感覚である。自分が信じることを信じる人に囲まれていると思い切ってリスクを取る気になりやすく、失敗がつきものの新しいことを試す場合にも自信を持って挑むことができる。そういう人たちがいると知っていれば探検に出かけても大丈夫だと思える」と話していました。

私たち歯科医療従事者が思っているほど社会における予防歯科医療の重要性はまだまだ認知されておらず、これから私たちが向かなければならない方向は歯科業界のみならず地域社会、日本社会、世界社会であることは間違いありません。そのためには個別最適化された環境で自院の成功に満足することなく、多くの成功事例や失敗事例を共有しながら全体最適を実現するためのたゆまない努力が必要です。その意見交換や情報交換を行う場として今年からPHIJアップデートミーティングを定期的に開催することにいたしました。今年のアップデートミーティングの主旨として、予防医療を実践するプロフェッショナル同志のコミュニティーの醸成と、予防歯科医療と社会をつなぐ窓口を促進いたします。

PHIJ受講医院はもちろんのこと、予防歯科医療を軸に地域医療に貢献されている歯科医院のみなさまとお会いできることを楽しみにしています。

<セッション1> 生涯キャリアとしての歯科衛生士像の追求

概要

アメリカで歯科衛生士教育を受けられ日本で数少ない国内外に精通してらっしゃる薄井由枝教授、歯周病専門医オフィスで勤務されているBecki Cole先生にご登壇いただき生涯キャリアとしての歯科衛生士像をお話しいただき、会場の参加者とパネルディスカッション、グループディスカッションを行います。

登壇者紹介

薄井由枝先生

Becki Cole先生

<セッション1> 登壇者プロフィール

薄井由枝先生

1966年
久留米大学病院口腔外科の勤務を経て渡米
東ワシントン大学歯科衛生学部卒業
1999年
ワシントン大学歯学部大学院口腔生物学部修士課程修了
2000年
帰国
歯科医院で非常勤歯科衛生士として勤務する傍ら、研究や教育・執筆活動に携わる
2005年
東京医科歯科大学大学院高齢者歯科学博士課程修了
同大学非常勤講師

Becki Cole先生

教育について
ネブラスカ州立大学、クレイトン大学所属アイオワウエスタンコミュニティーカレッジ 2years
卒業生総代
プレデンタルコース ネブラスカ州立大学 2years
就労経験について
プライベートプラクティス
  • 一般歯科と歯周専門医のオフィスで合計15年
E-prop副社長
  • 2004年にE-propを開発
  • 2007年に13カ国で販売開始
  • 2014年に日本で販売開始
3Dイメージングセンターマーケティング代理人
  • マーケティング責任者
  • カスタマーサービス
  • ITサポート
  • CEUの組織化

<セッション2> 自分の資質や強みにフォーカスしたチームビルディング

概要

70万部のベストセラーとなった「さあ、才能(自分)に目覚めよう」の翻訳者であり、クリフトン・ストレングスファインダーを開発したギャラップ社で、長年に渡り多くのストレングス・コーチングや研修、チームビルディングを担当、日本のトップコーチとして活躍される古屋博子氏をお招きし、予防歯科への導入事例を中心にチームビルディングのお話をしていただきます。また歯科医師では唯一ギャラップ認定コーチ資格をもつ築山鉄平先生と宮本貴成先生とのパネルディスカッションも予定しております。

登壇者紹介

古屋博子先生

宮本貴成先生

築山鉄平先生

<セッション2> 登壇者プロフィール

古屋博子先生

フラリシュ・コンサルティング株式会社代表取締役

世論調査会社で、ストレングスファインダーを開発したGallup社で、ストレングス・ファインダーや従業員エンゲージメントなどのコンサルティングを長年担当

現在も同社のシニア・コンサルタントとして研修講師、ストレングス・コーチング、コンサルティング、チームビルディングなどを担当

同社の一般向けGallup認定ストレングスコーチングセミナーのファシリテーションも担当。自身も認定ストレングスコーチの資格保持

2016年に日本経済新聞社をより出版された『さあ、才能(じぶん)に目覚めようストレングス・ファインダー2.0』の翻訳担当

社会科学に基づいたわかりやすい説明と、相手を引き出す双方向なファシリテーション、本質に触れるコーチングに定評がある

京都大学、国際基督教大学等、大学講師歴20年以上

政治学修士(慶應義塾大学)、学術博士(東京大学)

ICT(国際コーチ連盟)認定コーチ

日本エンゲージメント協会 顧問

宮本貴成先生

Metro West Dental Specialty, Creighton University

クレイトン大学歯周病学科主任教授
アメリカネブラスカ州開業

1999年
日本大学松戸歯学部卒業
2003年
ボストン大学歯周病学科大学院卒業
2004年
ボストン大学歯学部助教授
2006年
日本大学博士(歯学)
2007年
クレイトン大学歯学部助教授
2008年
アメリカ歯周病学会認定医
2008年
アメリカ歯周病学会優秀教授賞受賞
2009年
クレイトン大学歯周病学科主任教授
2009年
アメリカネブラスカ州にて歯周病専門医として開業
2011年
アメリカ歯周病学会財団 But and Linda Tarrason Award受賞

築山鉄平先生

つきやま歯科医院

2001年
九州大学歯学部卒業
2001年~2004年
佐賀医科大学(現佐賀大学医学部)歯科口腔外科勤務
2004年~2006年
元顎咬合学学会会長 矢澤一浩先生に師事
2006年~2009年
タフツ大学歯学部歯周病インプラント科 最優秀臨床賞(certificate of excellence)受賞
2009年
米国歯周病学会歯周病認定医取得(Diplomate,American Board of Periodontology)
2010年
Boston Periodontal Resident Meeting、最優秀臨床ポスター賞受賞
2010年
米国歯科修士取得(Master of Science)
2009年~2010年
タフツ大学歯学部審美補綴フェロー
2010年
ITI(International Team for Implantology) Language Reviewer
2015年~
タフツ大学歯学部歯周病学 招聘臨床助教授
2017年
ヨーロッパインプラント学会認定医取得
2011年~
つきやま歯科医院 専門医療センター センター長

<セッション3> 予防医療を中心とした歯科医院で必要なこと~成長し成功するために~

概要

患者利益に立脚した予防歯科医療を医院に導入したい、と私たちは願いますがその実現には多くの課題が伴います。より多くの歯科医院に予防歯科医療を文化として根付かせるためには組織としてリーダーとしてどのような考えや取り組みが必要なのでしょうか?本セッションでは予防歯科を医院の軸、土台にすえている3人の歯科医師にご登壇いただき、パネルディスカッション、会場のみなさんとのグループディスカッションを予定しています。

登壇者紹介

仲川隆之先生

築山雄次先生

和久田一成先生

福田幹久先生

新田成人先生

<セッション3> 登壇者プロフィール

仲川隆之先生

延徳歯科医院

2005年3月
新潟大学歯学部卒業
2005年4月~
新潟大学医歯学総合病院勤務
2006年5月~
山形県酒田市日吉歯科診療所勤務
2009年
Dr. McGuireの元でフェローシップ研修(3ヶ月)
2011年4月
延徳歯科医院開設

築山雄次先生

つきやま歯科医院

1977年
東京医科歯科大学歯学部卒業
1977年~1979年
同大予防歯科研修
1979年~1981年
補綴臨床研修(保母、矢澤先生のもと)
1981年~1989年
佐世保市開業
1989年
福岡市移転開業
1994年
医療法人 雄之会 設立理事長就任
1989年~
佐世保重工業嘱託歯科医師
1990年~
東京医科歯科大学 非常勤講師
NPO法人ウエルビーング会員
1998年~
JICA講師
2004年~
日本予防医学協会評議員
2006年~
九州大学臨床研修指導医
2009年~
福岡歯科大学 非常勤講師

和久田一成先生

わくだ歯科

昭和56年 
九州歯科大学歯学部卒業
昭和60年 
九州歯科大学大学院歯学研究科修了
歯学博士(歯科補綴学)
昭和61年
わくだ歯科開院
平成7年
日本補綴歯科学会専門医
平成9年
日本補綴歯科学会指導医
平成17年
わくだ歯科新築移転
平成24年
わくだ歯科増改築 小児・矯正部署設立

福田幹久先生

福田歯科医院

2008年3月
日本大学歯学部卒業
2008年4月
東京医科歯科大学歯学部付属病院臨床研修医勤務
2009年3月
東京医科歯科大学歯学部付属病院歯科臨床研修医修了
2010年3月
東京医科歯科大学歯学部歯周病学分野専攻レジデント修了
2010年
Dr. McGuireの元でフェローシップ研修(3ヶ月)
2011年10月
福田歯科医院勤務

新田成人先生

新田歯科クリニック

1997年3月
神奈川歯科大学卒業
1997年4月
日本歯周病学会指定 研修施設勤務
児玉利朗先生、古郷辰二先生に師事
2000年10月
厚生労働省指定 歯科医師臨床研修施設勤務
2004年4月
神奈川歯科大学矯正科入局 矯正科専攻過程修了
2006年4月
厚生労働省指定 歯科医師臨床研修施設指導医
同施設インプラントセンター所長
2007年5月
横浜市大倉山駅前 新田歯科クリニック開設
2016年2月
横浜市大倉山4丁目 新田歯科クリニック開設

<セッション4> プロフェッショナルな歯科衛生士になるために~ライフステージから働き方を考える~

概要

予防歯科医療を歯科医院に導入・実践・運用していくためには、歯科医師だけでなく、歯科衛生士、歯科助手、受付など様々な職種と連携していく必要があります。特に、一生涯、患者の健康管理をしていく上で歯科衛生士の存在はなくてはならないものです。しかし、歯科衛生士としてキャリアを築くためには様々なライフステージの変化を乗り越えていく必要があります。院長を含む歯科医院のメンバーでこの変化をどのように受け止め、解決していけばよいのでしょうか?今回、様々な立場の歯科衛生士にご登壇していただき、パネルディスカッション、会場のみなさんとグループディスカッションを予定しています。

登壇者紹介

薄井由枝先生

DH 德安杏奈さん

DH 濱本瑠美さん

DH 福田あゆみさん

DH 澤木美鈴さん

<セッション4> 登壇者プロフィール

薄井由枝先生

1966年
久留米大学病院口腔外科の勤務を経て渡米
東ワシントン大学歯科衛生学部卒業
1999年
ワシントン大学歯学部大学院口腔生物学部修士課程修了
2000年
帰国
歯科医院で非常勤歯科衛生士として勤務する傍ら、研究や教育・執筆活動に携わる
2005年
東京医科歯科大学大学院高齢者歯科学博士課程修了
同大学非常勤講師

DH 德安杏奈さん

いまはやしデンタルオフィス

2014年
美萩野保健衛生学院卒業
いまはやしデンタルオフィス入社
オーラルフィジシャンセミナー受講
2015年
PHIJベーシックコース受講
2019年
スェーデン・マルメ研修修了

DH 濱本瑠美さん

つきやま歯科医院

2000年
福岡医療短期大学歯科衛生士学科卒業
博多区の歯科医院勤務
2002年7月
つきやま歯科医院にて勤務。17年目(2019年5月時点)
2010年、2013年、2016年に出産し3子の母

DH 福田あゆみさん

はらだ Dental Care Clinic

2003年
九州文化学園 歯科衛生士学院卒業
佐世保市内の歯科医院を勤務
2012年
九州文化学園 歯科衛生士学院にて非常勤講師として勤務
2014年
はらだ Dental Care Clinicにてオープンングスタッフとして非常勤勤務5年目(2019年5月時点)
2008年、2011年、2013年に出産し3児の母 

DH 澤木美鈴さん

新田歯科クリニック

2011年
湘南短期大学(現 神奈川歯科大学短期大学部)卒業
大倉山駅前 新田歯科クリニック入社
2013年
日吉歯科 オーラルフィジシャンセミナー受講
2018年
PHIJベーシックコース福岡受講
2019年
スウェーデン マルメ研修修了

<セッション5> 予防歯科医療と社会がどうつながっていくか

概要

日本国民の定期健診受診率は全体の1割程度とまだまだ国民には予防歯科医療の重要性や価値は伝わっていないのが現状です。1つの理由として私たち歯科医療従事者の議論が歯科医療業界を中心に行われていることがあげられ、これからはもっと広くもっと深く社会の中に繋がっていかなければ、「健康でいるために予防メインテナンスに通院する」という文化は育ちません。本セッションでは歯科医師でありながら、起業家として歯科医療の価値革新に挑戦されているホワイトクロスCEO赤司征大先生を座長に迎え、地域社会で存在感を発揮している3名の歯科医師とともにこれからの日本社会における歯科医療の役割、戦略をご講演いただき、パネルディスカッション、会場のみなさんとのグループディスカッションを予定しています。

登壇者紹介

赤司征大先生

築山鉄平先生

佐々木成高先生

栗林研治先生

<セッション5> 登壇者プロフィール

赤司征大先生

2008年
東北大学歯学部卒業。歯科医療法人にて診療に従事しながら、社内中小企業診断士として業務改善に携わる
2013年~2015年
米国西海岸のUCLA Anderson School of Managementに留学しMBAを取得。在学中は、米国の歯科医療現場・医療制度・教育制度・関連産業構造についてのマーケットレポート執筆などを行う
2015年
WHITE CROSS株式会社を創業
2019年
一般社団法人WHITE CROSS留学基金を創設

築山鉄平先生

つきやま歯科医院

2001年
九州大学歯学部卒業
2001年~2004年
佐賀医科大学(現佐賀大学医学部)歯科口腔外科勤務
2004年~2006年
元顎咬合学学会会長 矢澤一浩先生に師事
2006年~2009年
タフツ大学歯学部歯周病インプラント科 最優秀臨床賞(certificate of excellence)受賞
2009年
米国歯周病学会歯周病認定医取得(Diplomate,American Board of Periodontology)
2010年
Boston Periodontal Resident Meeting、最優秀臨床ポスター賞受賞
2010年
米国歯科修士取得(Master of Science)
2009年~2010年
タフツ大学歯学部審美補綴フェロー
2010年
ITI(International Team for Implantology) Language Reviewer
2015年~
タフツ大学歯学部歯周病学 招聘臨床助教授
2017年
ヨーロッパインプラント学会認定医取得
2011年~
つきやま歯科医院 専門医療センター センター長

佐々木成高先生

ササキデンタルクリニック

1984年
愛知学院大学歯学部卒業
同大口腔外科学第2講座入局 専科専攻生
1985年
大垣市民病院 歯科口腔外科 医員
1988年
ブラザー病院 歯科口腔外科 医長
1991年
ピアーレ歯科開業
1999年
ササキデンタルクリニック移転開業
2018年
医療法人社団ササキデンタルクリニック 設立・新診療所にて移転開院

栗林研治先生

栗林歯科医院

2003年
日本歯科大学歯学部卒業
2009年
医療法人社団 歯聖会 田中歯科医院
New York University CDE Program卒業
医療法人社団 栗林歯科医院 開院
2014年
Medical University of Vienna卒業
2015年
第2診療所 研修施設 開設
2017年
東京西の森歯科衛生士専門学校 保存歯周学講師
2018年
MID-G 理事 就任

タイムテーブル

2020年2月22日(土)

開始時刻 プログラム
10:00 オープニング
11:30 <セッション1-1> 臼井先生講演
12:30 <セッション1-2> Becki Cole先生講演
13:30 お昼休み
14:30 <セッション1-3> パネルディスカッション
16:00 <セッション2-1> 古屋先生講義
17:40 <セッション2-2> コーチパネルディスカッション
18:10 医院ごとでアウトプットタイム①
19:00 アフターパーティー

2020年2月23日(日)

開始時刻 プログラム
9:00 <セッション3> パネルディスカッション
10:30 <セッション4> パネルディスカッション
11:30 昼休み
12:30 <セッション5> パネルディスカッション
14:00 医院ごとでアウトプットタイム②
15:00 アウトプット発表
15:30 総評/築山先生、宮本先生
16:00 終了

コース費用

※金額はすべて税別です。

参加費用

PHIJベーシックコース受講医院
※何人参加されても同じ費用です。スタッフ皆さんの参加をお待ちしています。
85,000円/医院
PHIJベーシックコース未受講医院
※何人参加されても同じ費用です。スタッフ皆さんの参加をお待ちしています。
105,000円/医院
弁当代 1000円/個
アフターパーティー参加費 歯科医師: 8,000円
他スタッフ:5,000円

申込

お申込みは、こちらからお願いします。

お申込みはこちら

<LIVE配信>インプラントを 長く守るための チームアプローチ【終了】

日程

2019年7月16日(火)19:00~

講師紹介

岸本隆明先生

岸本歯科

米国歯周病専門医
米国歯周病学ボード認定専門医 (Diplomate, American Board of Periodontology)
長崎大学歯学部臨床準教授

2007年
長崎大学歯学部卒業
2008年
同大学附属病院 勤務
2012年
同大学大学院(歯周病学)修了
2013年
岸本歯科 勤務
日本歯周病学会認定医取得
2014年~2017年5月13日
インディアナ大学歯学部 歯周病科大学院専門医課程修了
MSD取得
2017年10月帰国
最先端の情報を元に歯周病とインプラントを専門に診療

本セミナーへのコメント

PHIJのコンセプトに沿った予防医療の実践によって今後カリエスや歯周病によって歯を失っていくことは減っていき患者のQOLも向上していくと思われます。しかしながら、平均寿命や健康寿命が今後増加していく中で長期的には歯根破折などによって抜歯が必要なケースやインプラントのメインテナンス期間の長期化による合併症のマネージメントなどの増加も今後の課題になっていくであろうと思われます。このようにインプラント治療の合併症を予防するために、歯科医師が行うインプラント治療は天然歯と同様に患者や歯科衛生士が長期メインテナンスをしやすい環境を整えることが重要です。歯科医師と歯科衛生士がコンセプトやゴールを共有することで達成可能であると考えますのでぜひチームの皆さんでセミナーにご参加下さい!!

黒田薫先生

つきやま歯科医院

2001年
九州文化学園歯科衛生士学院卒業
長崎県佐世保市内歯科医院 勤務
九州文化学園歯科衛生士学院 勤務
2007年~
医療法人雄之会 つきやま歯科医院 勤務

本セミナーへのコメント

PHIJベーシックコースは、歯科医師と歯科衛生士がペアで学ぶコースです。一緒に学ぶ事により、知識は勿論のこと、お互いの役割の相互理解が深まります。今回のテーマ「インプラントを長く守るためのチームアプローチ」を実践するためには、チームの中の1人だけが優れていても成し得る事はできません。PHIJベーシックコースで学んだ事を元に、メインテナンスを行う歯科衛生士として、日頃行っている(実践している)事をお話させていただきます。

セミナー内容

我が国では、超高齢社会に突入しており、健康で元気に暮らせることや働くことが可能な高齢者を増やすことが地域社会として今後より重要になってくると思われます。2014年厚生労働省委託調査「健康意識に関する調査」によると高齢者にとって健康であることと幸福であることは強く関連していることが示唆されており、多くの歯が健康な状態で残存して「美味しく飲食できること」が高齢者の幸福に繋がることもわかっています。そういう意味では我々歯科医療従事者に課せられた地域社会における役割は非常に大きいと考えます。

このような社会的背景やPHIJのコンセプトに沿ったパーソナライズされたテーラーメードの予防医療が増加していくにつれて、予知性のあるインプラント治療は「美味しく飲食できること」を達成する上で今後より重要になってくることが予想されます。しかしながら、インプラント治療の普及に伴ってインプラント周囲炎やインプラント治療のその他の合併症についての報告も近年増えてきています。同時に、インプラント周囲炎治療に関する情報は蓄積されてきてはいますが、インプラント周囲炎治療の長期的な科学的根拠に関してはまだはっきりとわかっていないことが多いのが現状です。

それにもかかわらず、臨床の現場ではインプラント周囲炎やその他の合併症に罹患し苦しんでいる患者に直面し、十分に信頼できる情報がない中で長期的に予知性の高い治療を行っていかなければならない局面も多いのではないかと感じます。そこで、今回の講演では、インプラント周囲炎のマネージメントを中心にインプラント治療の合併症にどのように向き合い対処していくかについてご紹介したいと思っています。

推薦の言葉

Director 築山鉄平

「日本国民の8割が歯周病である」と言われていますが、この中で積極介入が必要な不可逆的な破壊を伴う中等度以上のアタッチメントロスを伴う歯周炎は全体の25%で、国民にとって「日本国民の8割が歯周病である」というこの表現はとても誇張されていると感じます。「インプラント治療を受けた45%の患者にインプラント周囲炎が確認された」というデータもありますが、積極介入を必要とする中等度以上の骨破壊を伴うインプラント周囲炎は14%程度と示されており真実を見極めるためには正しい理解が必要です。インプラントをあつかう歯科医師と、そのメインテナンスを行う歯科衛生士にとって不可欠なインプラント周囲炎の知識とその勘所を一緒に勉強できることを楽しみにしています!

参加方法

カメラとマイクのついた、インターネットに繋がるPCをご準備下さい。
申込後、メールにて参加方法を事前にお伝えします。

セミナー参加費用

※金額はすべて税別です。

PHIJベーシックコース受講医院 8,000円/アカウント
PHIJベーシックコース未受講医院 10,000円/アカウント

申込

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2019ヒューストンコース

活動報告

2019 ヒューストンコース

開催概要

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感想文

延徳歯科医院:内田俊先生

今回3/1~3/8にPHIJ Houston advanced courseに院長(仲川先生)の計らいで学生として初めて参加させていただきました。現地の先生方を始め、たくさんの先生方に優しく接していただきました。ありがとうございました。今回感想を書くにあたり魅力溢れる毎日をすべて語ることはできませんので、簡単な振り返りとともに最も印象に残っていることなどを述べて感想とさせていただきます。

〈Day0 3/1〉

空港到着後、NASAジョンソン宇宙センターに行きました。アポロ計画で指揮が行われたMission Control Center、米国初の有人宇宙飛行計画で使用されたLittle Joe2とRed Stone rocketの実物も展示されていました。一番驚いたのはアポロ計画で飛行したSaturn V Rocket。これは本当に圧巻でした。全長110m、直径10m、総重量2,721tで未だに史上最大のロケットだそうです。Houston Astros、Houston Rocketsの本拠地にもお邪魔しました。

〈Day1 3/2〉

Houston,TexusにあるPHP(Perio Health Professions)での研修が始まりました。世界的大権威のPeriodontistのMcGuire先生、Scheyer先生の歯周病専門医診療所です。以下の内容でお話を聞きました。
・Dr. McGuire : Vision to Reality
・宮本先生 : PHIJ Global Vision
・築山先生 : History and Future of PHIJ
・Dr. Scheyer : Collaborative Degital Work Flow
・Dr. Coulon : Make Airway Great Again

〈Day2 3/3〉

この日はDr.Romeo’s officeでの研修でした。
・Dr.Romeo/Dr.Lam/Dr.Ryan : Occlusal Workshop、Air-way Driven Treatment Planの講義・実習
・Dr.Gutierrez : DSD (Digital Smile Design)を利用したfull digital workflowの講義
・Dr.Romeo : facial scanによるFacially Driven Treatment Planの講義
Digital technologyを含めた科学の発達やそれを利用した多方面での連携にはとても驚きました。今後この技術に恩恵を授かる歯科医療関係者は増えるのではないでしょうか。中心位の求め方、咬合調整の方法もとても勉強になりました。

〈Day3 3/4〉

午前はPHPでの研修でした。Dr. ScheyerによるNavidentを用いたDynamic Navigationの応用の講義とライブサージェリー(のはずがガイドなしの通常のope)を拝見しました。Navidentとはインプラント治療の際にMotion tracking technology(動きを感知するような技術)を駆使してドリルと患者の位置を認識し、フィクスチャー埋入のナビゲーションしてくれるシステムです。精度はとても高いそうです。その後、世界一のロデオ大会Houston Livestock Show and Rodeoへ参加。そもそもロデオはただの暴れている馬や牛に乗るだけの競技だと思っていましたが、実際にはコンペティションが7~8個ほどあり、それぞれが特徴的な競技内容だったので飽きることなく楽しめました。上の先生方はDr.McGuireの特別な計らいで消防車に乗って開会式に入場参加しておりました。診療所での患者さんに対するホスピタリティーにも感動しましたが、我々に対しても同様にもてなしをして頂き、その精神に感銘を受けました。

〈Day4 3/5〉

この日は一日PHPでの研修でした。
歯周組織再生療法、研究中の新しい材料のイントロダクション、レーザー臨床導入へのエビデンスのレクチャー、軟組織治療における結合組織移植やそれに代わる代替治療、などに関して講義をしていただいた後以下の内容のライブサージェリーを拝見しました。
・iMacのリサーチプロジェクトの根面被覆
・結合組織を用いた根面被覆処置
・エムドゲインを用いた歯周組織再生療法
・Waterlaseを用いたインプラント周囲炎に対する治療

〈Day5 3/6〉

午前はPHPでの研修、
・Navidentを用いた右上1へのインプラント即時埋入+硬組織軟組織移植のDynamic Navigationライブサージェリー
・implant Concirgeのデジタルステントを用いたインプラント埋入ライブサージェリー
午後はテキサス大学ヒューストン校(UT Health)での研修でした。
・Dr.Seiko Min:歯周病新分類に関する講義
・DrAyilavarapu:GPと歯周専門医の連携に関する講義

この日は特に自分の中でも印象に残っています。それはMin先生の「変化をリスクとして捉え、そこからよりハイリターンを得る」「環境の変化を恐れずComfortable zoneからどんどん出ていく」「古いものを捨て去る勇気、新しいものを得る勇気を身につける」という言葉・考え方がとても身に染みたからです。自分は、方法は異なるかもしれませんが熊谷先生が実践してきたように日本の歯科医療を本気で変えたいと考えています。しかしただ日本の医療を変えると考えていても、自分にとってのComfortable zoneに留まっていれば成長も止まってしまうし、ましてやそこに変化はないのだと痛感した瞬間でした。これから日々勉強し幅広く新しいことを吸収して、様々なことをより客観視できるようになろうと思いました。

〈Day6 3/7〉

最終日は一日PHPでの研修でした。
・Dr Rossi:maxillary sinus augmentation
・DrScheyer:osseodensification
・Versa Drillを用いたOsseodensification を利用したインプラントライブサージェリー
・iMacの研究症例(両側犬歯根面被覆)のライブサージェリー
・Dr. McGuire:iMacのビジョン講義
・築山先生:Future of PHIJ

〈summary〉

今回の研修では自分が目指す予防歯科の基本的な理念や信念、患者さんに向き合う姿勢やそのホスピタリティーの精神、またPHPの施設の清潔さや歯科衛生士さんのきめ細かい配慮など、勉強になることは山のようにありました。当初は、未だ学生という身分なため他の先生方と比べ知識・技術・経験すべてが未熟であり、素晴らしく価値があるものをその価値がまだ分からないために心から素晴らしいと思えないのではないかと不安でした。しかしながらDr.McGuire、Dr.Scheyerを初め宮本先生、築山先生などのモノの見方や考え方を聞き、予防の歯科医療にはやはり自分が思い描く価値観に直結するモノがあると実感することができて、自分の将来を考える上でとてもプラスの経験となりました。今回の研修で感じたことや自分の考えをより深めていき、それらを行動としてアウトプットできるように、core purposeは保ちつつこれからも努力していきたいと感じました。歯科医師人生の中でも早いうちに世界トップレベルの価値を実感でき、とても貴重な経験となりました。運営してくださった先生方初め、声をかけてくださった先生方、すべての方に感謝しております。本当にありがとうございました。

森の木歯科・口腔外科クリニック:山本達也先生

2019年PHIJヒューストン研修を終えて

森の木歯科・口腔外科クリニック山本達也

今回2019年3月1日~3月9日の間、PHIJのアドバンスコースとしてテキサス州ヒューストン研修に参加させて頂きました。成田からヒューストンまで、フライト時間が約12時間、時差が14時間あります。3月1日に日本を発ち、ついたのは現地時間の3月1日、午前8時前。みなさん長旅の疲れで茫然としていたのですが、初日はjet lagを埋めるための観光に連れて行ってもらいました。まずはNASAへ。広大な敷地に巨大な建物。決して近代的な建物ではなかったですが、NASAの規模の大きさを感じる事ができました。もちろんですがNASA案内の方も英語でしか話さないので、内容の大部分は脳にとどまる事なく流れていきましたが・・・。

その後、いくつかのスポット的な観光を経てホテルへ。世界的に展開しているMariottを用意していただき、滞在期間中は快適に過ごさせて頂きました。その日の夜はPHIJスタッフに企画して頂いたウェルカムディナーへ。初めてのアメリカ、テキサス料理でしたが、結構美味。お酒も名物のマルガリータがおいしく、これは滞在期間中はあまり食に困ることはないなと安心しました。フローズンマルガリータは最高です。その時、受講生全員の自己紹介を行ったのですが、みなさんの予防や今回の研修に対する熱い意気込みを感じる事ができて、翌日からの研修に熱い思いが込み上げてきたのを思い出します。
2日目からはPHP総本山であるDr.マグワイヤーのオフィスへ移動。人生初めてウーバーなるシステムを使って移動しました(個人タクシーのようなもの)が、だいぶ運で快適性が左右しますね。研修生の中にはものすごいオールドカーのウーバーが来て、あまりの破壊的な音に耳がおかしくなったと言っていました。

それはさておき、Dr.マグワイヤーは言わずと知れた世界トップレベルの臨床医ですが、そのオフィスはその名に恥じないどころが、想像を上回るものでした。事前に聞いていたのですが、ゴミ一つ落ちていない、高級ホテルのスイートを思わせる清潔感。建物自体は新しいものではないですが、それをまったく感じさせない高級感がそこにはありました。衛生士ユニットの周りには無駄なものは全く置かれていない。物を落とすなどというケアレスミスが起こるような無駄がまったくありませんでした。事実、僕は研修中大きなものが落ちるような雑音を一回も聞いていません。その中に併設されている研修室もとても広く、リラックスして研修を受ける事ができました。

講義が始まると、最初から魅力的な話が満載でした。Dr.マグワイヤーによる健康の価値、歯の価値をどのようにして患者に伝えるかなどの理念についての話。その後のDr宮本の教育に対する熱い想い。Dr築山からは過去の点を結び、そして未来につなげる線にしていくという事。その後5日間あらゆる臨床技術に対する講義を聞いたのですが、この初日の講義が一番心に残っています。この講義だけでもヒューストンコースに参加した甲斐があったかもしれません。

その後は臨床に対する講義に移りましたが、こちらもエンジン全開。デジタルワーフローの話から、なんと補綴の話まで。補綴の先生がair wayの重要性を語る面白さ。最初は受講生みんなエビデンスのない話をしているのではないかと困惑していましたが、さすがはPHP、おそらくそれに対しても今後エビデンスを構築していく場所なのだろうと納得させられました。

2日目は補綴専門医であるDr.ロメロのオフィスに移動し補綴の講義。ロメロのオフィスもDr.マグワイヤーのオフィスとは真逆で近代的な様相でしたが、ここもすばらしいものでした。しかしまさかPHIJでまる一日補綴の講義があるとは思ってもみませんでした。中心位の話から、ICPからのズレの見つけ方。ドーソンテクニックの実際の手技。からのequilibrationの方法など。どっぷり補綴に浸かりました。もちろんair wayの話も。現在アメリカではトレンドの話なのだろうと感じました。

3日目は朝からダイナミックナビゲーションの講義とライブオペ。現在サージカルステントを用いたオペが主流ではありますが、その上をいく素晴らしい技術だと感じました。しかしちょっとしたミスでナビゲーションが正常に起動せず、通常のオペに。このナビゲーションは脳神経外科の世界でも行われている技術ですが、このようにうまく位置情報がつかめず、ナビゲーションが使えないということは脳外の世界でもあるあるです。
午後からは3日目の疲れた脳をリフレッシュするためにテキサス名物のロデオに連れて行っていただきました。ロデオの会場の広さにも驚きましたが、そこで色々な催し物がされていて、ロデオなどの収益の相当分がscholarship(奨学金)として利用されていることを知りました。日本では考えられない金額で、アメリカの教育への投資の大きさを感じる事ができました。肝心のロデオはかなり見応えありましたが、みなさん研修の疲れか夜9時を超えるとグロッキーになってしまったのは言うまでもありません。

4日目、5日目は怒涛のライブオペラッシュ。根面被覆、ダイナミックナビゲーションリベンジ、サイナスエレベーション(ラテラルからvarsah barを用いた歯槽頂アプローチ)、water laseを用いたインプラント周囲炎に対する処置など多岐にわたってみせていただきました。まさに神業のような手術で、繊細かつ大胆。口蓋からの結合組織採取が3分程で終わってしまったときには思わず『awesome!』という言葉が漏れてしまいました(嘘です(笑))
5日目の夜はサーティフィケートパーティーを開催していただき、修了書とランクアップしたPHIJバッジを頂きました。今回シルバー聖闘士に格上げです(笑)

翌日にまた14時間程かけて日本に帰りましたが、飛行機や電車の乗継ぎで自宅に帰りついたのは夜の12時過ぎでした。
現在、夢のような時間が終わり日常診療に忙殺されながら、この感想文を書いています。最初にも書きましたが、たくさんの卓越した技術を見せていただきましたが、一番僕の心に響いたのはビジョンや信念の話でした。日本での日々の診療は甘くなく、やはり心が折れそうになる事も多いですが、歯の価値、健康の価値、それを生涯を通して患者に伝えていくという信念を旨に、このバイオハザードのような不健康ゾンビ達に立ち向かいたいと思います。(冗談がすぎて申し訳ありません)

最後になりましたが、今回このような素晴らしい研修を企画していただいたPHIJスタッフ、PHPの方々に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

わかみ歯科クリニック:小玉尚伸先生

PHIJ2019 Houston course 研修感想文

2010年のヒューストンコースに続いて2度目のヒューストンコースに参加させていただきました。2010年の時は課題も多く、参加者は毎日夜遅くまで課題に取り組む合宿のような研修だったと記憶しています。今回は、観光する時間もとっていただき参加者全体がリラックスした雰囲気で研修に参加できました。特に、中日のロデオ見学では、消防車に乗って入場行進に参加するといった一生の思い出を経験させていただきました。

研修では最新の歯科医療を学ぶことができました。

今回も盛りだくさんの内容でした。咬合、デジタル、代替医療、ダイナミックナビゲーション、バーサテクニックと10年前に学んだこととは隔世の感がありました。この10年の歯科医学の進歩は眼をみはるものがあり、私たち歯科医は常にアンテナを張ってその進歩を吸収しなければならないと感じました。特に歯科のデジタル化は急速に進んでおり、今後臨床に取り入れるべき課題であります。またMcGuire先生は開業医でありながら臨床研究施設となっており、根面被覆の治験を行なっていることには驚きました。歯周外科やインプラントがすでに確立した技術であり、今後はいかに低侵襲でムコグラフトのような生物代替材料に置き換えていくのかということを学びました。

研修へ要望としてはバーサのような最新技術を日本でも使えるように、和久田先生がおっしゃったようにハンズオンも取り入れていただければと思いました。

点と点が繋がって線となり、線と線が繋がって面となり、面と面が繋がってワールドワイドとなる。PHIJもそのようなワールドワイドのような組織になり、私は点としてそれを支えていきたいと思います。

研修に参加された特に若い先生方には大変刺激をいただきました。私のような老輩が研修について行けたのも皆様のおかげだと思い感謝しております。

最後にこのような貴重な機会を与えてくださいましたMcGuire先生,Scheyer先生.Rossi先生をはじめとするPHPの皆様、仲川先生、福田先生、岸本先生、そして宮本先生には本当にお世話になりました。また、コースディレクターの築山先生、内容の濃い研修を企画していただきありがとうございました。PHIJの年次ミーティングも楽しみです。またみなさん京都、グアムでお会いしましょう。

ササキデンタルクリニック:佐々木成高先生

PHIJAdvanced Course Houston Texas 2019 に参加して

2012年のオマハ・ヒューストン研修に参加して、早7年近くの歳月が経過した。

McGuire先生とScheyer先生が行なっているGlobal Standardの歯科医療を目の当たりにし、基礎から歯周病学を学び直す必要性を感じたので、PHIJ Basic course 2014に参加した。築山先生と宮本先生からは、Evidenceに基づいた歯周病学の基礎を分かりやすく教えて頂き、そのおかげで2012年のヒューストンで学んだ情報の整理をある程度はできた。だが、実際の臨床においてはまだまだ乗り越えないといけないハードルがいくつか存在した。

一番のハードルとして診療所のインフラ整備が焦眉の急であった。それを解決できる状況が生まれ、2018年4月にササキデンタルクリニックは全個室で研修室を設けた新診療所が完成し、新たなるスタートをスタッフと共に切ることが出来た。インフラ整備したことによる大きな変化としては、歯科衛生士と患者のモチベーションが向上し、歯周基本治療の結果が良くなってきたことである。同時期に歯科医師の村上先生と歯科衛生士の東さんに、PHIJ Basic course 2018に参加してもらい、その情報をスタッフがシェアすることで歯周病学の基礎を復習することが出来たのも相乗効果となった。そうした状況の変化の中、PHIJAdvanced Course Houston Texas 2019年では米国歯科医療の最新情報を勉強する機会に恵まれ、当院のレベルアップを図るには願ってもない研修となった。

今回の研修を受けて真っ先に感じたことは、一昨年のPHIJ Boston Course 2017で印象に残ったDigital Dentistryが更に進歩を遂げていたことである。本邦においてもこの分野は導入されてきてはいるが、全体の環境整備が良くないとEvidenceのある診療を行なっても再現性が乏しいのではないかと感じた。研修2日目には、歯内療法専門医のOfficeを見学し、補綴専門医のRomero先生のOfficeの見学と講義や実習を受講したことで、一流の専門医が連携することによりはじめて、Global Standardの歯科医療を提供できることを理解できた。その専門医の連携の中にあって、McGuire先生とScheyer先生のOfficeではEvidenceを創造しているのであるからなお素晴らしい!!

さらに、宮本先生のPHIJ Global Visionでは、STRATEGICPLANのU.L.E.S.H.Sの中でHaving10✖️Purposeについてのお話が一番印象に残った。

今後も、乗り越えなければならない高いハードルがいくつもあるが、克服できるように努力したい。同時に、日本に戻ってからは「Think Globally Act Locally」を実行し、一般市民の啓発を今以上に頑張りたい。

最後に、McGuire先生、Scheyer先生、宮本先生、築山先生、仲川先生、福田先生と参加メンバーの皆様には深く感謝いたします。特に、McGuire先生には、全米ロディオ大会オープニングの消防自動車に乗った入場行進に参加できるという、生涯に一度の貴重な体験をさせて頂き感謝の言葉もありません。

輝けGame Changer !!

皆様、ありがとうございました。

医療法人社団ササキデンタルクリニック
佐々木成高

日吉歯科診療所:井上陽裕先生

PHIJヒューストン研修2019を受講して

前回2012年にオマハ・ヒューストンコースを受講させていただき、6年半の月日を経て再びヒューストンに訪れることとなりました。この研修に参加できたことは私の歯科医師人生においてとても貴重な機会となりました。なぜなら、2012年当時は日吉歯科診療所勤務1年目で正直右も左もわからない状態でしたが、今回は私自身の臨床経験を通して研修を受けることができ、今後の自身の方向性も含めて色々と再考することができたからです。そして研修内容も前回とは一変しており、今回の研修におけるキーワードは「エアウェイ・咬合、デジタルワークフロー、チームワーク」だと感じました。

初日の講義では、まずDr. McGuire、Dr. Scheyer、宮本先生、築山先生から歯科医療従事者として診療・活動・様々なマネジメントを行なっていく上でのマインドセットについてお話しいただきました。先生方からの講義を聴講し、今回の研修の意義、今後を見通した心構えが理解でき、非常に気の引き締まるスタートを切ることができたと感じました。

また、Dr. Ryanのエアウェイについての講義では、今まで自分の診療の中であまり意識していなかった気道周囲の解剖学的構造やそれに伴うヒトの習癖、それに対する問診や口腔内外の診査について学ぶことができ、GPとして行う日々の問診・チェック事項の良い見直しの機会となりました。

翌日Dr. Romeroのオフィスを見学した際の第一印象は「清潔」です。院内技工所も含め院内の隅々まで整理整頓されており、Dr. McGuireのオフィスも同様ですが、患者が診療を心地よく受けられ、スタッフが心地よく診療できる環境が構築されていました。オフィスや研修室に入った際に受講者から「おぉ..」と声が漏れるほどでした。講義では、Dr. LamからCRを中心に咬合の基本的事項と咬合調整のハンズオンと実際に治療を受けた患者さんのインタビューがあり、個人的には今まで咬合について独学での勉強のみだったこともあり、非常に良い勉強機会となりました。Dr. Romeroの講義では咬耗が全顎的に認められる患者に対するインジェクタブルテクニックを使用したモックアップを含めた治療の全貌、またそれをデジタルワークフローに落とし込んだ治療の実際を教えていただきました。またDr. GutieからはDSD(Degital Smile Design)を使用した審美治療に関するデジタルワークフローについて教えていただき、Dr. Romeroの講義と同様に現行のマニュアルでの技工作業や資料採得がデジタル化していることと今後GPも含めデジタルワークフローの整理に取り組むことの意義を感じました。

テキサス大学訪問時にはDr. Srinivasから歯周病専門医との連携のタイミングについて教えて頂きました。またDr. Minからは新しい歯周炎の分類について講義していただき自分の中でより新分類に対して整理することができました。院内ツアーもしていただき、感謝しております。

その後のPHPでの講義はDr. McGuireによるCTG・FGGの講義、昨年のAAPでも講義を拝聴しましたがやはり長期経過を含んだ文献を引用したプレゼンは本当に圧巻で、現在までの方法とその成功率・生存期間、また新しい材料を使用した臨床研究のお話を聞くことができ、感銘を受けました。Dr. RossiからはGTRについての基本的事項を学び、Dr. Scheyerからはデジタルワークフローを中心に、サージカルガイドの作成過程やダイナミックナビゲーションシステムについて、また今日のレーザーに対する見解を教えていただきました。ガイドを必要としないダイナミックナビゲーションシステムについてはとても先進的で興味深いものでした。

そして全体を通して私が学んだことは、院内のスタッフ・院外のドクターやラボ・患者を含めたチームワークの重要性です。前回訪問した時よりPHP内のスタッフが増加していましたが、臨床研究に特化した部門などそれぞれの仕事がより細分化されており、より個々の仕事が具体的になっている印象を受けました。講義中や施術中に垣間見えるスタッフ間の信頼関係や患者への気遣いなど前回感じたことがさらにバージョンアップされているように感じました。これらを通してPHPに対して私は、「理念・ビジョンの共有→個々の役割を最大限に果たし続ける→患者との信頼関係の構築→治療結果の積み重ね→患者から信頼が得られることで患者がチームの一員となりより良い治療結果・スタッフの働きやすさ・臨床研究への取り組み→先を見据えたビジョンの再構築・継続的な行動→医院に関わっているすべての人または歯科界に還元」を体現し、日々再考・再構築し続けている医院だと解釈しました。とどまることを知らないDr. McGuire、Dr. Scheyer、PHPのスタッフや連携を取っている先生方の姿勢を肌で感じ、同じ歯科医師として考えさせられるところが多々あり、非常に刺激的で濃密な研修となりました。

今回は初日の観光やロデオの鑑賞などヒューストンの魅力を知ることができ、また受講者同士の交流の機会も要所要所にあったことが研修にメリハリをつけたと感じました。

最後になりますが、今回の研修に携わっていただいたDr. McGuireをはじめとする諸先生方、前回と変わらず献身的に全行程に同行してくださったシンディーさん、PHPのスタッフの皆さんそして我々の見学を受け入れてくださった患者さん、コーディネーター・サポートをしてくださった仲川先生・福田先生、名鉄観光の古屋さん、参加された先生方、皆さんに厚く御礼を申し上げます。

わくだ歯科:和久田一成先生

PHIJヒューストン研修2019に参加して

わくだ歯科
和久田一成

待ちに待ったヒューストン研修に参加することが出来ました。マクガイヤー先生のオフィスの素晴らしさを多くの方から聞いておりましたので、楽しみにしておりました。

今回の研修では2つの目的がありました。

1つは、エビデンスに基づいた歯周病・インプラント治療や最新の歯科情報をアップデートし、それらを実際の臨床現場で確認すること。

初日には、築山先生から日本のPHIJベーシックコースで学んだ理念の復習やDr McGuireからは「Success / Vision to Reality」、宮本先生から「PHIJ GLOBAL VISION」の講義がありました。今回の研修の最初に、歯科医療の理念の話を聞くことが出来たことは非常に良かったと思います。How toだけのテクニックを学ぶ研修ではありませんでした。

初日後半はDr Ryan Coulon「TAKING DENTISTRY BYOND SLEEP : AIRWAY」の講義があり、現在アメリカでは睡眠時無呼吸症候群がホットなテーマになっている事を知りました。またDrScheyerの「ComputerGuidedImplantDentistry」からは、テクノロジーの進化を感じました。前回のPHIJボストン研修で感じたデジタル化の流れは、アメリカではさらに加速しています。

もう一つの目的は、Dr McGuireの臨床を支える医院のシステムを確認すること。

素晴らしい臨床を行うためには、インフラが必要です。しかし、それ以上に大切なのはスタッフです。PHPの診療室でスタッフがどの様に働き、コミュニケーションを取っているのかは、非常に興味がありました。そして、スタッフはどの様に患者に接し、コミュニケーションを取っているのか。何故なら、わくだ歯科でも大きな課題だからです。

初日にオフィスに入り最初に感じたのは、5Sが徹底されていることでした。各部屋は整理整頓されており、無駄な物は見当たりません。綺麗な絵画や美術品が至るところに飾られてあります。雰囲気からPHPのレベルの高さを肌で感じることが出来ました。

最終日のフェアウェル・ディナーで秘書のシンディーさんから色々な話を伺うことが出来ました。その中で「私がボスよ!」と話されました。Dr McGuireの最高の臨床は、この様なスタッフに支えられていることを実感しました。

私たちを快く受け入れて頂きましたDr McGuire、スタッフに皆さん、コーディネーターの宮本先生、築山先生をはじめ多くの方々の尽力により実現した素晴らしい研修でした。係わって頂きました全ての皆さんに感謝致します。また、参加者された先生方とも情報交換が出来、楽しい時間を過ごすことが出来ました。今後のPHIJの活動を、益々期待しております。

ありがとうございました。

わくだ歯科:和久田治美先生

PHIJヒューストン研修2019 に参加して

わくだ歯科
和久田治美

2019年3月1日から9日までのヒューストン研修、多くの方のお世話になり無事に終了することができありがとうございました。

私にとって2016年にサン・ディエゴのAAP参加、2017年のボストンのAAP参加に続いての3回目の海外研修になりました。

どの研修も内容が豊富で、いつも大満足で帰国しますが今回は今まで以上に素晴らしい研修になりました。PHIJの研修は診療技術の向上だけでなく、診療理念を大切にされているところにも共感出来ます。
今回、ヒューストンに到着してみて、研修に参加されている日本の先生方の年齢層が若くなっている事にまずは驚きました。そして、若いうちからこのような研修に参加できる事を大変羨ましく思いました。これからももっとたくさんの若い先生方にこのような体験をして頂き、日本の歯科医療の発展に寄与していただければと思います。
さて、今回私はこの研修に参加するにあって、一つ目的がありました。それは2016年のサン・ディエゴ研修の時のマクガイヤー先生のレクチャーで大変興味深いものでした。そのテーマは”What’s Next?”3年過ぎた今、何ができるようになって、何がまだなのか、それを知ることができればと思いました。

3年前もそして今回もマクガイヤー先生は仰りました。“一番最初のものは実用化されない。しかしそれが10倍になった時にすごいと感じるのであれば、それは必ず実用化される。それを見逃さないようにしなければならない”

今回の研修のテーマはいくつかあったと思いますが、その一つがデジタルデンティストリー。
デジタルの進歩により世の中は急速に変化しつつあります。私たちは乗り遅れないようにしなければなりません。

治療計画からインプラントの植立、最終の補綴物装着まで全てがデジタル化された症例を数例見ることができました。その中でガイドを使用しないナヴィゲーションシステムはもっとも最新のシステムでしょう。

日本でもモリタとソフトバンクが共同でMRの技術を用いてのオペレーションシステムを開発中と聞いています。世界のデジタルデンティストリーの発展、本当に楽しみです。

また、興味深かったものの一つにサイナスリフトの手術がありました。マクガイヤー先生は従来のオープンテックニックでサイナスリフトされましたが、シャイヤー先生は新しいバーサーバーを使用してサイナスリフトされました。バーサーバーを使用することで骨組織を集めながらサイナスリフトしていくのは患者さんにとっても負担が少なく、術者にとっても経験があまり必要でないかも知れません。

ウォータレーザーも興味深いものでした。インプラタイティスの治療に使用されていました。治験中で結果がどうなるのか、今後の展望が楽しみです。これもナビゲートするのはアプリでここにもデジタルが活用されています。

デジタルスマイルデンティストリー(DSD)も興味深いものでした。顔面と調和した歯列、スマイルをデジタルでまず確認しそれに基づいて治療計画を立て、施術する。患者さんにとってどのような術後になるのかをあらかじめ知ることができるのはとても有益です。日本でも早く実用化できるようになると良いと思います。

今回本当にたくさんのライブオペ、オペ見学を用意して頂き、世界一流の手技を見せて頂きました。
マクガイヤー先生の経験の豊富さ、ハプニングがあっても切り替えられるのは経験がなせる技でしょう。シャイヤー先生の将来的な展望に立った知見と手技、お二人の先生のいいところをたくさん見せて頂きました。

ロメオ先生のオフィス見学、ラン先生の咬合のレクチャー、UTHouston見学ミン先生の新しい歯周病の分類のレクチャーと本当に盛りだくさんのプログラムでした。

私たちはこれ以外にもマクガイヤー先生から診療理念、患者利益、医院のマネージメントなどを学びました。PHPのオフィスは5Sが徹底され、スタッフはどの職種にしてもプロフェッショナルとして勤務されていたように思います。

さて、これからの歯科医療ですが、口腔内の健康だけでなく全身の健康にフォーカスされていくと感じました。先生方からなんども出てきた言葉がAir Wayです。日本は特にそうですが超高齢化社会を迎え、口腔機能、それに関連する呼吸、食の機能を維持することが日米を問わず、今後の課題となっていくでしょう。

最後に宮本先生、築山先生、仲川先生、福田先生、岸本先生、本当に素晴らしい企画をありがとうございました。
また、これからの企画もたくさん準備されているようで本当に楽しみです。今後のPHIJのご発展を心よりお祈りしております。

グリーン歯科クリニック:松本ゆみ先生

PHIJ Houston研修2019 を終えて

グリーン歯科クリニック
松本ゆみ

思いの外寒いヒューストンでの研修でした。はじめは9日間ということで、長い研修だなと思っておりましたが、研修中、「あれ、もうあと何日しかない」と気づいて短く感じることにびっくりしました。それくらい、連日エキサイティングな内容でした。Dr.McGuire,Dr.Scheyer,宮本先生、築山先生、仲川先生、福田先生、スタッフの皆様おかげで、素晴らしい研修をさせていただくことができました。
研修内容は何れも大変興味深く、とても勉強になりました。歯科衛生士さんと話す機会も貴重でした。
研修4日目に連れて行っていただいたロデオショーも素晴らしかったです。間近に見るロデオはすごい迫力でした。カウボーイハットを被って消防車に乗っての場内一周は皆んな大興奮でした。二度とできないような貴重な機会でした。
先生方が我々のためにどれだけ時間をかけて準備をしてくださったのだろうと、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、この研修のために英会話を学んできた私の拙い英語を一生懸命聞き取って、そしてゆっくり話してくださったMcGuire先生とScheyer先生。お二人の優しさがとても嬉しかったです。
いつも思うことですが、この研修の素晴らしさは、内容はいうまでもありませんが、御指導下さる先生方の魅力的なお人柄です。また、共に学ぶ先生方も素敵な方ばかりで、終始楽しい気持ちで研修できましたし、先生方からも沢山のことを学ばせていただきました。
このご縁をずっと続けさせていただければ嬉しいです。

このはな歯科医院:吹田猛先生

◆PHIJ2019に参加して

PHIJベーシックコースを2年前に受講しました。当院歯科衛生士と一緒に参加したこのコースでEBMに基づいた最新の歯周病学について学び、受講中に開催された米国歯周病学会ボストン研修に参加して世界標準の歯科医療について触れました。他人から聞く二次情報ではなく、自ら海外に行くことで得られる一次情報がとても大事だと実感したので、今回のヒューストン研修にも参加しました。

PHIJアドバンスコースとして位置づけられた今回のヒューストン研修は、私に次の一歩を踏み出させてくれる内容でした。
高名な歯周病専門医であるDr.McGuireのオフィスに足を踏み入れた時、広さに圧倒されたのはもちろんのこと医院の清潔さ、スタッフの笑顔、ゆったりとした時間の流れを感じる雰囲気の中での高度な歯科治療を観て、自分の創っていきたい歯科医院像が具体的に湧いてきました。Dr.McGuireによる初日のVision to Realityの講義でそれがより強化され、自分がどういう方向に進みたいのかをヒューストン研修中ずっと考えていました。
講義の内容は歯周再生療法とインプラントに止まらず、咬合の話や自分の医院でも取り組み始めたAirwayの話も聴くことができ、診査診断にもっと生かしていきたいと
思いました。Dr.ScheyerによるDegital Work Flowの講義やDynamic Navigationの講義とライプサージェリーは私には新鮮で、自分自身がその恩恵に授かるのはまだまだ先だとは思いつつも、世界の最新の治療方法を直に観ることができたのはとても貴重な経験だったと感じています。
また、ライプサージェリーをたくさん観させて頂けたことはとてもありがたく、自分の医院でもより良い体制でオペができるように医院のシステムを変えていきます。オペを観ながら、セミナールームで他の先生と意見交換もできたので、さらに学びが深まりました。

毎回思うことですが、PHIJに参加される先生は皆、志が高く、「NO!」と言わず、患者さんにとって良い医療とは何かということを常に自らに問い続けている方ばかりでとても刺激を受けます。Dr.McGuireのホスピタリティ溢れるオフィスに集い、学び、ディスカッションできたことで気持ちをより新たにすることができました。

最後に、本研修を企画して頂いた宮本先生、築山先生、Dr.McGuire、Dr.Scheyer、welcomeな雰囲気が素敵なCindyさん、きめ細かなサポートをいつもして下さる仲川先生、福田先生、岸本先生と、受講生の皆様に感謝致します。ありがとうございました。また一緒に学ばせていただけることを心から楽しみにしております。

大森歯科メンテナンスクリニック:大森寛之先生

いよいよ、始まったヒューストンコース。

PHIJのイントロダクションの話を聞いただけで、ワクワク感、心が踊る感覚を得ることができました。理想からのビジョンの描き方、真の患者利益の歯科医療の追求に尽力をし、保険制度にとらわれることなく、健康観と価値の創造を行なっていく大切さを理解し、改めて方向性を理解することができました。
今回のセミナーに参加するにあたっての目的は二つありました。
一つめは、今までPHIJで学んで来たベース、EBMを構築されて来た先生方の診療を肌で感じ、世界の歯科医療をみて今後の歯科医療に活かすこと。
もう一つは、今まで学んで来た点を線に結び未来を作る第一歩にするためです。理想を現実のものにしどう日々の診療に落とし込むかを考えるためです。

初日にPHPに訪れた際には、粋なおもてなしがありました。テキサス、ヒューストン、ロデオの街、各テーブルにはハットのプレゼントが用意されておりました。
そして、Dr.McGuireからの講義で、成功とは何かとの話を聞きました。
そこには、集約されたメソッドがある様に感じました。歯科医師として、技術やスキルの追求だけではなく成功に導くものは人であることを学びました。
それらは、PHPに訪れてわかりました。勤務されているスタッフは我々を快く受け入れてくれて、一週間不自由なく勉強することができました。感謝しています。
ここからは、良きチームワークを感じる事ができました。
それらは、診療にも現れていました。ライブオペや診療風景の見学では非常に洗練された組織を見ました。
患者さんの利益のた為にリーダーの元、各人がするべき仕事を行なっている様子です。
さらに講義では、臨床とエビデンスに基づいた素晴らしい治療の成果を見る事ができました。まさにこれが真の医療であると思いました。長く蓄積された、データの元、常に新しいチャレンジをされている姿は凄かったです。
そしてもう一つ、自分自身がgame changerになる事です。
過去の成功や制度にとらわれる事なく、常にbestを追求する姿勢を持つ事です。
ここに来てわかったことは、日本ではあまり感じる事ができない歯科医療の変革です。テクノロジーの変化、患者さんの健康感の変化、世界レベルでは大きな変化が起こっていました。
また今回のコースでは、ペリオだけではなく、補綴、DSDとあらゆる側面からアメリカの歯科医療を見る事ができました。
医療には国や地域で大きな差があってはいけないものだと思います。特に先進国の日本で大きく取り残されている感覚を受けました。
制度や環境の責任にする事なく、自分がするべきことを見つけ、学術や技術を深く掘り下げていきたいと思います。
最後に、受講生の皆さんと過ごす時間はとても有意義な時間になりました。
私自身や医院の悩み、相談事には親身に対応していただき、良いアドバイスをいただく機会がとても多かったです。
そして、過去にお会いした事がある先生方が多くいる中で、常に変化をし、行動を起こされている姿に改めてパワーをいただきました。
自分の歯科医師人生は8年目を迎えました。患者さんの為に今まで頑張って来ました。足りない部分は多くあることも理解しています。これから5年、10年と先の目標を具体的に掲げ、現在から未来、未来から現在を見つめ常に今するべきことを理解し、行動をしていきたいと思います。
今回、この様な大変貴重なコースを用意してくださったPHIJに関わる全ての人に感謝をし、さらなる研鑽を積んでいきたいと思いす。ありがとうございました。

大森歯科メンテナンスクリニック
大森寛之

くぼ歯科クリニックこども歯科クリニック:久保慶朗先生

ヒューストンコースを終えて

PHIJの海外研修、オマハに続き参加させていただきました。
豪華な講師陣に囲まれ、オーラルフィジシャンとして実践されているすばらしい先生方に囲まれ、自分の進むべき道に再び戻していただき、これからのvisionを考え直すいい機会を与えていただきました。日本にいて診療室にこもってしまうと、閉鎖空間、閉鎖環境に入り、自分の意志が弱ければ、社会に飲み込まれてしまう。自分のvisionをしっかり持ち、core purposeが確立している先生方とお話ができただけでも、この研修会に参加してよかったとまず思います。
McGuire先生のお話を聞き、日本の研修ではない医療哲学から学ぶ研修会は、OPセミナーで受けた衝撃が再びよみがえってきました。日本の研修では、学術的なことやHow-toを教わることが多い。いかにも治療型をたたきこまれます。その根底に患者利益があり、自分の歯を永続的に持たせるということが含まれているだろうか?保険診療という現実がある中で、それをベースとして考えてしまう自分がいました。強い信念を持ち直し、医院づくりをしていきたいと思います。またMcGuire先生のオフィスでの受付・歯科助手・歯科衛生士とのよい関係性に感動を覚えました。

Ryan先生のAirwayについての講義は、まったくその視点はありませんでした。
You can only see what you know. You can only treat what you see.
まさにその通りで、新たな視点を持つことで、診療への関わり方が変われそうです。Benn先生がその視点をお持ちであれば、ぜひ連携したいと感じました。

今や、デジタルの時代。最新の医療を目の当たりにしたとともに、臨床研究を行っている現場を見せていただき、感激でした。どのようにエビデンスに基づく医療を日常臨床で行っているのかを肌で感じることができました。

テキサス大学を見学させていただいたときに、ある先生方から日本はメーカー主導だという視点を教えていただきました。滅菌システムをはじめ、医療機器の各々。人の意見に左右されることなく、きちんとしてエビデンスを自分の目で確かめることの大事さを学びました。クレイトン大学でも思いましたが、学生教育の質がまるで違う。技工室や講義室を覗くだけでも伝わってきます。日本も独自の教育にこもるのでなく、世界に肩を並べた教育をしてほしいものです。

最後にこの研修に参加できたことを、スタッフに、父に、何より家族に感謝します。

くぼ歯科クリニックこども歯科クリニック
久保慶朗

りょうき歯科クリニック:米田晋也先生

この度は大変有意義な研修ツアーに参加させていただきありがとうございました。
今回のツアーはPHIJ Basic Course終了直後ということである意味卒業旅行的なノリで同期の先生と申し込んでしまったところがあり、正直どういった内容が学べるのかよくわからないままの参加ということで期待と不安の入り混じったスタートでしたが結論から言うと参加して大正解でした。
有益な内容が盛りだくさんだった中で特に印象的だったものをいくつか挙げると
・レーザーを応用した歯周治療や新たな根面被覆材料に関して医院の中でエビデンス確立のための臨床研究がなされておりそのライブサージェリーを目の当たりにできたこと。
・歯周再生治療、根面被覆、サイナスリフト同時インプラント埋入などあらゆるライブオペにおける術者、アシスタントのスムーズで無駄のない動き。
・サージカルガイド不要な最新のデジタル技術を駆使したインプラント埋入手術の講義とライブオペ
・デジタルスマイルデザインの臨床応用に関する講義とライブオペ(クラウンレングスニング手術)
・Min Seiko先生の歯周病新分類に関する非常にわかりやすい講義
などがあります。
その他NASAの見学、ロデオ鑑賞など貴重な体験もさせていただきました。
そしてマクガイアー先生、シャイアー先生をはじめとした講師陣の先生の一つでもいいから日本に持ち帰って明日からの臨床に役立ててほしいという熱意の伝わる姿勢には胸を打たれました。またすべての講義の通訳をしていただいた築山先生、宮本先生、岸本先生大変ご苦労様でした。ツアー全般を仕切ってくださいました仲川先生、古屋さんほか現地スタッフの皆様には感謝しかありません。
最後にともに1週間という時間を共有できた受講生の先生方との出会いは大変刺激となりましたし、今後も大切にしていけたらと思います。
また次回アドバンスコースが企画されることがあればぜひ参加したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

りょうき歯科クリニック
米田晋也

ササキデンタルクリニック:村上直志先生

PHIJ ヒューストンコース感想

ササキデンタルクリニック
村上直志

今回アドバンスコースを受ける経緯は、PHIJベーシックコース2018を受講する中で是非受講したいと思い参加させていただきました。私にとって初めての海外研修でしたが、全てが“すごい”というのが率直な感想です。
今回は開業医2医院(PHP,HDEC)とヒューストン大学を見学できました。内容は私にとってはかなりボリュームがあり、PHPでの歯周外科、インプラントだけではなく、最新のデジタル化システム、ライブオペ、また、iMcの話もとても興味ある内容でした。さらに、HDECでは、補綴の講義とハンズオン、ヒューストン大学では歯周病新分類の講義から、専門医と開業医がどのように連携して行くべきか、についての講義でした。研修中は毎日、最先端の技術を体感でき、刺激がありました。
開業医どちらの医院もかなり大きく、院内はかなり整理整頓されており日本の歯科医院との差に衝撃的でした。大学では歯学生や衛生士がどのように日常を送っているかを聞くと、日本とは全く違い、ここでも差を感じました。
PHPでは、McGuire先生、Scheyer先生の世界基準のオペも見学できました。
手術の手際の良さはもちろんですが、アシスタントとの呼吸が素晴らしく、とてもスムーズに行われていました。HDECではアシスタントは、オペはできないものの症例発表や術式の説明はドクターとほぼ同等なレベルでき、その人なしでは仕事ができないくらいとドクターがいうほどレベルの高いものでした。
このスタッフ教育システムにも学ぶべきことが数多くあるように感じました。
現時点で世界基準の治療を実際肌で感じることができて非常に勉強になりました。
一つ一つ書くと膨大な量になりますが、日本でも今の気持ちを忘れないようにしたいです。そして、全て取り入れることはできないですが、より高い水準を目標に診療して行きたいと思いました。

西村歯科 LiCCA心斎橋インプラントセンター:秦哲秀先生

PHIJ Houstonコースは私にとって、大変有意義な時間でした。
McGuires先生のオフィスは、豪華絢爛なものではありませんでしたが、ちりひとつないことへの感動がありました。
どうしても、設備や、手技に目が行きがちですが、清潔であることの大切さが伝わりました。
講義やライブオペも充実しており、大変刺激になりました。
ウェルカムパーティーからロデオ観戦、修了式など細部に渡り気を使っていただき、私も他人に対してそうありたいと学びました。
Dr.Minseikoや普段会えない人、行けないところへの見学は、この会ならではと思います。
参加者の先生方もいい人ばかりで、新しい仲間ができて嬉しいです。
築山先生に誘っていただき、重い腰を上げて参加した会ですが、本当に参加してよかったと、心から感謝しております。
今後もPHIJに参加したいと思います。

西村歯科 大阪 金剛本院診療所:的場正伍先生

今回私は初めての海外研修でとても不安がありました。
しかし非常に内容が充実しており、とてもわかりやすい通訳もしてくださるので興奮が勝り不安をわすれてしまいます。
そして何よりPHIJにはフレンドリーな講師の先生方や受講生が多く、勉強時間外もとても楽しく過ごすことができました。
本コースでは手技的なhow toを主に学ぶだけのようなものでは全くなく、現代の歯科に本当に求められる真の価値とは何なのか、その価値の創造がどれほど大切で、その大きな大義の上にシステムそして手技が乗ってくる事の重要性を終始意識する事ができました。
講義だけでなく、ライブオペで日本では教科書や論文でみているような先生を実際に目の前で見ることができるのは非常に刺激的でした。
また最新の歯周病分類についても学ぶ事ができ、大変勉強になりました。
まだまだ日本では例えば健康のためにやせる、健康のためにタバコをやめるというのは理解する人はいますが、健康のために歯を治すまたは歯科に継続来院するという価値は伝わりきっていないというのが現状だと思います。
しかしMTMとういう芯を学び、その芯を中心に続けてくる事で確実に自分たちの関わる患者や医院の変化を感じる事ができるようになってきました。
歯の価値はもっと高い、この価値を私たちがもっと発信していかなければならないと強く感じました。
そしてそれには関わるスタッフ全員のチーム力が必要不可欠だと思います。
ここでの学びや経験、刺激を日本にしっかりと持ち帰り、今後も発展し続けるPHIJと共に私も発展し続けたいと思います。
綿密に組まれたプログラムから、細かい気遣いまで本当に楽しく学べたあっという間の1週間でした。
ありがとうございました。

2018 ベーシックコース

活動報告

2018年ベーシックコース

開催概要

開催概要はこちら

感想文

ササキデンタルクリニック

歯科医師 村上 直志

私にとって、この一年間はかなり充実していましたが、日々プレッシャーとの戦いでもありました。
診療をしながら論文をこなし、症例検討を行うことをしたことがなかったからです。
そして代診として医院を代表してセミナーに参加していたので責任感もありました。
大変でしたが、それ以上に得るものはたくさんありました。得るものがありすぎて消化不良にならないように必死でした。
何より歯周病に向き合う姿勢が大きく変わりました。
そして、歯周治療の重要性をセミナー受講して帰るたびにその熱量で患者さんに伝えても中々伝わらず、そのギャップに悩む毎日でした。
しかし、ここで良かったのはこのセミナーでは衛生士さんとタッグを組んで受講できたことでした。MTMにおいて、衛生士さんは非常に重要なポイントとなる存在です。患者さんとのラポール形成はドクター以上に上手で学ぶ事も多くありました。
そして、衛生士さんも豚学実習でお互いの役割とドクターが行う処置を再度確認できたと思いました。
私たちは、もともとMTMを導入している医院からの参加でした。医院がMTMを導入している医院と、そうでない医院とでは悩みは違いましたが、やはり共通なのは「患者のモチベーションをいかに継続させるかの難しさ」だったと思います。これは、私たちの医院全体で議論をして行く必要がまだまだあると感じています。
また、講師の先生方の講義はとにかく私にとって刺激的なことばかりで、毎回二日間にわたる講義でしたが、刺激的すぎて疲れなど一切感じることなく本当に早く時間がすぎて行きました。まだまだ沢山のエビデンスやスキルをそばで感じたいと思いながらコースを終えました。自分も開業したら、改めて参加したいと思っています。
この一年間で得たことを活かし、自身の技術も向上できるよう努力し、医院一丸となって患者さんと真摯に向き合って行きたいと思います。
ありがとうございました。

歯科衛生士 東 恵梨奈

今回PHIJベーシックコースを受講し、私にとっての歯科衛生士としての在り方が変わった気がします。1つは私対患者さんの関わり方です。築山先生のギアモデルに合わせて患者さんを診ていくと、患者さんはどのように歯周病が進行していってしまうのかが想像しやすくなりました。目の前のプラーク・歯石だけをみるのではなく、それらにまとわりつく宿主因子や生活習慣因子を患者さんから聞き出せられる情報が多いほど、歯周病の重篤度をイメージしやすくなりました。今までのメンテナンスは、プラークコントロールに集中しがちでしたが、その患者さんにとって何がリスクになっていているかを考えることで、テイラーメイドのメンテナンスプログラムを行うことができるようになりました。情報を聞き出すことも、患者さんとの会話になり充実したメンテナンスを行うことができるようになりました。
あともう1つは、今回PHIJベーシックコースに参加された他の歯科医院の方と接することで、自分の医院にとっての私の在り方というのも考えさせられました。今回参加したことで1番私の心に残った回が、最終回で行われた各医院の最終発表です。他の医院がMTMを導入し実施していく中で、医院内で話し合ったこと、努力したことを発表してもらいました。各医院で取り組んだことは様々で、悪戦苦闘した医院もあったみたいですが、でも最終発表のときにはしっかりと形になっていて、感銘を受けました。そして、その医院が変化していく中で中心となっているのが歯科衛生士でした。当院はMTMを導入してから何年もたとうとしています。去年医院を移転し個室化が実現しハード面の問題は解決しました。しかしソフトの面は問題が残ったままです。もちろん今までも話し合いはしてきましたが、ベクトルが違う方向に向いていれば解決はできません。今回の皆さんの発表を聞き、歯科衛生士の熱い気持ちと、院長先生の思い切りが改めて大切だと感じました。変化のない状態は安定しているのではなく、危険な状態だと感じた最終発表でした。
症例発表は、私が初診から今まで熱意をもって診てきた患者さんでした。みなさんとディスカッションをしてシェアできてとても勉強になりました。今後の課題もありますが、患者さんと向き合って、楽しく真剣に、メンテナンスへ移行していきたいと思います。

PHIJベーシックコースに通うことで、たくさん勉強し、たくさん経験し、たくさん吸収し、たくさん色んなことを感じた1年間でした。毎回行けば新しいことを学べて発見できて楽しく勉強することができました。なにより他の医院の方からいい刺激を受けることができ、歯科衛生士としても成長できた気がします。
また皆様にお会いできるときは、ますます成長した自分でいられるよう頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

高屋歯科医院

院長 高屋 翔

PHIJベーシックコースを受講して、いままでにない新しい可能性を秘めている勉強会だと感じました。私は、いままでさまざまな勉強会に参加し研鑽してきました。しかし、ここまで幅広く知識を論理的かつ系統的に網羅している勉強会は他に類をみません。メディカルトリートメントモデルを軸とした医療哲学の教育に始まり、歯周病学の基礎知識から応用展開まで、築山先生の機知に飛んだ会話でとても楽しく拝聴することができました。学生時代にこういう教育があれば日本の歯科ももっと良い方向に向くのでは・・と思うくらいです。また歯科衛生士も同行して教育を受けるというのはとても面白い試みだと感じました。しかしながら同行スタッフは1名なのが少し残念です。3月にヒューストンコースにも参加させていただき世界の歯科医療を身を以て体験してきました。今後も研鑽する機会があれば是非とも参加させていただきたく思います。1年間ありがとうございまいした。

歯科衛生士 岩﨑 楓

セミナー全体を通して、どの内容も興味深く学ばせて頂きました。このような素晴らしいセミナーに巡り合い、参加できたことに感謝しています。

セミナー1日目の内容は歯科衛生士3年目の私にとって、とても衝撃的で、歯科衛生士としての考え方が大きく変化した内容でした。
メディカルトリートメントモデルを5月から始め、唾液検査や口腔内規格写真、エックス線規格写真など患者さんの情報収集をするようになりました。今までそのような習慣がなかった私にとって慣れない毎日が続き、メディカルトリートメントモデルをすることに満足するようになっていました。その時、つきやま歯科医院歯科衛生士の矢野貴子さんと出会い、伺ったお話の中で、メディカルトリートメントモデルは手段であって目的ではないことに気づき、その集めた情報から何を読み取って、考え、患者さんにどう伝えるかということが歯科衛生士として大切だと感じました。そして、先生方や歯科衛生士の方々とお話する中で歯科だけの知識だけでなく、患者さんと向き合う誠実さや熱意、そして伺ったお話から自分が歯科衛生士として目指す姿や目標を見つけることができました。

セミナーが始まってから福岡でPHIJ2018の皆さんと勉強するのが私の楽しみになり、セミナーの日が毎月待ち遠しかったです。9ヶ月間でしたがあっという間に終わり、私にとってとても充実した9ヶ月間でした。PHIJ2018ベーシックコースは終了しましたが、私にとってはここからが本当のスタートになります。この素晴らしい経験を臨床に活かし、日々邁進していきます。

これからの長い歯科衛生士人生で歯科衛生士という仕事の価値を噛み締めつつ、メディカルトリートメントモデルを通じて患者さんの健康価値を創造できるように研鑽していきたいです。

最後に、9ヶ月間に渡りお世話になった、築山鉄平先生、宮本先生、福田先生、岸本先生、仲川先生、原田先生、矢野貴子さん、つきやま歯科医院のスタッフの皆様、各メーカーの皆様、PHIJ2018の歯科医と歯科衛生士の皆様には深く感謝致します。

今泉歯科

歯科衛生士 関原 愛

私が歯科衛生士を目指し、学生時代「歯科衛生士に虫歯は治せないけれど歯周病は君たちが治すんだ。」とペリオの教授から教わり、それから○十年歯周病治療に特化した歯科衛生士でありたいと、今まで取組んできました。
しかし、これまでの衛生士人生に先輩衛生士がおらず、日々試行錯誤しながら全て私流で進めてきました。治療に対してはある程度の成果は出せるようになったものの、それは経験的に自分の感覚で得たもので、いざ後輩衛生士を育成しようと思っても根拠もなく正しいテクニックを伝えられずに悩んでいました。
PHIJセミナーではMTMをベースとし、ペリオについて一から学ぶことが出来ました。その当時良いとされていた事でも、時代の流れと共に考え方も変化していることもあり、特に『ギアモデル』はとても勉強になりました。今まで一律に行っていたメインテナンスでも、個々に原因やリスクの違いがあることを知りテーラードメイドのプログラムを立案しなければならないことがわかりました。
テーラードメイドのプログラム作成に必要な検査、データ収集、記録もこれまで怠っていた点で、せっかく1つの医院に長期勤務し、長期症例を沢山抱えているのに、これまた自分の感覚でしかわからないものにしてしまっていたことを残念に思います。今回検査や記録、診断の方法を教わり、医院のシステムとして導入することができたので、まだまだ課題は山ほどですが、徐々に根付かせていけたらと思っています。
PHIJセミナーに参加し、この歳になって勉強することが楽しいと感じました。今後はスタッフ育成のため今回学んだ事をハードルは高いですが築山先生っぽく皆に講義してみたいと思います。
「食べることは人を良くすること」0歳から最期までおいしく食べることのできるお口づくりのできる医院とし、地域の方々、スタッフから愛される医院づくりに貢献できるよう残りの衛生士人生、力を注いでいきたいと考えています。

PHIJの衛生士部門があればぜひ参加したいです。そしてPHIJをベースにこちらの地域でも勉強できるような支部などがあるとありがたいです。

2018メンバーの皆さまは本当に明るく、毎回楽しみでした。セミナーは終了してしまいましたが、またPHIJを通して皆さまにお会いできる機会があれば嬉しいです。

長いようであっという間でしたが本当にありがとうございました。

新田歯科クリニック

院長 新田 成人

2018 PHIJ Basic courseを受講して

築山先生の講義から「無形資産」のお話しがありました。質の高い予防と治療「予測医療」を持続するために自分自身と医院自体また、院内全員が哲学を持つことが大切である。そして何よりもこういう事から人生が豊かになり幸せに生きることにつながる。
宮本先生の講義の中では、「PHIJはただの研修会では無い。PHIJは人間力である」価値の創造を実践していく上で教育こそ重要である。
仲川先生の講義では質の高い予防と治療を持続するためには、Dr、DH、DA、保育士、栄養士、医療にたずさわる全てのマンパワーがそれぞれ自律し役割を遂行する必然性、を多彩な比喩!で表現して頂きました。
福田先生、岸本先生、原田先生、歯科衛生士ベッキーさんからは、包容力の中に厳格で正確な言葉で歯周病の講義や各医院の症例や仕組みに批評とご指導を頂きました。そして、つきや歯科医院の方々理事長先生をはじめ野間先生、中島先生、歯科衛生士、DA、宮越さん、メーカーの方々の惜しみないご配慮とご支援のもと研修に集中できましたこと大変感謝しております。
PHIJの講師陣の講義とSkill、哲学、情熱をもっと感じとりたいと思いながら、PHIJに参加するときは同行衛生士といつも楽しみ(ドキドキ)にして楽しん(ワクワク)でいました。
ただ研修課題の論文抄読発表という試練(?)では(本来はroutine work)日々の診療に追われ忙殺されている脳を一時的ですが正常に戻せたのですが、しかし、日々論文を読むことが出来て無いのが現状です。今回のBasic courseでは北海道、東北、関東、中部、関西、九州と全国津々浦々より参加がありました。色々な人間と交流することができました。第1回目の懇親会1言スピーチで、PHIJに参加すると何故かホッとする(過去3回参加・常に先輩や参加者が親身になって応えてくれる)。色々な先生や医院を疑似体験したい。この思いで研修に臨見ました。このPHIJ研修では医師衛生士垣根なく自分のライフステージの中で懸命に人生を歩んでいる。そんな一体感を個人的には強く感じました。ただ一定の達成感はあったもののもっと色々な意味で共鳴したいという考えが強く湧き上がってきました。2018年の同期の方やPHIJ関連を通してまだまだ生涯かけて色々なことに臨みたいと考えるようになってしまいました。そして、PHIJには「PHIJの宝である歯科衛生士同士の絆」も強く感じさせられました。これもPHIJの醍醐味なのかと実感しました。衛生士同士が全国の仲間と切磋琢磨するなんて!そんな感覚です。また、研修期間中に築山先生と野間先生に第一子が誕生し、高屋先生と村上先生が結婚するお祝い事もありました!
PHIJには、様々な偶然と必然が常に存在して人と人がつながる、脳内思考がつながる、治療につながる、人生も共鳴できる、つなげるのではなくつながるんだと感じました。
今後は関わり合えた全ての医院にスタッフと共に伺い交流と郷土料理の両方を堪能する予定です!(その際はよろしくお願い致します。)
PHIJ関連の皆様今後とも宜しくお願い申し上げます。

歯科衛生士 滝田 千枝子

今回PHIJを受講させていただいた時はあいにくの台風で通常の講義等は聞くことができませんでしたが、鉄平先生の時別講義を聞くことができました。
鉄平先生が留学から帰国しその後のつきやま歯科の予防への取り組み、つきやま歯科の変遷とその苦難の道のりの話はとても興味深く、共感することばかりでした。
徐々に個室化し環境を整え、スタッフの結婚などのライフステージと衛生士の勤務スタイルの変化の中で、スタッフと医院の成長を知り、とても参考になりました。
今の新田歯科の問題やたくさんの課題を見出すことができましたし、解決の糸口もみえてきました。
鉄平先生もお話ししていましたが、セミナーに参加した者とそうでない者の温度差があるというのも実感していまして、院長を含め澤木からもスタッフに伝えていけるように医院全体が同じ方向を向いていきたいと思います。
今回は受講する機会がほとんどなく残念でしたが、また機会がありましたら受講させていただきたいと思っております。

PHIJの参加をきっかけに院長先生と鉄平先生のご厚意によりつきやま歯科にて患者としてMTMを受けることができたことも貴重な体験となり多くのことを学ばせていただきました。
つきやま歯科のスタッフのみなさまのあたたかい雰囲気、多くのことを学ばせていただいた歯科衛生士の濱本さん、小松さん、お忙しい中ありがとうございました。
また来たい、この人にメインテナンスをし続けてもらいたい、と思いました。

今回のようにPHIJを通して様々な医院が繋がりをもち、情報交換や症例検討会などが実現できることを楽しみにしております。
また今回私がつきやま歯科で患者として学ばせていただいたように、今度は逆の立場に立つことのできるように志をもって歯科衛生士として働いていきたいです。
「患者さんに寄り添った患者利益の実現」目指し日々精進していきます。

歯科衛生士 澤木 美鈴

この度は、PHIJに参加させていただきありがとうございました。
ここまで歯周治療に特化をしたスタディーコースの受講は初めてでした。
ただ講義を受講するだけでなく、実習ではつきやま歯科の衛生士さんに直接ご指導をしていただき、皆さんの技術知識引き出しの多さに、私もこのような歯科衛生士になりたいと目標とさせて頂いております。
コースを通して症例を診ていく中で、自分が今まで臨床で診てきたことは間違えではなかったですが、ほんの一部分だったことがわかりました。
当院もOPセミナーを受講していたので、MTMについてや哲学を理解しているつもりでした。PHIJの受講動機もOP医院を目指していく中で、今の新田歯科にはPerioやSRPの知識や技術が単に足りない、と思っていました。しかし今回OP医院とは何か、MTMはどういうものか、予防哲学をゼロから学ばせていただき、歯科医療の価値の再確認になったと同時に新田歯科の今後の課題が膨大にあることも明確になりました。
MTMは、患者のためにある仕組みですが、衛生士のための仕組みでもあると感じました。初期治療を通して患者の口腔内だけではなく全身の健康やその人自体を診て、それに寄り添ってメインテナンスに移行、その後もずっと寄り添い続ける、その人の人生までも診る事ができて、患者のために正しいことをして、最善を尽くす。そんな素晴らしい仕事は他に無いのではないかと思うほど、歯科衛生士という仕事に惚れ直しました。
また、他の受講医院の衛生士と出会えたことも良い経験になりました。毎月のように会って、情報交換をし、何より目指す方向が同じ人間同士が集まり高めあえる場所であったと思います。受講後は、自分の医院に学んだことを持ち帰り実践をしてみますが、上手くいかずに課題が残ることもありました。でもそこで、つきやま歯科の皆さんやPHIJ受講医院の皆さんと情報共有することで、同じ問題を経験していたり、その解決方法を教えてもらえたり、自分には無かった視点を持っていたり、とても勉強になりました。本当に良い仲間と出会えたと思っています。
今回受講とともに、実際に患者としてもつきやま歯科の皆さんにお世話になりました。お忙しい中、スケジュール調整やアポイントも入れていただきありがとうございました。担当衛生士の濱本さん、小松さんの知識の豊富さ、引き出しの多さ、技術、人間力、を身近に体験させていただき感銘しました。自分は衛生士としてまだまだなのだなと実感をし、つきやま歯科の皆さんのようになれるよう日々の診療に取り組み勉強していきたいと思います。
今回症例発表をすることで、診る目を養うとても良い勉強になったので、院内でも症例報告を続けながら、今後も症例検討会やPHIJ OB会?などを開催していただけるということなので、後輩にも参加をしてもらい、医院全体の指揮を高められたら良いと思っています。
この1年間、学ばせてもらったことを医院へ、患者へ貢献していけるように、精進していきたいと思います。参加させていただき、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。

新日本橋駅前歯科クリニック

院長 神田 加奈子

PHIJ2018を受講して

このような長期間のセミナーに参加をしたのは初めてでしたが、連続で学ぶと頭への入り方が違い理解が深まりました。
築山先生の、わかりやすく丁寧でおもしろい授業は、いままで苦手に感じていたところも、楽しく学べました。
また、つきやま歯科のドクター、DHさん、フォローアップしてくれる先生方に気軽に質問できたり、相談ができる環境もとてもありがたかったです。

自身のクリニックではもともとMTMを取り入れていましたが、その精度を見直せたり、ペリオについてもOHIを活用することで、全身疾患や免疫の話をふくめて患者さんにお話しができるようになりました。

同期のみなさんの論文抄読や症例発表もとても勉強になりました。
今後も情報交換や一緒に勉強できる仲間ができてそれも、年間コースの良さかなとおもいました。
PHIJで学んだことを臨床にいかしてどんどんチャレンジしたいと思います。
本当にありがとうございました。
今後のフォローアップセミナーなども参加していきたいと思いますので宜しくお願いします。

歯科衛生士 荻野 加那

今回PHIJに参加して、歯周病を基礎から学ぶことができました。
歯周病と全身疾患の関わりについて学んだ後患者さんに説明するとき、前よりも話しやすくなりました。
学校では、習わないようなことまで知ることができて面白かったです。
口腔規格写真も丁寧に位置付けやミラーテクニックを聞くことが出来てよかったです。SRPのポジショニングやシャープニングのコツも知るこたができてよかったです。
今回参加できなかったスタッフにも情報共有して今まで苦手だったことができるようになってきました。
そして初めて症例発表など普段できないような貴重な体験をすることが出来てPHIJに参加できてよかったです。

森の木歯科・口腔外科クリニック

歯科衛生士 副島 友見

PHIJ2018受講後感想

森の木歯科では、PHIJ受講前からサリバテストを行い、予防に取り組んでいましたが、日々の診療でサリバテストでの報告などもいつもお決まりの言葉で誰にでも同じ内容になっていました。
毎日、毎日、治療ばかりで、「これは医療なのか?」と考えることもありました。
歯科衛生士はDr.の診療補助をし、たまにメンテナンス。これが、歯科衛生士の仕事だと思っていました。

PHIJを受講し歯科衛生士はこんな大事にされる存在なのか?衝撃を受けました。
患者さんは病状、性格、ライフスタイルまで一人一人違います。患者さんに合わせたテーラーメイドの予防を学ぶうちに、もっと予防することができてる人がいたんではないか?
自分の不甲斐なさ、患者さんともっと向き合うことが出来ていたのではないかと思いました。
カリオグラムにOHISの導入、口腔内規格写真と色々なことがいっぺんに変わり、正直大変でした。
頭の中ではわかっていても、うまく説明が出来ていなかったり、MTMをやればやるほど、悩みも増えましたが、PHIJのみなさん(受講者の方)に助けてもらえたことで、悩みなどを解決してもらいました。
予防だけではなく、質の高い治療、SRPなどの技術面も勉強することが出来ました。
DHとDr.とが同じ内容を一緒に学ぶことで、共通理解をもち連携することもできたと思います。
この9か月間は歯科衛生士としてのやりがい、学びたいと思う意欲をかきたててくれました。
私たちが行っているMTMで、一人でも多くの患者さんをよりよい人生にみちびいていきたいです。
私はより多くの衛生士にこの仕事の素晴らしさ、楽しさを伝えていきます。

ゆいとぴあ歯科医院

院長 藤本 淳

PHIJ2018では築山先生はじめインストラクターの先生方、つきやま歯科医院の皆様にお世話になりました。ありがとうございます。

PHIJの魅力は

  1. まずDHと参加できること。
    年間コースでDHとペリオを学べるコースはなく、また内容がしっかりしていたので、Dr.もDHもちょっと大変な部分もありましたが満足の1年でした。自分1人では医院に落とし込みにくい部分を2人で参加することで、今まで取り組みにくかった唾液検査や写真の規格性向上、問診の見直しなど、様々な点でプラスになりました。そして当たり前基準を上げるきっかけになりました。ありがとうございます。
  2. アメリカのボード専門医の先生方によるエビデンスがしっかりした分かりやすい講義が魅力的であること。
    築山先生のトーク力も加わり、楽しく、分かりやすく、MTMとペリオについて学ぶことができました。論文をたくさん読まれ、思考しているからこそ、そこに人間性が加わって素晴らしい講義をされているなぁといつも感じておりました。築山先生に限らずインストラクターの先生がたの講義やコメントもエビデンスに基づき学ばれていること実感してたくさん刺激を受けました。
  3. 論文抄読や症例発表を通じて、より深く考え、学べること。
    自分たちも受け身だけではなく、発信するお時間をいただけたことで、セミナーに対して向き合うことができましたし、共同で発表することで参加者同士のコミュニケーションも深まりました。
    聞くだけのセミナーにはない魅力がここにあると思います。
  4. 実習やライブオペを通じて築山先生の手技を生でみられて大変勉強になったこと。
    ライブオペは講義では見られない刃先の動きの速さや角度などメス運びはじめ、縫合の針運びまでとても参考になりました。なかなか他の先生のオペを見る機会も少なくなってきましたので、大変勉強になりましたし早速実践に取り入れさせていただきました。
  5. インストラクターの先生方がインサイドアウトな関わりをして下さったことは、スタッフ同行の院長としてはとても安心して受講できました。
    スタッフと参加して一番心配なのは継続です。皆様のインサイドアウトな優しい関わりを頂き、最後までモチベーション高く通い切ることができました。川村との大切な時間をいただくことができたのも皆様のおかげです。

そして番外編としては、インストラクター陣との交流、そして参加メンバーとの出会いも大きな財産となりました。
遠方からの参加でしたので、飛行機の遅延で接続の新幹線に乗れなかったり、福岡空港の閉鎖で帰れなかったり、台風で中止になったりとハプニングが多き研修でもありましたが、皆様のお気遣いで早く帰らせて頂いたり、わがままを聞いて頂いて本当に助かりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
最終回のカラオケもとても楽しかったです。1年間本当にありがとうございました。

歯科衛生士 川村 都

実質は7回になりましたが、年間を通しての大きなセミナーは私にとってPHIJが初めてでした。医院を代表しての参加だったので、初めはプレッシャーもありましたが、回を重ねるたびに予防への気持ちがさらに高まり、院長と移動時間も含めて時間があれば予防の実践について対話がたくさんできました。
サリバテストを導入していなかっただけに、今までの仕組みの中にどう取り入れるか、実際にサリバを始めるまでにかなりの時間を要してしまったために症例作りに苦戦しました。
ですが、院長と、スタッフと苦戦しながら話し合う中でゆいとぴあ歯科医院でMTMを始動できたこと、とても嬉しく思います。
それもこれも、PHIJに参加し、鉄平先生をはじめ、わかりやすくペリオについて基礎から学ぶことができたからこそです。
歯周病専門医の院長の元で歯科衛生士として働きながら、自分の未熟さに悩んでいました。
基礎から学び、実践・実習・ライブオペも見せていただき、生きた学びを得ることができたと思います。
鉄平先生をはじめ、PHIJスタッフの皆さん、受講生の皆さんのおかげでこんなに楽しく学ぶことができ、これから自分たちの医院をもっと大きく成長させたいと感じています。
東北から予防歯科を盛り上げていきます!!
本当にありがとうございました。

りょうき歯科クリニック

院長 米田 晋也

PHIJで学んだことのなかでこれまでになかったユニークな点は

  1. 現在のペリオ、インプラントに関する考え方の理論的な背景を系統だてて学ぶことができたこと
  2. 歯科医療のベースとなるべき予防の概念を学ぶことができたこと

です。
そしてこれらの内容を衛生士とともに学ぶことができたことが大きかったと思います。
また講師の先生方だけでなく参加されている受講生の先生方もフレンドリーな方々ばかりで(たまたまでしょうか?)知識を独り占めすることなく皆さんにシェアしてくださったことなどは他のコースでは経験したことがないものでした。
今回学んだことを生かして歯科医師だけでなく歯科衛生士が主役となり、働きがいを感じることができるクリニックになればりょうき歯科クリニックは次のステップに進めると確信できました。

歯科衛生士 国渓 美優

DH3人だったため、飛び飛びの参加でしたが、今まで受けていたセミナーよりも深いところまで学ぶことができ、毎回参加する度に新しい知識が増え楽しかったです。
先生の分野の話もあり正直難しいところもありましたが、わかりやすく解説して下さり理解することができました。
りょうき歯科ではアシストにつくことがほとんどないので、ライブオペがみれたり、先生の分野までお話が聞くことができて新鮮でした。
PHIJを受講して自分の知識不足も痛感しました。
症例発表は大変なこともありましたが、症例をつくることを通して、実際どんなところをみればいいのか、聞けばいいのか具体的にわかり勉強になりましたし、作ってるうちにどんどん楽しくなっていきました。
今までただ清掃をしていたような衛生士業務もありましたが、患者さんの生活背景も考慮し考えたり、そのことで患者さんとの会話も増えました。
また知識の向上だけでなく、つきやま歯科の衛生士さんと実際お話でき、臨床で悩んでることにも相談のってくださり参加するたびに自分の抱えてることが解消され、モチベーションのアップにも繋がりました。
衛生士さんとお話できることで衛生士として自分がやりたいことや、なりたい衛生士像が明確になり、本当にすごく刺激になりました。
すごく質問しやすい環境で、たくさんのアドバイスをいただき臨床で実践してみることもできてよかったです。
今後も継続して新しい知識を増やしていきたいですし、そうやって勉強を一緒にできる仲間もできました。
PHIJを通して、つきやま歯科のみなさんや、受講生のみなさんと出会うことができて本当によかったです。
ありがとうございました。

歯科衛生士 勝部 さおり

1年間、私と当院歯科医師、歯科衛生士が大変お世話になりありがとうございました。私は、4月の第1回目のセミナーを受講させて頂きました。MTMについて全く無知だった私が、セミナーに参加したいと思ったきっかけは、このセミナーに当院院長の予防に対する思い、考えがあると聞いたからでした。以前より、院長から『衛生士は、お掃除屋さんになってはならない』と言われておりました。定期的に口腔内を清掃することだけにとどまってはならない。=ホームケアを含めた患者様の行動変容を促すべく立場にならないという意味でのみ捉えておりましたが、それだけでもないという事に今回改めて気付かせて頂きました。早期発見・早期治療が、メンテナンスの最大の目標になり、自身の中にもかなり染みついた考え方ではありましたが、初期のリスクアセスメント、そこから患者様に合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療を目的としたMTMが、当院長の考える予防であり、MTMの有効性であることを学びました。
また、初回セミナーでは、MTMの実際として初診時の導入、資料採得、その後の説明、MTMの意義を患者様にお話される歯科衛生士を見学させて頂き、導入後の自院のイメージをとらえることができ、大変貴重な機会を与えて頂いたと感謝しております。担当して頂いた歯科衛生士の方(濱本さん)が、患者役の方とお話されているときの知識量とトーク力、デンタルや口腔内写真の資料採得にかける時間は短く、驚かされることばかりでした。
1年間セミナーを受講させて頂きながら、当院でもすぐにMTMの導入をし、現在も様々な問題を試行錯誤しながら実践しておりますが、すでに患者様予約の過多で、予約が取りにくい状況になっております。初回セミナー時に、貴院では約2年前にメンテナンスを保険から自費に移行されたお話を聞かせていただいたにも関わらず、当時は、その意図が充分に理解できずにおりましたが、今となり要約その意味を理解できたように思います。
患者様の振るい分けという言葉が正しいかどうかわかりませんが、自院の考える予防に同意してもらえる方のみが通って頂ける医院づくりが、当院でも実践されるか否かは、更なる院長と私たち歯科衛生士の思いと、経営者との思いが擦り合うか否かであり、これからさらに、私自身が本当の意味で、MTMを理解し、主張できるか否かでもあると思いました。
2回目以降のセミナーでは、より実践的な内容をお教え頂いたと聞いておりますが、更に医院に落とし込むためにも、まだまだ勉強が必要だと感じております。機会を設けますので、ぜひまたご教授頂ければ幸いです。
この度は本当にありがとうございました。

歯科衛生士 吉富 友香

ある日先生に「こんなセミナーあるけど一緒に行く?」と本セミナーへの受講のきっかけを頂きました。その時は、「MTMって何やろ?おもしろそうやし行けるんなら行ってみたいなー。」くらいにしか思っていませんでしたし、正直軽く考えていました。

日頃から「ただのお掃除屋さんになったらあかん。」とは言われていましたが、そんなことよりも目の前の診療に追われる毎日で、先生方や患者様、自分の仕事と向き合うというよりもただ日々の業務をこなしているだけで、DHに主体性はなく、先生に”おまかせ””丸投げ”が当たり前になっていました。

本セミナーを受講しPHIJの哲学に触れ、MTMを軸とした予防の本質を学び、今までどれだけ自分がおざなりな診療をしていたのかを痛感しました。また、わたしにもプロの歯科医療従事者として、科学的根拠に基づいた医療を提供し、患者様が生涯健康な口腔内を維持できるようサポートしていけるのか!そんな仕事がしたい!と思うようになりました。

講義や実習では基礎から臨床応用までエビデンスに基づき楽しく学ぶことができました。講義中には患者様にわかりやすく説明できるようなヒントがたくさんちりばめられており、毎日の臨床に少し自信がつきました。

これから、規格性のあるデータコレクションができること、患者様のリスクファクターを見極めること、リスクファクターに基づきテイラーメイドの医療を提供すること、エビデンスに基づいた価値ある情報を提供できるよう知識を深めること、また当院の診療スタイルにMTMをどう落とし込むか等… 課題は山積みです。短期間では解決できない課題もあります。正直大きい壁にぶち当たっていますが、熱意は絶やさず出来ることから少しずつ取り組んでいきたいと思っております。

最後になりましたが、築山鉄平先生をはじめ仲川先生、福田先生、岸本先生、つきやま歯科医院のスタッフの皆様方、温かいご指導に感謝いたします。素晴らしい時間をありがとうございました。大変勉強になりましたし、とても刺激的な9ヶ月間でした。

また、ご一緒させて頂いた受講生の皆様、セミナー中もセミナー後美味しいごはんを食べながらの熱く楽しい夜もどれも素敵な思い出です!抱えている悩みなど同じ志を持った皆様だからこそ共有できることがあり、たくさん語らえたこの9か月間は大切な財産となりました。ありがとうございました。これからもこのご縁を繋げられたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

PHIJ2018の皆様にお会いできて良かったです!本当にありがとうございました*

井橋歯科医院

歯科医師 井橋 千香

PHIJ2018を受講して

歯周病の基礎から世界のトレンドまで、DHと一緒に学ぶことが出来た事は、医院にとって有意義な一年でした。また日々学ぶことの大切さも改めて感じました。

8年前のOP受講後、MTMを導入してはいましたが,客観的に評価してもらうことにより、一から見直す良い機会となりました。
この貴重な経験を5年、10年さらにその先を見据え、ぶれずに進んで行きたいたいと思います。
最後に、築山先生を始め、スタッフの皆様、一緒に一年間学んだ各医院の先生方ありがとうございました。

歯科衛生士 松本 寿美江

今回、PHIJ2018ベーシックコースを受講し、私自身がいままで考えてきた歯科衛生士としての役割や、目標を考え直す機会を与えて頂きました。
元は治療型の歯科医院に勤務し、衛生士って何だろう?と思いながら過ごしていましたが、9年間のブランクののち、井橋歯科に勤務することになり、そしてOPセミナーを受講しました。
そこで初めてMTM を知ることとなり、私がやってきたことは何だったのか・・・と衝撃を受けたのを覚えています。
そこから、医院の体制も担当衛生士制に変わり、自分なりにMTMを考え、PHIJ を受講するまで、私は衛生士の役割や目標として、メインテナンスを担当している患者を治療に戻さないことと考えてきました。
「治療と予防は飛行機の両翼」 このお話を聞き、予防と治療を切り離して考えすぎていたことを反省しました。また、安心したところも多いにありました。
私がMTMについて理解したと思っていたことは、表面的なことに過ぎず、担当の患者の口腔内と一生向きあっていくには、その方の情報も足りず、検査や写真のスキル、そして今後を予測し、判断する知識も足りていないと思いました。
受講を終えて、担当している方々を新たな方向から見ていくようにもなりました。
当初、メインテナンスの方々を治療に送らないと思っていた私ですが、今はその方々が、快適に過ごせるよう、治療の可能性、選択肢を多く残せるように、予防を進めていこうと考えています。
最後に、衛生士として必要なたくさんのことを教えていただき、とても感謝しています。先生方の人を引き付ける話し方、私も身に着けたいと思います。
一緒に受講した先生方、衛生士の皆さんからもとても刺激を受けました。
すべての皆さんに感謝します。ありがとうございました。

歯科衛生士 長船 久美子

私は、今回院内の歯科衛生士の中では、一番最後にPHIJセミナーに参加しました。
既にセミナーを受講した衛生士は、皆充実した、何かに満ち溢れている表情でいきいきと診療している姿を目の当たりにし、それぞれ学んできた内容を共有しても、どこか温度差を感じ、不安な気持ちでした。
実際にPHIJに参加し、たくさんの症例を見せていただき今まで勉強する機会が無かった再生療法、歯周外科について学ぶことが出来て良かったです。
ただ講義を聴くだけでなく、実習を行うことにより、より記憶に残るものになりました。
症例発表に関しては、資料のとり方にばらつきが出ていたり、見た目にわかる問題点はあげることはできても、患者様の生活背景やその部分から見えるリスクに気づけないこともあり、」自分への課題が山積みとなりました。
今後、患者様と接していく中で、リスクを見極め、しっかりサポートできるよう更に知識を増やし、努力していきたいと思います。

歯科衛生士 林 志穂

2018年7月21、22日に行われたPHIJに二日間参加させて頂きました。
参加する機会をいただけて大変勉強になりました。
参加する前は、内容についていけるかとても不安でしたが築山先生の講義を聞くうちに今まで勉強していたことで私のなかで消化できていなかったところが解消され、次への一歩へ繋がりました。
今回参加させていただいた回では、診査についての詳しい研修がありました。
診査について深く考え直す機会になり、また技術の向上につながりました。
新しい技術、知識を学び日々の診療へつなげていきたいと思います。

歯科衛生士 林 亜沙美

私はPHIJに参加するまで毎日淡々とDH業務をこなす日々でした。
Dr.と一緒にしかも遠方の福岡県まで参加する勉強会は、初めてで体調も万全とは言えず同行していただく千香先生に迷惑にならないようにと不安と戸惑いがありました。

MTMは当医院でも実施していたのですが、これからはデータコレクションの質を高くし、その内容を十分に患者さんに理解してもらえるよう、規格の正確さや、病因論をしっかりと理解したうえでリスクアセスメントツールを活用していくことが必須だと再認識し、日々の臨床で実践しています。

また歯周病の発現や病状に影響を与えるさまざまなリスク要因を、ペリオリスクアセスメント・ギアモデルとして表すことが出来、症例発表をまとめる際には患者さんをよむ役割として非常に有効的でした。

これからPHIJで学んだことを臨床で生かしこれからも患者さんに寄り添いながら井橋歯科医院全体で今まで以上に共有し連携をとって診療していこうと思います。

気を張っていたこともあり体調も悪化することもなく、無事に2日間の貴重な時間を過ごすことが出来ました。

築山先生をはじめ、スタッフの皆さま、参加された皆さま、ありがとうございました。

歯科衛生士 佐久 間紀子

今回のPHIJの講習を直接受講できませんでしたが、症例発表の作成で携わらせていただきました。
今まで働いてきた歯科医院ではしたことのなかった、「口腔内規格写真・サリバテスト・OHIS」井橋歯科医院に来てからやるようになりました。
最初は、すべてに対してとても時間がかかり患者への負担があったと思います。徐々に慣れてきたら、どうしても何となくになっていたと思います。でも、医院の皆さんが持ち帰ってきてくれる内容を見返すことによって重要さ、知識を得ることができました。そして自分の勉強不足・技術不足も知ることができました。
今回のPHIJで得た情報・技術を最大限に使用して、患者のよりよい未来に向かってエンジョイしながらお手伝いをしていきたいと思いました。
ありがとうございました。

Becki Cole RDHセミナー【募集締切】

日程

2019年8月27日(火)~31日(土)

推薦の言葉

Becki ColeによるDhコースの推薦の言葉

PHIJファウンダー 宮本貴成

一般的に、歯科衛生士向けのスケーリングコースと聞くと単に歯石除去のためのハンズオンコースを想像するかもしれない。しかしながら、PHIJにおける歯科衛生士の役割は抜本的に異なっている。PHIJ歯科衛生士の役割は健康に対する価値の創造をEntrepreneur的な観点から、患者にとって好意的かつプロフェッショナルな環境下で、最先端の歯周メインテナンス治療を患者に提供することである。
ベッキーはMetroWestの主任歯科衛生士として、Ortho、Perio、Implant、Radiologyの各分野に精通するメインテナンスを価値の創造の観点から日々の臨床の中で行っているアメリカでも希なEntrepreneur的な歯科衛生士である。
“価値の創造”を起こす”Entrepreneur”が歯科衛生士の役割の中でどのように歯周メインテナンス治療を捉え、そして実践しているかを学ぶことはPHIJ診療室の個々の歯科衛生士にたいしても非常に刺激的であろう。
この機会に是非ベッキーのコースを受けて頂ければと思う。

講師紹介

Becki Cole RDHのプロフィール

自己紹介

教育について
ネブラスカ州立大学、クレイトン大学所属アイオワウエスタンコミュニティーカレッジ 2years
卒業生総代
プレデンタルコース ネブラスカ州立大学 2years
就労経験について
プライベートプラクティス
  • 一般歯科と歯周専門医のオフィスで合計15年
E-prop副社長
  • 2004年にE-propを開発
  • 2007年に13カ国で販売開始
  • 2014年に日本で販売開始
3Dイメージングセンターマーケティング代理人
  • マーケティング責任者
  • カスタマーサービス
  • ITサポート
  • CEUの組織化
家族について
配偶者と2人の子供たち
夢のマイホーム
趣味について
子供達と過ごす時間

  • 水泳
  • アウトドア
    1. 自転車
    2. 散歩
    3. 公園散策
カリキュラム内容

Becki Cole RDHコースカリキュラム

コースカリキュラムは歯科医院のリクエストに対して、オーダーメイドのカリキュラム作成が可能です。Becki Coleがカバーすることができる内容は以下になります。
ContactからPHIJ事務局に希望概要をお伝えください。

一般歯科(GP)オフィスにおける勤務内容

口腔衛生業務
定期メインテナンス
プロフェッショナルクリーニング(PMTC)、X線撮影、治療計画、患者教育
ペリオドンタルメインテナンス
6ヶ月ごとのプロフェッショナルクリーニング(PMTC)
SRP
一般歯科における一部の歯周初期治療は自院で行われ、選択された症例のみが歯周病専門医に紹介される

歯周専門医オフィスにおける勤務内容

ペリオドンタルメインテナンス
口腔内清掃、歯周組織の評価、教育
インプラントメインテナンス
インプラントのX線写真、診断と予測
SRP
DNA診断と教育

矯正専門医との連携

口腔内清掃
歯科衛生士教育

教育

学位(学士、修士)の利用
歯科衛生士教育者

  1. 臨床的
  2. 教訓的
プロブラムディレクター

なぜ私の職業を歯科衛生士としたか

  • 一対一の患者との触れ合い
  • 教育を通じた私のコミュニティの健康を向上する為の能力
  • 働く母としての素晴らしいキャリア

歯科衛生士業務の評価

  • 米国の歯科衛生士業務と比較した時の日本の歯科衛生士業務との違い

米国の歯科医療

  • 米国の歯科医師
    1. ナンバーワンの仕事
    2. 歯科医師になる為に必要な教育
    3. 米国でのCEU必要条件
    4. 歯科医師の平均年収
    5. 歯科専門医制度

どのように一般歯科医と歯科専門医が協力して仕事をしているか

  • 米国の歯科衛生士
    1. あこがれの職業第16位
    2. 歯科衛生士になる為に必要な教育
    3. 米国でのCEU必要条件
    4. 歯科衛生士の平均年収
    5. 米国での歯科衛生士のたくさんの役割

米国の歯科衛生士はどのように働いているか

Treatment outline

1.口腔内清掃(6ヶ月おき)/ 新規患者予約
医科既往の⾒見直し

  1. 前投薬の必要性
抗菌薬のアレルギー
歯科既往の⾒見直し

  1. 未決定の歯科治療計画の見直し
  2. 最終目標の相談
歯科X線写真

  1. フルマウスX線
  2. パノラマX線
  3. 急性症状部位のデンタルX線
口腔内写真

  1. 口唇(リラックスして閉じた状態)
  2. スマイル
  3. 側方面観(右左)
  4. 下顎咬合面観
  5. 上顎咬合面観
口腔内清掃

  1. 定義
  2. スケール、研磨、フロス
歯科衛生士からの説明

  • 各患者に必要なこと
    1. ウォーターピック
    2. 隣接歯間のブラッシング
    3. フロッシング
    4. 電動と手動歯ブラシについて
歯科医師の検査

  1. 発見したことの相談
  2. 治療計画
2.ペリオドンタルメインテナンス
医科既往の見直し

  1. 前投薬の必要性
歯科既往の見直し

  1. 恐れ
  2. 希望
  3. 目標
プラークインデックス
BOP (bleeding on probing)
必要ならばX線撮影
口腔内清掃
局所的なSPP、PRN
プローブ
歯周評価

  • 治療計画
  • 細菌を見せる
  • DNA分析
  • バイオフィルムについて話し合い
    a.バイオフィルム
  1. 各患者に必要な歯科衛生士からの説明
    • ウォーターピック
    • 隣接歯間のブラシ
    • フロッシング
    • 電動と手動歯ブラシについて
  2. ペリオドンタルメインテナンススケジュール
    • GPとローテート
    • 歯周専門医で行う
    • 3, 4, 6 months possible 10 weeks
歯科医師の検査

  1. 発見したことの相談
  2. 治療計画
3.SRP
医科既往の見直し

  1. 前投薬
  2. 医療許可
歯科既往

  1. 直近のバイトウイング
  2. 直近のプローブデプス
    特定の疾患部位の評価
麻酔

  1. 長針
    リドカイン
  2. 短針
    セプトカイン
ウルトラソニック

  1. 器具使用
    明白な創面切除
手用器具

  1. Instrumentation
    Fine scaling
    • 後方遠心部の器具
    • 前方近心部の器具
    • 深いポケット
抗菌薬の局所投与

  1. アレスティン
抗生物質

  1. Z-パック
患者教育

  1. バイオフィルムについて
歯周評価の為のリスケジュール

  1. プラークインデックス
  2. BOP
  3. プロービングでプス
  4. 歯科衛生士の見直し
  5. 歯科医師の検査
  6. 治療計画の評価
  7. ペリオドンタルメインテナンススケジュール
過去の研修内容

過去の受講医院

2014年
かさはら歯科医院(宮城)
川原歯科医院(徳島)
緑町齋藤歯科医院(山形)
2015年
あすなろデンタルケア(埼玉)
アップルデンタルセンター(東京)
つきやま歯科医院(福岡)
日吉歯科診療所(山形)
福田歯科医院(北海道)
マメデンタルクリニック(東京都)
2016年
いまはやしデンタルオフィス(福岡)
新飯塚いとう歯科クリニック(福岡)
柴田歯科医院(秋田)
山手グリーン歯科(岡山)
2018年
坂田歯科医院(埼玉)
竹内歯科医院(福岡)
副島歯科医院(佐賀)

過去の受講医院による研修内容の具体例1

Day1
10:30-11:00 Greeting/Introduction
11:00-13:00 Lecture1
13:00-14:00 Lunch
14:00-15:30 Lecture2
15:30-16:00 Break
16:00-18:00 Lecture3/Q&A
Day2
09:00-11:00 GroupA(5people、patient)Hands-on training
11:00-13:00 GroupB(5people、patient)Hands-on training
13:00-14:00 Lunch
14:00-16:00 GroupC(5people、patient)Hands-on training
16:00-17:00 Q&A
17:00- heading to Haneda Air Port

過去の受講医院による研修内容の具体例2

Day1
10:30-13:00 Discussion
13:00-14:00 Lunch
14:00-15:30 GroupA(4people)Lecture
15:30-16:00 Q&A/Break
16:00-17:30 GroupA(4people、patient)Hands-on training
17:30-18:00 Q&A
Day2
09:00-10:30 GroupB(4people)Lecture
10:30-11:00 Q&A/Break
11:00-12:30 GroupB(4people、patient)Hands-on training
12:30-12:45 Q&A
12:45-13:30 Lunch
13:30-15:00 GroupC(4people)Lecture
15:00-16:30 GroupC(4people、patient)Hands-on training
16:30-16:50 Q&A
17:00- heading to Shonai Air Port

過去の受講医院による研修内容の具体例3

Day1
09:00- Greeting
09:30-11:00 Lecture
11:00-11:20 Break
11:20-12:30 Lecture
12:30-13:30 Lunch
13:30-14:30 Lecture
14:30-14:50 Break
14:50-15:30 Demonstration
15:30- Hands-on training
18:20- Discussion
Day2
09:00-10:10 Lecture
10:10-10:30 Break
10:30-12:00 Lecture
12:00-13:00 Lunch
13:00-13:40 Demonstration
13:50- Hands-on training
16:30- Discussion
17:00- heading to Fukuoka Air Port

研修の様子

コース費用

講師費用
200,000円/1日(別途日本国内交通費、宿泊費用負担)
通訳費用
70,000円/1日(別途日本国内交通費、宿泊費用負担)
想定合計研修費用
300,000-350,000円程度/1日
推奨研修日数
2日間
複数医院同時受講可能

日本国際歯科大会2018

活動報告

PHIJセッション ペリオドントロジーの世界トレンド

会場:パシフィコ横浜Eホール
日時:2018年10月5日

開催概要

開催概要はこちら

先日の日本国際歯科大会にて、PHIJセッションを開催致しました。
世界のステージで活躍するDr.Hayashi、Dr.Fukuda、Dr.Tsuji、Dr.Maruo、Dr.Minら5人の新進気鋭の臨床家に登壇して頂き、最新の知見を講演をして頂きました。
セッション当日は立ち見が出来るほどの盛況ぶりで、臨床のテクニックだけではなく、歯科医師としてとらえなければならない、科学に立脚した価値の創造の考え方を伝えるPHIJの理念に共感して頂いていると感じています。

挨拶:宮本貴成
座長:築山鉄平

歯周病のエティオロジー

林千絵 先生
歯周病の病因論について、分かりやすく講演していただきました。PHIJ受講生ならばおなじみの論文も登場し、鉄平先生の講演を懐かしく感じた先生もいらっしゃったのではないでしょうか。

歯周治療が可能にするこれからの歯科医療の可能性~ペリオドントロジーと健康創造~

福田幹久 先生
GPとして歯周病とどのように向かい合い、患者さんとどのようにパートナーとして共に歩んで行くかを伝えていただきました。私達は1口腔単位を診るのではなく全身を、ひいては患者さん自身と向き合うという歯科医師としてあるべき姿を思い出させて頂いたと思います。

歯周病の新分類 (2018) からみる最新歯周治療のroad mapとその実際

辻翔太 先生
今、歯周病界においてもっともホットな話題である歯周病の新分類について、その目的と考え方を講演して頂きました。新たなものは既存のものと比べがちで、十分に深く理解するためには時間がかかるかもしれません。しかし、その分類の目的、「新分類は歯周病の分類を一度リセットするためのものである」ということを知ると見える景色が変わります。PHIJで伝える歯周病学の根っこであるパーソナライズドデンタルメディスンのコンセプトにぴったりとハマる新歯周病分類。これからのアップデートもさらに期待されることと思います。

歯周病患者へのインプラント治療戦略
Back to Principle

丸尾勝一郎 先生
先進的な技術などに精通したイメージの強い丸尾先生ですが、基本に基づいたインプラントの治療計画について講演して頂きました。

歯肉退縮治療で失敗しない診断力と治療選択
Evidence-based decision making:
The Strategy in the Treatment of Gingival Recession

閔成弘 先生
歯肉退縮の分類を考察し、その治療法について講演していただきました。歯肉退縮の治療はもちろんですが、教育者としての先生の考え方、また「世界一のペリオドンティストになる」という夢を熱く語る先生の講義は日本の歯科医師がいつの間にか忘れたものかもしれません。

質疑応答

多くの質問が寄せられ、会場ではディスカッションが積極的に行われていました。これからもPHIJは健康を維持するためのパーソナライズドデンタルメディスンを理念の中心に据え、真の患者さん利益を実現できるような歯科医師、歯科衛生士のみなさんを輩出できるような教育機会をご提供してまいります。