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2019ヒューストンコース

活動報告

2019 ヒューストンコース

開催概要

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感想文

延徳歯科医院:内田俊先生

今回3/1~3/8にPHIJ Houston advanced courseに院長(仲川先生)の計らいで学生として初めて参加させていただきました。現地の先生方を始め、たくさんの先生方に優しく接していただきました。ありがとうございました。今回感想を書くにあたり魅力溢れる毎日をすべて語ることはできませんので、簡単な振り返りとともに最も印象に残っていることなどを述べて感想とさせていただきます。

〈Day0 3/1〉

空港到着後、NASAジョンソン宇宙センターに行きました。アポロ計画で指揮が行われたMission Control Center、米国初の有人宇宙飛行計画で使用されたLittle Joe2とRed Stone rocketの実物も展示されていました。一番驚いたのはアポロ計画で飛行したSaturn V Rocket。これは本当に圧巻でした。全長110m、直径10m、総重量2,721tで未だに史上最大のロケットだそうです。Houston Astros、Houston Rocketsの本拠地にもお邪魔しました。

〈Day1 3/2〉

Houston,TexusにあるPHP(Perio Health Professions)での研修が始まりました。世界的大権威のPeriodontistのMcGuire先生、Scheyer先生の歯周病専門医診療所です。以下の内容でお話を聞きました。
・Dr. McGuire : Vision to Reality
・宮本先生 : PHIJ Global Vision
・築山先生 : History and Future of PHIJ
・Dr. Scheyer : Collaborative Degital Work Flow
・Dr. Coulon : Make Airway Great Again

〈Day2 3/3〉

この日はDr.Romeo’s officeでの研修でした。
・Dr.Romeo/Dr.Lam/Dr.Ryan : Occlusal Workshop、Air-way Driven Treatment Planの講義・実習
・Dr.Gutierrez : DSD (Digital Smile Design)を利用したfull digital workflowの講義
・Dr.Romeo : facial scanによるFacially Driven Treatment Planの講義
Digital technologyを含めた科学の発達やそれを利用した多方面での連携にはとても驚きました。今後この技術に恩恵を授かる歯科医療関係者は増えるのではないでしょうか。中心位の求め方、咬合調整の方法もとても勉強になりました。

〈Day3 3/4〉

午前はPHPでの研修でした。Dr. ScheyerによるNavidentを用いたDynamic Navigationの応用の講義とライブサージェリー(のはずがガイドなしの通常のope)を拝見しました。Navidentとはインプラント治療の際にMotion tracking technology(動きを感知するような技術)を駆使してドリルと患者の位置を認識し、フィクスチャー埋入のナビゲーションしてくれるシステムです。精度はとても高いそうです。その後、世界一のロデオ大会Houston Livestock Show and Rodeoへ参加。そもそもロデオはただの暴れている馬や牛に乗るだけの競技だと思っていましたが、実際にはコンペティションが7~8個ほどあり、それぞれが特徴的な競技内容だったので飽きることなく楽しめました。上の先生方はDr.McGuireの特別な計らいで消防車に乗って開会式に入場参加しておりました。診療所での患者さんに対するホスピタリティーにも感動しましたが、我々に対しても同様にもてなしをして頂き、その精神に感銘を受けました。

〈Day4 3/5〉

この日は一日PHPでの研修でした。
歯周組織再生療法、研究中の新しい材料のイントロダクション、レーザー臨床導入へのエビデンスのレクチャー、軟組織治療における結合組織移植やそれに代わる代替治療、などに関して講義をしていただいた後以下の内容のライブサージェリーを拝見しました。
・iMacのリサーチプロジェクトの根面被覆
・結合組織を用いた根面被覆処置
・エムドゲインを用いた歯周組織再生療法
・Waterlaseを用いたインプラント周囲炎に対する治療

〈Day5 3/6〉

午前はPHPでの研修、
・Navidentを用いた右上1へのインプラント即時埋入+硬組織軟組織移植のDynamic Navigationライブサージェリー
・implant Concirgeのデジタルステントを用いたインプラント埋入ライブサージェリー
午後はテキサス大学ヒューストン校(UT Health)での研修でした。
・Dr.Seiko Min:歯周病新分類に関する講義
・DrAyilavarapu:GPと歯周専門医の連携に関する講義

この日は特に自分の中でも印象に残っています。それはMin先生の「変化をリスクとして捉え、そこからよりハイリターンを得る」「環境の変化を恐れずComfortable zoneからどんどん出ていく」「古いものを捨て去る勇気、新しいものを得る勇気を身につける」という言葉・考え方がとても身に染みたからです。自分は、方法は異なるかもしれませんが熊谷先生が実践してきたように日本の歯科医療を本気で変えたいと考えています。しかしただ日本の医療を変えると考えていても、自分にとってのComfortable zoneに留まっていれば成長も止まってしまうし、ましてやそこに変化はないのだと痛感した瞬間でした。これから日々勉強し幅広く新しいことを吸収して、様々なことをより客観視できるようになろうと思いました。

〈Day6 3/7〉

最終日は一日PHPでの研修でした。
・Dr Rossi:maxillary sinus augmentation
・DrScheyer:osseodensification
・Versa Drillを用いたOsseodensification を利用したインプラントライブサージェリー
・iMacの研究症例(両側犬歯根面被覆)のライブサージェリー
・Dr. McGuire:iMacのビジョン講義
・築山先生:Future of PHIJ

〈summary〉

今回の研修では自分が目指す予防歯科の基本的な理念や信念、患者さんに向き合う姿勢やそのホスピタリティーの精神、またPHPの施設の清潔さや歯科衛生士さんのきめ細かい配慮など、勉強になることは山のようにありました。当初は、未だ学生という身分なため他の先生方と比べ知識・技術・経験すべてが未熟であり、素晴らしく価値があるものをその価値がまだ分からないために心から素晴らしいと思えないのではないかと不安でした。しかしながらDr.McGuire、Dr.Scheyerを初め宮本先生、築山先生などのモノの見方や考え方を聞き、予防の歯科医療にはやはり自分が思い描く価値観に直結するモノがあると実感することができて、自分の将来を考える上でとてもプラスの経験となりました。今回の研修で感じたことや自分の考えをより深めていき、それらを行動としてアウトプットできるように、core purposeは保ちつつこれからも努力していきたいと感じました。歯科医師人生の中でも早いうちに世界トップレベルの価値を実感でき、とても貴重な経験となりました。運営してくださった先生方初め、声をかけてくださった先生方、すべての方に感謝しております。本当にありがとうございました。

森の木歯科・口腔外科クリニック:山本達也先生

2019年PHIJヒューストン研修を終えて

森の木歯科・口腔外科クリニック山本達也

今回2019年3月1日~3月9日の間、PHIJのアドバンスコースとしてテキサス州ヒューストン研修に参加させて頂きました。成田からヒューストンまで、フライト時間が約12時間、時差が14時間あります。3月1日に日本を発ち、ついたのは現地時間の3月1日、午前8時前。みなさん長旅の疲れで茫然としていたのですが、初日はjet lagを埋めるための観光に連れて行ってもらいました。まずはNASAへ。広大な敷地に巨大な建物。決して近代的な建物ではなかったですが、NASAの規模の大きさを感じる事ができました。もちろんですがNASA案内の方も英語でしか話さないので、内容の大部分は脳にとどまる事なく流れていきましたが・・・。

その後、いくつかのスポット的な観光を経てホテルへ。世界的に展開しているMariottを用意していただき、滞在期間中は快適に過ごさせて頂きました。その日の夜はPHIJスタッフに企画して頂いたウェルカムディナーへ。初めてのアメリカ、テキサス料理でしたが、結構美味。お酒も名物のマルガリータがおいしく、これは滞在期間中はあまり食に困ることはないなと安心しました。フローズンマルガリータは最高です。その時、受講生全員の自己紹介を行ったのですが、みなさんの予防や今回の研修に対する熱い意気込みを感じる事ができて、翌日からの研修に熱い思いが込み上げてきたのを思い出します。
2日目からはPHP総本山であるDr.マグワイヤーのオフィスへ移動。人生初めてウーバーなるシステムを使って移動しました(個人タクシーのようなもの)が、だいぶ運で快適性が左右しますね。研修生の中にはものすごいオールドカーのウーバーが来て、あまりの破壊的な音に耳がおかしくなったと言っていました。

それはさておき、Dr.マグワイヤーは言わずと知れた世界トップレベルの臨床医ですが、そのオフィスはその名に恥じないどころが、想像を上回るものでした。事前に聞いていたのですが、ゴミ一つ落ちていない、高級ホテルのスイートを思わせる清潔感。建物自体は新しいものではないですが、それをまったく感じさせない高級感がそこにはありました。衛生士ユニットの周りには無駄なものは全く置かれていない。物を落とすなどというケアレスミスが起こるような無駄がまったくありませんでした。事実、僕は研修中大きなものが落ちるような雑音を一回も聞いていません。その中に併設されている研修室もとても広く、リラックスして研修を受ける事ができました。

講義が始まると、最初から魅力的な話が満載でした。Dr.マグワイヤーによる健康の価値、歯の価値をどのようにして患者に伝えるかなどの理念についての話。その後のDr宮本の教育に対する熱い想い。Dr築山からは過去の点を結び、そして未来につなげる線にしていくという事。その後5日間あらゆる臨床技術に対する講義を聞いたのですが、この初日の講義が一番心に残っています。この講義だけでもヒューストンコースに参加した甲斐があったかもしれません。

その後は臨床に対する講義に移りましたが、こちらもエンジン全開。デジタルワーフローの話から、なんと補綴の話まで。補綴の先生がair wayの重要性を語る面白さ。最初は受講生みんなエビデンスのない話をしているのではないかと困惑していましたが、さすがはPHP、おそらくそれに対しても今後エビデンスを構築していく場所なのだろうと納得させられました。

2日目は補綴専門医であるDr.ロメロのオフィスに移動し補綴の講義。ロメロのオフィスもDr.マグワイヤーのオフィスとは真逆で近代的な様相でしたが、ここもすばらしいものでした。しかしまさかPHIJでまる一日補綴の講義があるとは思ってもみませんでした。中心位の話から、ICPからのズレの見つけ方。ドーソンテクニックの実際の手技。からのequilibrationの方法など。どっぷり補綴に浸かりました。もちろんair wayの話も。現在アメリカではトレンドの話なのだろうと感じました。

3日目は朝からダイナミックナビゲーションの講義とライブオペ。現在サージカルステントを用いたオペが主流ではありますが、その上をいく素晴らしい技術だと感じました。しかしちょっとしたミスでナビゲーションが正常に起動せず、通常のオペに。このナビゲーションは脳神経外科の世界でも行われている技術ですが、このようにうまく位置情報がつかめず、ナビゲーションが使えないということは脳外の世界でもあるあるです。
午後からは3日目の疲れた脳をリフレッシュするためにテキサス名物のロデオに連れて行っていただきました。ロデオの会場の広さにも驚きましたが、そこで色々な催し物がされていて、ロデオなどの収益の相当分がscholarship(奨学金)として利用されていることを知りました。日本では考えられない金額で、アメリカの教育への投資の大きさを感じる事ができました。肝心のロデオはかなり見応えありましたが、みなさん研修の疲れか夜9時を超えるとグロッキーになってしまったのは言うまでもありません。

4日目、5日目は怒涛のライブオペラッシュ。根面被覆、ダイナミックナビゲーションリベンジ、サイナスエレベーション(ラテラルからvarsah barを用いた歯槽頂アプローチ)、water laseを用いたインプラント周囲炎に対する処置など多岐にわたってみせていただきました。まさに神業のような手術で、繊細かつ大胆。口蓋からの結合組織採取が3分程で終わってしまったときには思わず『awesome!』という言葉が漏れてしまいました(嘘です(笑))
5日目の夜はサーティフィケートパーティーを開催していただき、修了書とランクアップしたPHIJバッジを頂きました。今回シルバー聖闘士に格上げです(笑)

翌日にまた14時間程かけて日本に帰りましたが、飛行機や電車の乗継ぎで自宅に帰りついたのは夜の12時過ぎでした。
現在、夢のような時間が終わり日常診療に忙殺されながら、この感想文を書いています。最初にも書きましたが、たくさんの卓越した技術を見せていただきましたが、一番僕の心に響いたのはビジョンや信念の話でした。日本での日々の診療は甘くなく、やはり心が折れそうになる事も多いですが、歯の価値、健康の価値、それを生涯を通して患者に伝えていくという信念を旨に、このバイオハザードのような不健康ゾンビ達に立ち向かいたいと思います。(冗談がすぎて申し訳ありません)

最後になりましたが、今回このような素晴らしい研修を企画していただいたPHIJスタッフ、PHPの方々に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

わかみ歯科クリニック:小玉尚伸先生

PHIJ2019 Houston course 研修感想文

2010年のヒューストンコースに続いて2度目のヒューストンコースに参加させていただきました。2010年の時は課題も多く、参加者は毎日夜遅くまで課題に取り組む合宿のような研修だったと記憶しています。今回は、観光する時間もとっていただき参加者全体がリラックスした雰囲気で研修に参加できました。特に、中日のロデオ見学では、消防車に乗って入場行進に参加するといった一生の思い出を経験させていただきました。

研修では最新の歯科医療を学ぶことができました。

今回も盛りだくさんの内容でした。咬合、デジタル、代替医療、ダイナミックナビゲーション、バーサテクニックと10年前に学んだこととは隔世の感がありました。この10年の歯科医学の進歩は眼をみはるものがあり、私たち歯科医は常にアンテナを張ってその進歩を吸収しなければならないと感じました。特に歯科のデジタル化は急速に進んでおり、今後臨床に取り入れるべき課題であります。またMcGuire先生は開業医でありながら臨床研究施設となっており、根面被覆の治験を行なっていることには驚きました。歯周外科やインプラントがすでに確立した技術であり、今後はいかに低侵襲でムコグラフトのような生物代替材料に置き換えていくのかということを学びました。

研修へ要望としてはバーサのような最新技術を日本でも使えるように、和久田先生がおっしゃったようにハンズオンも取り入れていただければと思いました。

点と点が繋がって線となり、線と線が繋がって面となり、面と面が繋がってワールドワイドとなる。PHIJもそのようなワールドワイドのような組織になり、私は点としてそれを支えていきたいと思います。

研修に参加された特に若い先生方には大変刺激をいただきました。私のような老輩が研修について行けたのも皆様のおかげだと思い感謝しております。

最後にこのような貴重な機会を与えてくださいましたMcGuire先生,Scheyer先生.Rossi先生をはじめとするPHPの皆様、仲川先生、福田先生、岸本先生、そして宮本先生には本当にお世話になりました。また、コースディレクターの築山先生、内容の濃い研修を企画していただきありがとうございました。PHIJの年次ミーティングも楽しみです。またみなさん京都、グアムでお会いしましょう。

ササキデンタルクリニック:佐々木成高先生

PHIJAdvanced Course Houston Texas 2019 に参加して

2012年のオマハ・ヒューストン研修に参加して、早7年近くの歳月が経過した。

McGuire先生とScheyer先生が行なっているGlobal Standardの歯科医療を目の当たりにし、基礎から歯周病学を学び直す必要性を感じたので、PHIJ Basic course 2014に参加した。築山先生と宮本先生からは、Evidenceに基づいた歯周病学の基礎を分かりやすく教えて頂き、そのおかげで2012年のヒューストンで学んだ情報の整理をある程度はできた。だが、実際の臨床においてはまだまだ乗り越えないといけないハードルがいくつか存在した。

一番のハードルとして診療所のインフラ整備が焦眉の急であった。それを解決できる状況が生まれ、2018年4月にササキデンタルクリニックは全個室で研修室を設けた新診療所が完成し、新たなるスタートをスタッフと共に切ることが出来た。インフラ整備したことによる大きな変化としては、歯科衛生士と患者のモチベーションが向上し、歯周基本治療の結果が良くなってきたことである。同時期に歯科医師の村上先生と歯科衛生士の東さんに、PHIJ Basic course 2018に参加してもらい、その情報をスタッフがシェアすることで歯周病学の基礎を復習することが出来たのも相乗効果となった。そうした状況の変化の中、PHIJAdvanced Course Houston Texas 2019年では米国歯科医療の最新情報を勉強する機会に恵まれ、当院のレベルアップを図るには願ってもない研修となった。

今回の研修を受けて真っ先に感じたことは、一昨年のPHIJ Boston Course 2017で印象に残ったDigital Dentistryが更に進歩を遂げていたことである。本邦においてもこの分野は導入されてきてはいるが、全体の環境整備が良くないとEvidenceのある診療を行なっても再現性が乏しいのではないかと感じた。研修2日目には、歯内療法専門医のOfficeを見学し、補綴専門医のRomero先生のOfficeの見学と講義や実習を受講したことで、一流の専門医が連携することによりはじめて、Global Standardの歯科医療を提供できることを理解できた。その専門医の連携の中にあって、McGuire先生とScheyer先生のOfficeではEvidenceを創造しているのであるからなお素晴らしい!!

さらに、宮本先生のPHIJ Global Visionでは、STRATEGICPLANのU.L.E.S.H.Sの中でHaving10✖️Purposeについてのお話が一番印象に残った。

今後も、乗り越えなければならない高いハードルがいくつもあるが、克服できるように努力したい。同時に、日本に戻ってからは「Think Globally Act Locally」を実行し、一般市民の啓発を今以上に頑張りたい。

最後に、McGuire先生、Scheyer先生、宮本先生、築山先生、仲川先生、福田先生と参加メンバーの皆様には深く感謝いたします。特に、McGuire先生には、全米ロディオ大会オープニングの消防自動車に乗った入場行進に参加できるという、生涯に一度の貴重な体験をさせて頂き感謝の言葉もありません。

輝けGame Changer !!

皆様、ありがとうございました。

医療法人社団ササキデンタルクリニック
佐々木成高

日吉歯科診療所:井上陽裕先生

PHIJヒューストン研修2019を受講して

前回2012年にオマハ・ヒューストンコースを受講させていただき、6年半の月日を経て再びヒューストンに訪れることとなりました。この研修に参加できたことは私の歯科医師人生においてとても貴重な機会となりました。なぜなら、2012年当時は日吉歯科診療所勤務1年目で正直右も左もわからない状態でしたが、今回は私自身の臨床経験を通して研修を受けることができ、今後の自身の方向性も含めて色々と再考することができたからです。そして研修内容も前回とは一変しており、今回の研修におけるキーワードは「エアウェイ・咬合、デジタルワークフロー、チームワーク」だと感じました。

初日の講義では、まずDr. McGuire、Dr. Scheyer、宮本先生、築山先生から歯科医療従事者として診療・活動・様々なマネジメントを行なっていく上でのマインドセットについてお話しいただきました。先生方からの講義を聴講し、今回の研修の意義、今後を見通した心構えが理解でき、非常に気の引き締まるスタートを切ることができたと感じました。

また、Dr. Ryanのエアウェイについての講義では、今まで自分の診療の中であまり意識していなかった気道周囲の解剖学的構造やそれに伴うヒトの習癖、それに対する問診や口腔内外の診査について学ぶことができ、GPとして行う日々の問診・チェック事項の良い見直しの機会となりました。

翌日Dr. Romeroのオフィスを見学した際の第一印象は「清潔」です。院内技工所も含め院内の隅々まで整理整頓されており、Dr. McGuireのオフィスも同様ですが、患者が診療を心地よく受けられ、スタッフが心地よく診療できる環境が構築されていました。オフィスや研修室に入った際に受講者から「おぉ..」と声が漏れるほどでした。講義では、Dr. LamからCRを中心に咬合の基本的事項と咬合調整のハンズオンと実際に治療を受けた患者さんのインタビューがあり、個人的には今まで咬合について独学での勉強のみだったこともあり、非常に良い勉強機会となりました。Dr. Romeroの講義では咬耗が全顎的に認められる患者に対するインジェクタブルテクニックを使用したモックアップを含めた治療の全貌、またそれをデジタルワークフローに落とし込んだ治療の実際を教えていただきました。またDr. GutieからはDSD(Degital Smile Design)を使用した審美治療に関するデジタルワークフローについて教えていただき、Dr. Romeroの講義と同様に現行のマニュアルでの技工作業や資料採得がデジタル化していることと今後GPも含めデジタルワークフローの整理に取り組むことの意義を感じました。

テキサス大学訪問時にはDr. Srinivasから歯周病専門医との連携のタイミングについて教えて頂きました。またDr. Minからは新しい歯周炎の分類について講義していただき自分の中でより新分類に対して整理することができました。院内ツアーもしていただき、感謝しております。

その後のPHPでの講義はDr. McGuireによるCTG・FGGの講義、昨年のAAPでも講義を拝聴しましたがやはり長期経過を含んだ文献を引用したプレゼンは本当に圧巻で、現在までの方法とその成功率・生存期間、また新しい材料を使用した臨床研究のお話を聞くことができ、感銘を受けました。Dr. RossiからはGTRについての基本的事項を学び、Dr. Scheyerからはデジタルワークフローを中心に、サージカルガイドの作成過程やダイナミックナビゲーションシステムについて、また今日のレーザーに対する見解を教えていただきました。ガイドを必要としないダイナミックナビゲーションシステムについてはとても先進的で興味深いものでした。

そして全体を通して私が学んだことは、院内のスタッフ・院外のドクターやラボ・患者を含めたチームワークの重要性です。前回訪問した時よりPHP内のスタッフが増加していましたが、臨床研究に特化した部門などそれぞれの仕事がより細分化されており、より個々の仕事が具体的になっている印象を受けました。講義中や施術中に垣間見えるスタッフ間の信頼関係や患者への気遣いなど前回感じたことがさらにバージョンアップされているように感じました。これらを通してPHPに対して私は、「理念・ビジョンの共有→個々の役割を最大限に果たし続ける→患者との信頼関係の構築→治療結果の積み重ね→患者から信頼が得られることで患者がチームの一員となりより良い治療結果・スタッフの働きやすさ・臨床研究への取り組み→先を見据えたビジョンの再構築・継続的な行動→医院に関わっているすべての人または歯科界に還元」を体現し、日々再考・再構築し続けている医院だと解釈しました。とどまることを知らないDr. McGuire、Dr. Scheyer、PHPのスタッフや連携を取っている先生方の姿勢を肌で感じ、同じ歯科医師として考えさせられるところが多々あり、非常に刺激的で濃密な研修となりました。

今回は初日の観光やロデオの鑑賞などヒューストンの魅力を知ることができ、また受講者同士の交流の機会も要所要所にあったことが研修にメリハリをつけたと感じました。

最後になりますが、今回の研修に携わっていただいたDr. McGuireをはじめとする諸先生方、前回と変わらず献身的に全行程に同行してくださったシンディーさん、PHPのスタッフの皆さんそして我々の見学を受け入れてくださった患者さん、コーディネーター・サポートをしてくださった仲川先生・福田先生、名鉄観光の古屋さん、参加された先生方、皆さんに厚く御礼を申し上げます。

わくだ歯科:和久田一成先生

PHIJヒューストン研修2019に参加して

わくだ歯科
和久田一成

待ちに待ったヒューストン研修に参加することが出来ました。マクガイヤー先生のオフィスの素晴らしさを多くの方から聞いておりましたので、楽しみにしておりました。

今回の研修では2つの目的がありました。

1つは、エビデンスに基づいた歯周病・インプラント治療や最新の歯科情報をアップデートし、それらを実際の臨床現場で確認すること。

初日には、築山先生から日本のPHIJベーシックコースで学んだ理念の復習やDr McGuireからは「Success / Vision to Reality」、宮本先生から「PHIJ GLOBAL VISION」の講義がありました。今回の研修の最初に、歯科医療の理念の話を聞くことが出来たことは非常に良かったと思います。How toだけのテクニックを学ぶ研修ではありませんでした。

初日後半はDr Ryan Coulon「TAKING DENTISTRY BYOND SLEEP : AIRWAY」の講義があり、現在アメリカでは睡眠時無呼吸症候群がホットなテーマになっている事を知りました。またDrScheyerの「ComputerGuidedImplantDentistry」からは、テクノロジーの進化を感じました。前回のPHIJボストン研修で感じたデジタル化の流れは、アメリカではさらに加速しています。

もう一つの目的は、Dr McGuireの臨床を支える医院のシステムを確認すること。

素晴らしい臨床を行うためには、インフラが必要です。しかし、それ以上に大切なのはスタッフです。PHPの診療室でスタッフがどの様に働き、コミュニケーションを取っているのかは、非常に興味がありました。そして、スタッフはどの様に患者に接し、コミュニケーションを取っているのか。何故なら、わくだ歯科でも大きな課題だからです。

初日にオフィスに入り最初に感じたのは、5Sが徹底されていることでした。各部屋は整理整頓されており、無駄な物は見当たりません。綺麗な絵画や美術品が至るところに飾られてあります。雰囲気からPHPのレベルの高さを肌で感じることが出来ました。

最終日のフェアウェル・ディナーで秘書のシンディーさんから色々な話を伺うことが出来ました。その中で「私がボスよ!」と話されました。Dr McGuireの最高の臨床は、この様なスタッフに支えられていることを実感しました。

私たちを快く受け入れて頂きましたDr McGuire、スタッフに皆さん、コーディネーターの宮本先生、築山先生をはじめ多くの方々の尽力により実現した素晴らしい研修でした。係わって頂きました全ての皆さんに感謝致します。また、参加者された先生方とも情報交換が出来、楽しい時間を過ごすことが出来ました。今後のPHIJの活動を、益々期待しております。

ありがとうございました。

わくだ歯科:和久田治美先生

PHIJヒューストン研修2019 に参加して

わくだ歯科
和久田治美

2019年3月1日から9日までのヒューストン研修、多くの方のお世話になり無事に終了することができありがとうございました。

私にとって2016年にサン・ディエゴのAAP参加、2017年のボストンのAAP参加に続いての3回目の海外研修になりました。

どの研修も内容が豊富で、いつも大満足で帰国しますが今回は今まで以上に素晴らしい研修になりました。PHIJの研修は診療技術の向上だけでなく、診療理念を大切にされているところにも共感出来ます。
今回、ヒューストンに到着してみて、研修に参加されている日本の先生方の年齢層が若くなっている事にまずは驚きました。そして、若いうちからこのような研修に参加できる事を大変羨ましく思いました。これからももっとたくさんの若い先生方にこのような体験をして頂き、日本の歯科医療の発展に寄与していただければと思います。
さて、今回私はこの研修に参加するにあって、一つ目的がありました。それは2016年のサン・ディエゴ研修の時のマクガイヤー先生のレクチャーで大変興味深いものでした。そのテーマは”What’s Next?”3年過ぎた今、何ができるようになって、何がまだなのか、それを知ることができればと思いました。

3年前もそして今回もマクガイヤー先生は仰りました。“一番最初のものは実用化されない。しかしそれが10倍になった時にすごいと感じるのであれば、それは必ず実用化される。それを見逃さないようにしなければならない”

今回の研修のテーマはいくつかあったと思いますが、その一つがデジタルデンティストリー。
デジタルの進歩により世の中は急速に変化しつつあります。私たちは乗り遅れないようにしなければなりません。

治療計画からインプラントの植立、最終の補綴物装着まで全てがデジタル化された症例を数例見ることができました。その中でガイドを使用しないナヴィゲーションシステムはもっとも最新のシステムでしょう。

日本でもモリタとソフトバンクが共同でMRの技術を用いてのオペレーションシステムを開発中と聞いています。世界のデジタルデンティストリーの発展、本当に楽しみです。

また、興味深かったものの一つにサイナスリフトの手術がありました。マクガイヤー先生は従来のオープンテックニックでサイナスリフトされましたが、シャイヤー先生は新しいバーサーバーを使用してサイナスリフトされました。バーサーバーを使用することで骨組織を集めながらサイナスリフトしていくのは患者さんにとっても負担が少なく、術者にとっても経験があまり必要でないかも知れません。

ウォータレーザーも興味深いものでした。インプラタイティスの治療に使用されていました。治験中で結果がどうなるのか、今後の展望が楽しみです。これもナビゲートするのはアプリでここにもデジタルが活用されています。

デジタルスマイルデンティストリー(DSD)も興味深いものでした。顔面と調和した歯列、スマイルをデジタルでまず確認しそれに基づいて治療計画を立て、施術する。患者さんにとってどのような術後になるのかをあらかじめ知ることができるのはとても有益です。日本でも早く実用化できるようになると良いと思います。

今回本当にたくさんのライブオペ、オペ見学を用意して頂き、世界一流の手技を見せて頂きました。
マクガイヤー先生の経験の豊富さ、ハプニングがあっても切り替えられるのは経験がなせる技でしょう。シャイヤー先生の将来的な展望に立った知見と手技、お二人の先生のいいところをたくさん見せて頂きました。

ロメオ先生のオフィス見学、ラン先生の咬合のレクチャー、UTHouston見学ミン先生の新しい歯周病の分類のレクチャーと本当に盛りだくさんのプログラムでした。

私たちはこれ以外にもマクガイヤー先生から診療理念、患者利益、医院のマネージメントなどを学びました。PHPのオフィスは5Sが徹底され、スタッフはどの職種にしてもプロフェッショナルとして勤務されていたように思います。

さて、これからの歯科医療ですが、口腔内の健康だけでなく全身の健康にフォーカスされていくと感じました。先生方からなんども出てきた言葉がAir Wayです。日本は特にそうですが超高齢化社会を迎え、口腔機能、それに関連する呼吸、食の機能を維持することが日米を問わず、今後の課題となっていくでしょう。

最後に宮本先生、築山先生、仲川先生、福田先生、岸本先生、本当に素晴らしい企画をありがとうございました。
また、これからの企画もたくさん準備されているようで本当に楽しみです。今後のPHIJのご発展を心よりお祈りしております。

グリーン歯科クリニック:松本ゆみ先生

PHIJ Houston研修2019 を終えて

グリーン歯科クリニック
松本ゆみ

思いの外寒いヒューストンでの研修でした。はじめは9日間ということで、長い研修だなと思っておりましたが、研修中、「あれ、もうあと何日しかない」と気づいて短く感じることにびっくりしました。それくらい、連日エキサイティングな内容でした。Dr.McGuire,Dr.Scheyer,宮本先生、築山先生、仲川先生、福田先生、スタッフの皆様おかげで、素晴らしい研修をさせていただくことができました。
研修内容は何れも大変興味深く、とても勉強になりました。歯科衛生士さんと話す機会も貴重でした。
研修4日目に連れて行っていただいたロデオショーも素晴らしかったです。間近に見るロデオはすごい迫力でした。カウボーイハットを被って消防車に乗っての場内一周は皆んな大興奮でした。二度とできないような貴重な機会でした。
先生方が我々のためにどれだけ時間をかけて準備をしてくださったのだろうと、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、この研修のために英会話を学んできた私の拙い英語を一生懸命聞き取って、そしてゆっくり話してくださったMcGuire先生とScheyer先生。お二人の優しさがとても嬉しかったです。
いつも思うことですが、この研修の素晴らしさは、内容はいうまでもありませんが、御指導下さる先生方の魅力的なお人柄です。また、共に学ぶ先生方も素敵な方ばかりで、終始楽しい気持ちで研修できましたし、先生方からも沢山のことを学ばせていただきました。
このご縁をずっと続けさせていただければ嬉しいです。

このはな歯科医院:吹田猛先生

◆PHIJ2019に参加して

PHIJベーシックコースを2年前に受講しました。当院歯科衛生士と一緒に参加したこのコースでEBMに基づいた最新の歯周病学について学び、受講中に開催された米国歯周病学会ボストン研修に参加して世界標準の歯科医療について触れました。他人から聞く二次情報ではなく、自ら海外に行くことで得られる一次情報がとても大事だと実感したので、今回のヒューストン研修にも参加しました。

PHIJアドバンスコースとして位置づけられた今回のヒューストン研修は、私に次の一歩を踏み出させてくれる内容でした。
高名な歯周病専門医であるDr.McGuireのオフィスに足を踏み入れた時、広さに圧倒されたのはもちろんのこと医院の清潔さ、スタッフの笑顔、ゆったりとした時間の流れを感じる雰囲気の中での高度な歯科治療を観て、自分の創っていきたい歯科医院像が具体的に湧いてきました。Dr.McGuireによる初日のVision to Realityの講義でそれがより強化され、自分がどういう方向に進みたいのかをヒューストン研修中ずっと考えていました。
講義の内容は歯周再生療法とインプラントに止まらず、咬合の話や自分の医院でも取り組み始めたAirwayの話も聴くことができ、診査診断にもっと生かしていきたいと
思いました。Dr.ScheyerによるDegital Work Flowの講義やDynamic Navigationの講義とライプサージェリーは私には新鮮で、自分自身がその恩恵に授かるのはまだまだ先だとは思いつつも、世界の最新の治療方法を直に観ることができたのはとても貴重な経験だったと感じています。
また、ライプサージェリーをたくさん観させて頂けたことはとてもありがたく、自分の医院でもより良い体制でオペができるように医院のシステムを変えていきます。オペを観ながら、セミナールームで他の先生と意見交換もできたので、さらに学びが深まりました。

毎回思うことですが、PHIJに参加される先生は皆、志が高く、「NO!」と言わず、患者さんにとって良い医療とは何かということを常に自らに問い続けている方ばかりでとても刺激を受けます。Dr.McGuireのホスピタリティ溢れるオフィスに集い、学び、ディスカッションできたことで気持ちをより新たにすることができました。

最後に、本研修を企画して頂いた宮本先生、築山先生、Dr.McGuire、Dr.Scheyer、welcomeな雰囲気が素敵なCindyさん、きめ細かなサポートをいつもして下さる仲川先生、福田先生、岸本先生と、受講生の皆様に感謝致します。ありがとうございました。また一緒に学ばせていただけることを心から楽しみにしております。

大森歯科メンテナンスクリニック:大森寛之先生

いよいよ、始まったヒューストンコース。

PHIJのイントロダクションの話を聞いただけで、ワクワク感、心が踊る感覚を得ることができました。理想からのビジョンの描き方、真の患者利益の歯科医療の追求に尽力をし、保険制度にとらわれることなく、健康観と価値の創造を行なっていく大切さを理解し、改めて方向性を理解することができました。
今回のセミナーに参加するにあたっての目的は二つありました。
一つめは、今までPHIJで学んで来たベース、EBMを構築されて来た先生方の診療を肌で感じ、世界の歯科医療をみて今後の歯科医療に活かすこと。
もう一つは、今まで学んで来た点を線に結び未来を作る第一歩にするためです。理想を現実のものにしどう日々の診療に落とし込むかを考えるためです。

初日にPHPに訪れた際には、粋なおもてなしがありました。テキサス、ヒューストン、ロデオの街、各テーブルにはハットのプレゼントが用意されておりました。
そして、Dr.McGuireからの講義で、成功とは何かとの話を聞きました。
そこには、集約されたメソッドがある様に感じました。歯科医師として、技術やスキルの追求だけではなく成功に導くものは人であることを学びました。
それらは、PHPに訪れてわかりました。勤務されているスタッフは我々を快く受け入れてくれて、一週間不自由なく勉強することができました。感謝しています。
ここからは、良きチームワークを感じる事ができました。
それらは、診療にも現れていました。ライブオペや診療風景の見学では非常に洗練された組織を見ました。
患者さんの利益のた為にリーダーの元、各人がするべき仕事を行なっている様子です。
さらに講義では、臨床とエビデンスに基づいた素晴らしい治療の成果を見る事ができました。まさにこれが真の医療であると思いました。長く蓄積された、データの元、常に新しいチャレンジをされている姿は凄かったです。
そしてもう一つ、自分自身がgame changerになる事です。
過去の成功や制度にとらわれる事なく、常にbestを追求する姿勢を持つ事です。
ここに来てわかったことは、日本ではあまり感じる事ができない歯科医療の変革です。テクノロジーの変化、患者さんの健康感の変化、世界レベルでは大きな変化が起こっていました。
また今回のコースでは、ペリオだけではなく、補綴、DSDとあらゆる側面からアメリカの歯科医療を見る事ができました。
医療には国や地域で大きな差があってはいけないものだと思います。特に先進国の日本で大きく取り残されている感覚を受けました。
制度や環境の責任にする事なく、自分がするべきことを見つけ、学術や技術を深く掘り下げていきたいと思います。
最後に、受講生の皆さんと過ごす時間はとても有意義な時間になりました。
私自身や医院の悩み、相談事には親身に対応していただき、良いアドバイスをいただく機会がとても多かったです。
そして、過去にお会いした事がある先生方が多くいる中で、常に変化をし、行動を起こされている姿に改めてパワーをいただきました。
自分の歯科医師人生は8年目を迎えました。患者さんの為に今まで頑張って来ました。足りない部分は多くあることも理解しています。これから5年、10年と先の目標を具体的に掲げ、現在から未来、未来から現在を見つめ常に今するべきことを理解し、行動をしていきたいと思います。
今回、この様な大変貴重なコースを用意してくださったPHIJに関わる全ての人に感謝をし、さらなる研鑽を積んでいきたいと思いす。ありがとうございました。

大森歯科メンテナンスクリニック
大森寛之

くぼ歯科クリニックこども歯科クリニック:久保慶朗先生

ヒューストンコースを終えて

PHIJの海外研修、オマハに続き参加させていただきました。
豪華な講師陣に囲まれ、オーラルフィジシャンとして実践されているすばらしい先生方に囲まれ、自分の進むべき道に再び戻していただき、これからのvisionを考え直すいい機会を与えていただきました。日本にいて診療室にこもってしまうと、閉鎖空間、閉鎖環境に入り、自分の意志が弱ければ、社会に飲み込まれてしまう。自分のvisionをしっかり持ち、core purposeが確立している先生方とお話ができただけでも、この研修会に参加してよかったとまず思います。
McGuire先生のお話を聞き、日本の研修ではない医療哲学から学ぶ研修会は、OPセミナーで受けた衝撃が再びよみがえってきました。日本の研修では、学術的なことやHow-toを教わることが多い。いかにも治療型をたたきこまれます。その根底に患者利益があり、自分の歯を永続的に持たせるということが含まれているだろうか?保険診療という現実がある中で、それをベースとして考えてしまう自分がいました。強い信念を持ち直し、医院づくりをしていきたいと思います。またMcGuire先生のオフィスでの受付・歯科助手・歯科衛生士とのよい関係性に感動を覚えました。

Ryan先生のAirwayについての講義は、まったくその視点はありませんでした。
You can only see what you know. You can only treat what you see.
まさにその通りで、新たな視点を持つことで、診療への関わり方が変われそうです。Benn先生がその視点をお持ちであれば、ぜひ連携したいと感じました。

今や、デジタルの時代。最新の医療を目の当たりにしたとともに、臨床研究を行っている現場を見せていただき、感激でした。どのようにエビデンスに基づく医療を日常臨床で行っているのかを肌で感じることができました。

テキサス大学を見学させていただいたときに、ある先生方から日本はメーカー主導だという視点を教えていただきました。滅菌システムをはじめ、医療機器の各々。人の意見に左右されることなく、きちんとしてエビデンスを自分の目で確かめることの大事さを学びました。クレイトン大学でも思いましたが、学生教育の質がまるで違う。技工室や講義室を覗くだけでも伝わってきます。日本も独自の教育にこもるのでなく、世界に肩を並べた教育をしてほしいものです。

最後にこの研修に参加できたことを、スタッフに、父に、何より家族に感謝します。

くぼ歯科クリニックこども歯科クリニック
久保慶朗

りょうき歯科クリニック:米田晋也先生

この度は大変有意義な研修ツアーに参加させていただきありがとうございました。
今回のツアーはPHIJ Basic Course終了直後ということである意味卒業旅行的なノリで同期の先生と申し込んでしまったところがあり、正直どういった内容が学べるのかよくわからないままの参加ということで期待と不安の入り混じったスタートでしたが結論から言うと参加して大正解でした。
有益な内容が盛りだくさんだった中で特に印象的だったものをいくつか挙げると
・レーザーを応用した歯周治療や新たな根面被覆材料に関して医院の中でエビデンス確立のための臨床研究がなされておりそのライブサージェリーを目の当たりにできたこと。
・歯周再生治療、根面被覆、サイナスリフト同時インプラント埋入などあらゆるライブオペにおける術者、アシスタントのスムーズで無駄のない動き。
・サージカルガイド不要な最新のデジタル技術を駆使したインプラント埋入手術の講義とライブオペ
・デジタルスマイルデザインの臨床応用に関する講義とライブオペ(クラウンレングスニング手術)
・Min Seiko先生の歯周病新分類に関する非常にわかりやすい講義
などがあります。
その他NASAの見学、ロデオ鑑賞など貴重な体験もさせていただきました。
そしてマクガイアー先生、シャイアー先生をはじめとした講師陣の先生の一つでもいいから日本に持ち帰って明日からの臨床に役立ててほしいという熱意の伝わる姿勢には胸を打たれました。またすべての講義の通訳をしていただいた築山先生、宮本先生、岸本先生大変ご苦労様でした。ツアー全般を仕切ってくださいました仲川先生、古屋さんほか現地スタッフの皆様には感謝しかありません。
最後にともに1週間という時間を共有できた受講生の先生方との出会いは大変刺激となりましたし、今後も大切にしていけたらと思います。
また次回アドバンスコースが企画されることがあればぜひ参加したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

りょうき歯科クリニック
米田晋也

ササキデンタルクリニック:村上直志先生

PHIJ ヒューストンコース感想

ササキデンタルクリニック
村上直志

今回アドバンスコースを受ける経緯は、PHIJベーシックコース2018を受講する中で是非受講したいと思い参加させていただきました。私にとって初めての海外研修でしたが、全てが“すごい”というのが率直な感想です。
今回は開業医2医院(PHP,HDEC)とヒューストン大学を見学できました。内容は私にとってはかなりボリュームがあり、PHPでの歯周外科、インプラントだけではなく、最新のデジタル化システム、ライブオペ、また、iMcの話もとても興味ある内容でした。さらに、HDECでは、補綴の講義とハンズオン、ヒューストン大学では歯周病新分類の講義から、専門医と開業医がどのように連携して行くべきか、についての講義でした。研修中は毎日、最先端の技術を体感でき、刺激がありました。
開業医どちらの医院もかなり大きく、院内はかなり整理整頓されており日本の歯科医院との差に衝撃的でした。大学では歯学生や衛生士がどのように日常を送っているかを聞くと、日本とは全く違い、ここでも差を感じました。
PHPでは、McGuire先生、Scheyer先生の世界基準のオペも見学できました。
手術の手際の良さはもちろんですが、アシスタントとの呼吸が素晴らしく、とてもスムーズに行われていました。HDECではアシスタントは、オペはできないものの症例発表や術式の説明はドクターとほぼ同等なレベルでき、その人なしでは仕事ができないくらいとドクターがいうほどレベルの高いものでした。
このスタッフ教育システムにも学ぶべきことが数多くあるように感じました。
現時点で世界基準の治療を実際肌で感じることができて非常に勉強になりました。
一つ一つ書くと膨大な量になりますが、日本でも今の気持ちを忘れないようにしたいです。そして、全て取り入れることはできないですが、より高い水準を目標に診療して行きたいと思いました。

西村歯科 LiCCA心斎橋インプラントセンター:秦哲秀先生

PHIJ Houstonコースは私にとって、大変有意義な時間でした。
McGuires先生のオフィスは、豪華絢爛なものではありませんでしたが、ちりひとつないことへの感動がありました。
どうしても、設備や、手技に目が行きがちですが、清潔であることの大切さが伝わりました。
講義やライブオペも充実しており、大変刺激になりました。
ウェルカムパーティーからロデオ観戦、修了式など細部に渡り気を使っていただき、私も他人に対してそうありたいと学びました。
Dr.Minseikoや普段会えない人、行けないところへの見学は、この会ならではと思います。
参加者の先生方もいい人ばかりで、新しい仲間ができて嬉しいです。
築山先生に誘っていただき、重い腰を上げて参加した会ですが、本当に参加してよかったと、心から感謝しております。
今後もPHIJに参加したいと思います。

西村歯科 大阪 金剛本院診療所:的場正伍先生

今回私は初めての海外研修でとても不安がありました。
しかし非常に内容が充実しており、とてもわかりやすい通訳もしてくださるので興奮が勝り不安をわすれてしまいます。
そして何よりPHIJにはフレンドリーな講師の先生方や受講生が多く、勉強時間外もとても楽しく過ごすことができました。
本コースでは手技的なhow toを主に学ぶだけのようなものでは全くなく、現代の歯科に本当に求められる真の価値とは何なのか、その価値の創造がどれほど大切で、その大きな大義の上にシステムそして手技が乗ってくる事の重要性を終始意識する事ができました。
講義だけでなく、ライブオペで日本では教科書や論文でみているような先生を実際に目の前で見ることができるのは非常に刺激的でした。
また最新の歯周病分類についても学ぶ事ができ、大変勉強になりました。
まだまだ日本では例えば健康のためにやせる、健康のためにタバコをやめるというのは理解する人はいますが、健康のために歯を治すまたは歯科に継続来院するという価値は伝わりきっていないというのが現状だと思います。
しかしMTMとういう芯を学び、その芯を中心に続けてくる事で確実に自分たちの関わる患者や医院の変化を感じる事ができるようになってきました。
歯の価値はもっと高い、この価値を私たちがもっと発信していかなければならないと強く感じました。
そしてそれには関わるスタッフ全員のチーム力が必要不可欠だと思います。
ここでの学びや経験、刺激を日本にしっかりと持ち帰り、今後も発展し続けるPHIJと共に私も発展し続けたいと思います。
綿密に組まれたプログラムから、細かい気遣いまで本当に楽しく学べたあっという間の1週間でした。
ありがとうございました。

2018 ベーシックコース

活動報告

2018年ベーシックコース

開催概要

開催概要はこちら

感想文

ササキデンタルクリニック

歯科医師 村上 直志

私にとって、この一年間はかなり充実していましたが、日々プレッシャーとの戦いでもありました。
診療をしながら論文をこなし、症例検討を行うことをしたことがなかったからです。
そして代診として医院を代表してセミナーに参加していたので責任感もありました。
大変でしたが、それ以上に得るものはたくさんありました。得るものがありすぎて消化不良にならないように必死でした。
何より歯周病に向き合う姿勢が大きく変わりました。
そして、歯周治療の重要性をセミナー受講して帰るたびにその熱量で患者さんに伝えても中々伝わらず、そのギャップに悩む毎日でした。
しかし、ここで良かったのはこのセミナーでは衛生士さんとタッグを組んで受講できたことでした。MTMにおいて、衛生士さんは非常に重要なポイントとなる存在です。患者さんとのラポール形成はドクター以上に上手で学ぶ事も多くありました。
そして、衛生士さんも豚学実習でお互いの役割とドクターが行う処置を再度確認できたと思いました。
私たちは、もともとMTMを導入している医院からの参加でした。医院がMTMを導入している医院と、そうでない医院とでは悩みは違いましたが、やはり共通なのは「患者のモチベーションをいかに継続させるかの難しさ」だったと思います。これは、私たちの医院全体で議論をして行く必要がまだまだあると感じています。
また、講師の先生方の講義はとにかく私にとって刺激的なことばかりで、毎回二日間にわたる講義でしたが、刺激的すぎて疲れなど一切感じることなく本当に早く時間がすぎて行きました。まだまだ沢山のエビデンスやスキルをそばで感じたいと思いながらコースを終えました。自分も開業したら、改めて参加したいと思っています。
この一年間で得たことを活かし、自身の技術も向上できるよう努力し、医院一丸となって患者さんと真摯に向き合って行きたいと思います。
ありがとうございました。

歯科衛生士 東 恵梨奈

今回PHIJベーシックコースを受講し、私にとっての歯科衛生士としての在り方が変わった気がします。1つは私対患者さんの関わり方です。築山先生のギアモデルに合わせて患者さんを診ていくと、患者さんはどのように歯周病が進行していってしまうのかが想像しやすくなりました。目の前のプラーク・歯石だけをみるのではなく、それらにまとわりつく宿主因子や生活習慣因子を患者さんから聞き出せられる情報が多いほど、歯周病の重篤度をイメージしやすくなりました。今までのメンテナンスは、プラークコントロールに集中しがちでしたが、その患者さんにとって何がリスクになっていているかを考えることで、テイラーメイドのメンテナンスプログラムを行うことができるようになりました。情報を聞き出すことも、患者さんとの会話になり充実したメンテナンスを行うことができるようになりました。
あともう1つは、今回PHIJベーシックコースに参加された他の歯科医院の方と接することで、自分の医院にとっての私の在り方というのも考えさせられました。今回参加したことで1番私の心に残った回が、最終回で行われた各医院の最終発表です。他の医院がMTMを導入し実施していく中で、医院内で話し合ったこと、努力したことを発表してもらいました。各医院で取り組んだことは様々で、悪戦苦闘した医院もあったみたいですが、でも最終発表のときにはしっかりと形になっていて、感銘を受けました。そして、その医院が変化していく中で中心となっているのが歯科衛生士でした。当院はMTMを導入してから何年もたとうとしています。去年医院を移転し個室化が実現しハード面の問題は解決しました。しかしソフトの面は問題が残ったままです。もちろん今までも話し合いはしてきましたが、ベクトルが違う方向に向いていれば解決はできません。今回の皆さんの発表を聞き、歯科衛生士の熱い気持ちと、院長先生の思い切りが改めて大切だと感じました。変化のない状態は安定しているのではなく、危険な状態だと感じた最終発表でした。
症例発表は、私が初診から今まで熱意をもって診てきた患者さんでした。みなさんとディスカッションをしてシェアできてとても勉強になりました。今後の課題もありますが、患者さんと向き合って、楽しく真剣に、メンテナンスへ移行していきたいと思います。

PHIJベーシックコースに通うことで、たくさん勉強し、たくさん経験し、たくさん吸収し、たくさん色んなことを感じた1年間でした。毎回行けば新しいことを学べて発見できて楽しく勉強することができました。なにより他の医院の方からいい刺激を受けることができ、歯科衛生士としても成長できた気がします。
また皆様にお会いできるときは、ますます成長した自分でいられるよう頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

高屋歯科医院

院長 高屋 翔

PHIJベーシックコースを受講して、いままでにない新しい可能性を秘めている勉強会だと感じました。私は、いままでさまざまな勉強会に参加し研鑽してきました。しかし、ここまで幅広く知識を論理的かつ系統的に網羅している勉強会は他に類をみません。メディカルトリートメントモデルを軸とした医療哲学の教育に始まり、歯周病学の基礎知識から応用展開まで、築山先生の機知に飛んだ会話でとても楽しく拝聴することができました。学生時代にこういう教育があれば日本の歯科ももっと良い方向に向くのでは・・と思うくらいです。また歯科衛生士も同行して教育を受けるというのはとても面白い試みだと感じました。しかしながら同行スタッフは1名なのが少し残念です。3月にヒューストンコースにも参加させていただき世界の歯科医療を身を以て体験してきました。今後も研鑽する機会があれば是非とも参加させていただきたく思います。1年間ありがとうございまいした。

歯科衛生士 岩﨑 楓

セミナー全体を通して、どの内容も興味深く学ばせて頂きました。このような素晴らしいセミナーに巡り合い、参加できたことに感謝しています。

セミナー1日目の内容は歯科衛生士3年目の私にとって、とても衝撃的で、歯科衛生士としての考え方が大きく変化した内容でした。
メディカルトリートメントモデルを5月から始め、唾液検査や口腔内規格写真、エックス線規格写真など患者さんの情報収集をするようになりました。今までそのような習慣がなかった私にとって慣れない毎日が続き、メディカルトリートメントモデルをすることに満足するようになっていました。その時、つきやま歯科医院歯科衛生士の矢野貴子さんと出会い、伺ったお話の中で、メディカルトリートメントモデルは手段であって目的ではないことに気づき、その集めた情報から何を読み取って、考え、患者さんにどう伝えるかということが歯科衛生士として大切だと感じました。そして、先生方や歯科衛生士の方々とお話する中で歯科だけの知識だけでなく、患者さんと向き合う誠実さや熱意、そして伺ったお話から自分が歯科衛生士として目指す姿や目標を見つけることができました。

セミナーが始まってから福岡でPHIJ2018の皆さんと勉強するのが私の楽しみになり、セミナーの日が毎月待ち遠しかったです。9ヶ月間でしたがあっという間に終わり、私にとってとても充実した9ヶ月間でした。PHIJ2018ベーシックコースは終了しましたが、私にとってはここからが本当のスタートになります。この素晴らしい経験を臨床に活かし、日々邁進していきます。

これからの長い歯科衛生士人生で歯科衛生士という仕事の価値を噛み締めつつ、メディカルトリートメントモデルを通じて患者さんの健康価値を創造できるように研鑽していきたいです。

最後に、9ヶ月間に渡りお世話になった、築山鉄平先生、宮本先生、福田先生、岸本先生、仲川先生、原田先生、矢野貴子さん、つきやま歯科医院のスタッフの皆様、各メーカーの皆様、PHIJ2018の歯科医と歯科衛生士の皆様には深く感謝致します。

今泉歯科

歯科衛生士 関原 愛

私が歯科衛生士を目指し、学生時代「歯科衛生士に虫歯は治せないけれど歯周病は君たちが治すんだ。」とペリオの教授から教わり、それから○十年歯周病治療に特化した歯科衛生士でありたいと、今まで取組んできました。
しかし、これまでの衛生士人生に先輩衛生士がおらず、日々試行錯誤しながら全て私流で進めてきました。治療に対してはある程度の成果は出せるようになったものの、それは経験的に自分の感覚で得たもので、いざ後輩衛生士を育成しようと思っても根拠もなく正しいテクニックを伝えられずに悩んでいました。
PHIJセミナーではMTMをベースとし、ペリオについて一から学ぶことが出来ました。その当時良いとされていた事でも、時代の流れと共に考え方も変化していることもあり、特に『ギアモデル』はとても勉強になりました。今まで一律に行っていたメインテナンスでも、個々に原因やリスクの違いがあることを知りテーラードメイドのプログラムを立案しなければならないことがわかりました。
テーラードメイドのプログラム作成に必要な検査、データ収集、記録もこれまで怠っていた点で、せっかく1つの医院に長期勤務し、長期症例を沢山抱えているのに、これまた自分の感覚でしかわからないものにしてしまっていたことを残念に思います。今回検査や記録、診断の方法を教わり、医院のシステムとして導入することができたので、まだまだ課題は山ほどですが、徐々に根付かせていけたらと思っています。
PHIJセミナーに参加し、この歳になって勉強することが楽しいと感じました。今後はスタッフ育成のため今回学んだ事をハードルは高いですが築山先生っぽく皆に講義してみたいと思います。
「食べることは人を良くすること」0歳から最期までおいしく食べることのできるお口づくりのできる医院とし、地域の方々、スタッフから愛される医院づくりに貢献できるよう残りの衛生士人生、力を注いでいきたいと考えています。

PHIJの衛生士部門があればぜひ参加したいです。そしてPHIJをベースにこちらの地域でも勉強できるような支部などがあるとありがたいです。

2018メンバーの皆さまは本当に明るく、毎回楽しみでした。セミナーは終了してしまいましたが、またPHIJを通して皆さまにお会いできる機会があれば嬉しいです。

長いようであっという間でしたが本当にありがとうございました。

新田歯科クリニック

院長 新田 成人

2018 PHIJ Basic courseを受講して

築山先生の講義から「無形資産」のお話しがありました。質の高い予防と治療「予測医療」を持続するために自分自身と医院自体また、院内全員が哲学を持つことが大切である。そして何よりもこういう事から人生が豊かになり幸せに生きることにつながる。
宮本先生の講義の中では、「PHIJはただの研修会では無い。PHIJは人間力である」価値の創造を実践していく上で教育こそ重要である。
仲川先生の講義では質の高い予防と治療を持続するためには、Dr、DH、DA、保育士、栄養士、医療にたずさわる全てのマンパワーがそれぞれ自律し役割を遂行する必然性、を多彩な比喩!で表現して頂きました。
福田先生、岸本先生、原田先生、歯科衛生士ベッキーさんからは、包容力の中に厳格で正確な言葉で歯周病の講義や各医院の症例や仕組みに批評とご指導を頂きました。そして、つきや歯科医院の方々理事長先生をはじめ野間先生、中島先生、歯科衛生士、DA、宮越さん、メーカーの方々の惜しみないご配慮とご支援のもと研修に集中できましたこと大変感謝しております。
PHIJの講師陣の講義とSkill、哲学、情熱をもっと感じとりたいと思いながら、PHIJに参加するときは同行衛生士といつも楽しみ(ドキドキ)にして楽しん(ワクワク)でいました。
ただ研修課題の論文抄読発表という試練(?)では(本来はroutine work)日々の診療に追われ忙殺されている脳を一時的ですが正常に戻せたのですが、しかし、日々論文を読むことが出来て無いのが現状です。今回のBasic courseでは北海道、東北、関東、中部、関西、九州と全国津々浦々より参加がありました。色々な人間と交流することができました。第1回目の懇親会1言スピーチで、PHIJに参加すると何故かホッとする(過去3回参加・常に先輩や参加者が親身になって応えてくれる)。色々な先生や医院を疑似体験したい。この思いで研修に臨見ました。このPHIJ研修では医師衛生士垣根なく自分のライフステージの中で懸命に人生を歩んでいる。そんな一体感を個人的には強く感じました。ただ一定の達成感はあったもののもっと色々な意味で共鳴したいという考えが強く湧き上がってきました。2018年の同期の方やPHIJ関連を通してまだまだ生涯かけて色々なことに臨みたいと考えるようになってしまいました。そして、PHIJには「PHIJの宝である歯科衛生士同士の絆」も強く感じさせられました。これもPHIJの醍醐味なのかと実感しました。衛生士同士が全国の仲間と切磋琢磨するなんて!そんな感覚です。また、研修期間中に築山先生と野間先生に第一子が誕生し、高屋先生と村上先生が結婚するお祝い事もありました!
PHIJには、様々な偶然と必然が常に存在して人と人がつながる、脳内思考がつながる、治療につながる、人生も共鳴できる、つなげるのではなくつながるんだと感じました。
今後は関わり合えた全ての医院にスタッフと共に伺い交流と郷土料理の両方を堪能する予定です!(その際はよろしくお願い致します。)
PHIJ関連の皆様今後とも宜しくお願い申し上げます。

歯科衛生士 滝田 千枝子

今回PHIJを受講させていただいた時はあいにくの台風で通常の講義等は聞くことができませんでしたが、鉄平先生の時別講義を聞くことができました。
鉄平先生が留学から帰国しその後のつきやま歯科の予防への取り組み、つきやま歯科の変遷とその苦難の道のりの話はとても興味深く、共感することばかりでした。
徐々に個室化し環境を整え、スタッフの結婚などのライフステージと衛生士の勤務スタイルの変化の中で、スタッフと医院の成長を知り、とても参考になりました。
今の新田歯科の問題やたくさんの課題を見出すことができましたし、解決の糸口もみえてきました。
鉄平先生もお話ししていましたが、セミナーに参加した者とそうでない者の温度差があるというのも実感していまして、院長を含め澤木からもスタッフに伝えていけるように医院全体が同じ方向を向いていきたいと思います。
今回は受講する機会がほとんどなく残念でしたが、また機会がありましたら受講させていただきたいと思っております。

PHIJの参加をきっかけに院長先生と鉄平先生のご厚意によりつきやま歯科にて患者としてMTMを受けることができたことも貴重な体験となり多くのことを学ばせていただきました。
つきやま歯科のスタッフのみなさまのあたたかい雰囲気、多くのことを学ばせていただいた歯科衛生士の濱本さん、小松さん、お忙しい中ありがとうございました。
また来たい、この人にメインテナンスをし続けてもらいたい、と思いました。

今回のようにPHIJを通して様々な医院が繋がりをもち、情報交換や症例検討会などが実現できることを楽しみにしております。
また今回私がつきやま歯科で患者として学ばせていただいたように、今度は逆の立場に立つことのできるように志をもって歯科衛生士として働いていきたいです。
「患者さんに寄り添った患者利益の実現」目指し日々精進していきます。

歯科衛生士 澤木 美鈴

この度は、PHIJに参加させていただきありがとうございました。
ここまで歯周治療に特化をしたスタディーコースの受講は初めてでした。
ただ講義を受講するだけでなく、実習ではつきやま歯科の衛生士さんに直接ご指導をしていただき、皆さんの技術知識引き出しの多さに、私もこのような歯科衛生士になりたいと目標とさせて頂いております。
コースを通して症例を診ていく中で、自分が今まで臨床で診てきたことは間違えではなかったですが、ほんの一部分だったことがわかりました。
当院もOPセミナーを受講していたので、MTMについてや哲学を理解しているつもりでした。PHIJの受講動機もOP医院を目指していく中で、今の新田歯科にはPerioやSRPの知識や技術が単に足りない、と思っていました。しかし今回OP医院とは何か、MTMはどういうものか、予防哲学をゼロから学ばせていただき、歯科医療の価値の再確認になったと同時に新田歯科の今後の課題が膨大にあることも明確になりました。
MTMは、患者のためにある仕組みですが、衛生士のための仕組みでもあると感じました。初期治療を通して患者の口腔内だけではなく全身の健康やその人自体を診て、それに寄り添ってメインテナンスに移行、その後もずっと寄り添い続ける、その人の人生までも診る事ができて、患者のために正しいことをして、最善を尽くす。そんな素晴らしい仕事は他に無いのではないかと思うほど、歯科衛生士という仕事に惚れ直しました。
また、他の受講医院の衛生士と出会えたことも良い経験になりました。毎月のように会って、情報交換をし、何より目指す方向が同じ人間同士が集まり高めあえる場所であったと思います。受講後は、自分の医院に学んだことを持ち帰り実践をしてみますが、上手くいかずに課題が残ることもありました。でもそこで、つきやま歯科の皆さんやPHIJ受講医院の皆さんと情報共有することで、同じ問題を経験していたり、その解決方法を教えてもらえたり、自分には無かった視点を持っていたり、とても勉強になりました。本当に良い仲間と出会えたと思っています。
今回受講とともに、実際に患者としてもつきやま歯科の皆さんにお世話になりました。お忙しい中、スケジュール調整やアポイントも入れていただきありがとうございました。担当衛生士の濱本さん、小松さんの知識の豊富さ、引き出しの多さ、技術、人間力、を身近に体験させていただき感銘しました。自分は衛生士としてまだまだなのだなと実感をし、つきやま歯科の皆さんのようになれるよう日々の診療に取り組み勉強していきたいと思います。
今回症例発表をすることで、診る目を養うとても良い勉強になったので、院内でも症例報告を続けながら、今後も症例検討会やPHIJ OB会?などを開催していただけるということなので、後輩にも参加をしてもらい、医院全体の指揮を高められたら良いと思っています。
この1年間、学ばせてもらったことを医院へ、患者へ貢献していけるように、精進していきたいと思います。参加させていただき、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。

新日本橋駅前歯科クリニック

院長 神田 加奈子

PHIJ2018を受講して

このような長期間のセミナーに参加をしたのは初めてでしたが、連続で学ぶと頭への入り方が違い理解が深まりました。
築山先生の、わかりやすく丁寧でおもしろい授業は、いままで苦手に感じていたところも、楽しく学べました。
また、つきやま歯科のドクター、DHさん、フォローアップしてくれる先生方に気軽に質問できたり、相談ができる環境もとてもありがたかったです。

自身のクリニックではもともとMTMを取り入れていましたが、その精度を見直せたり、ペリオについてもOHIを活用することで、全身疾患や免疫の話をふくめて患者さんにお話しができるようになりました。

同期のみなさんの論文抄読や症例発表もとても勉強になりました。
今後も情報交換や一緒に勉強できる仲間ができてそれも、年間コースの良さかなとおもいました。
PHIJで学んだことを臨床にいかしてどんどんチャレンジしたいと思います。
本当にありがとうございました。
今後のフォローアップセミナーなども参加していきたいと思いますので宜しくお願いします。

歯科衛生士 荻野 加那

今回PHIJに参加して、歯周病を基礎から学ぶことができました。
歯周病と全身疾患の関わりについて学んだ後患者さんに説明するとき、前よりも話しやすくなりました。
学校では、習わないようなことまで知ることができて面白かったです。
口腔規格写真も丁寧に位置付けやミラーテクニックを聞くことが出来てよかったです。SRPのポジショニングやシャープニングのコツも知るこたができてよかったです。
今回参加できなかったスタッフにも情報共有して今まで苦手だったことができるようになってきました。
そして初めて症例発表など普段できないような貴重な体験をすることが出来てPHIJに参加できてよかったです。

森の木歯科・口腔外科クリニック

歯科衛生士 副島 友見

PHIJ2018受講後感想

森の木歯科では、PHIJ受講前からサリバテストを行い、予防に取り組んでいましたが、日々の診療でサリバテストでの報告などもいつもお決まりの言葉で誰にでも同じ内容になっていました。
毎日、毎日、治療ばかりで、「これは医療なのか?」と考えることもありました。
歯科衛生士はDr.の診療補助をし、たまにメンテナンス。これが、歯科衛生士の仕事だと思っていました。

PHIJを受講し歯科衛生士はこんな大事にされる存在なのか?衝撃を受けました。
患者さんは病状、性格、ライフスタイルまで一人一人違います。患者さんに合わせたテーラーメイドの予防を学ぶうちに、もっと予防することができてる人がいたんではないか?
自分の不甲斐なさ、患者さんともっと向き合うことが出来ていたのではないかと思いました。
カリオグラムにOHISの導入、口腔内規格写真と色々なことがいっぺんに変わり、正直大変でした。
頭の中ではわかっていても、うまく説明が出来ていなかったり、MTMをやればやるほど、悩みも増えましたが、PHIJのみなさん(受講者の方)に助けてもらえたことで、悩みなどを解決してもらいました。
予防だけではなく、質の高い治療、SRPなどの技術面も勉強することが出来ました。
DHとDr.とが同じ内容を一緒に学ぶことで、共通理解をもち連携することもできたと思います。
この9か月間は歯科衛生士としてのやりがい、学びたいと思う意欲をかきたててくれました。
私たちが行っているMTMで、一人でも多くの患者さんをよりよい人生にみちびいていきたいです。
私はより多くの衛生士にこの仕事の素晴らしさ、楽しさを伝えていきます。

ゆいとぴあ歯科医院

院長 藤本 淳

PHIJ2018では築山先生はじめインストラクターの先生方、つきやま歯科医院の皆様にお世話になりました。ありがとうございます。

PHIJの魅力は

  1. まずDHと参加できること。
    年間コースでDHとペリオを学べるコースはなく、また内容がしっかりしていたので、Dr.もDHもちょっと大変な部分もありましたが満足の1年でした。自分1人では医院に落とし込みにくい部分を2人で参加することで、今まで取り組みにくかった唾液検査や写真の規格性向上、問診の見直しなど、様々な点でプラスになりました。そして当たり前基準を上げるきっかけになりました。ありがとうございます。
  2. アメリカのボード専門医の先生方によるエビデンスがしっかりした分かりやすい講義が魅力的であること。
    築山先生のトーク力も加わり、楽しく、分かりやすく、MTMとペリオについて学ぶことができました。論文をたくさん読まれ、思考しているからこそ、そこに人間性が加わって素晴らしい講義をされているなぁといつも感じておりました。築山先生に限らずインストラクターの先生がたの講義やコメントもエビデンスに基づき学ばれていること実感してたくさん刺激を受けました。
  3. 論文抄読や症例発表を通じて、より深く考え、学べること。
    自分たちも受け身だけではなく、発信するお時間をいただけたことで、セミナーに対して向き合うことができましたし、共同で発表することで参加者同士のコミュニケーションも深まりました。
    聞くだけのセミナーにはない魅力がここにあると思います。
  4. 実習やライブオペを通じて築山先生の手技を生でみられて大変勉強になったこと。
    ライブオペは講義では見られない刃先の動きの速さや角度などメス運びはじめ、縫合の針運びまでとても参考になりました。なかなか他の先生のオペを見る機会も少なくなってきましたので、大変勉強になりましたし早速実践に取り入れさせていただきました。
  5. インストラクターの先生方がインサイドアウトな関わりをして下さったことは、スタッフ同行の院長としてはとても安心して受講できました。
    スタッフと参加して一番心配なのは継続です。皆様のインサイドアウトな優しい関わりを頂き、最後までモチベーション高く通い切ることができました。川村との大切な時間をいただくことができたのも皆様のおかげです。

そして番外編としては、インストラクター陣との交流、そして参加メンバーとの出会いも大きな財産となりました。
遠方からの参加でしたので、飛行機の遅延で接続の新幹線に乗れなかったり、福岡空港の閉鎖で帰れなかったり、台風で中止になったりとハプニングが多き研修でもありましたが、皆様のお気遣いで早く帰らせて頂いたり、わがままを聞いて頂いて本当に助かりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
最終回のカラオケもとても楽しかったです。1年間本当にありがとうございました。

歯科衛生士 川村 都

実質は7回になりましたが、年間を通しての大きなセミナーは私にとってPHIJが初めてでした。医院を代表しての参加だったので、初めはプレッシャーもありましたが、回を重ねるたびに予防への気持ちがさらに高まり、院長と移動時間も含めて時間があれば予防の実践について対話がたくさんできました。
サリバテストを導入していなかっただけに、今までの仕組みの中にどう取り入れるか、実際にサリバを始めるまでにかなりの時間を要してしまったために症例作りに苦戦しました。
ですが、院長と、スタッフと苦戦しながら話し合う中でゆいとぴあ歯科医院でMTMを始動できたこと、とても嬉しく思います。
それもこれも、PHIJに参加し、鉄平先生をはじめ、わかりやすくペリオについて基礎から学ぶことができたからこそです。
歯周病専門医の院長の元で歯科衛生士として働きながら、自分の未熟さに悩んでいました。
基礎から学び、実践・実習・ライブオペも見せていただき、生きた学びを得ることができたと思います。
鉄平先生をはじめ、PHIJスタッフの皆さん、受講生の皆さんのおかげでこんなに楽しく学ぶことができ、これから自分たちの医院をもっと大きく成長させたいと感じています。
東北から予防歯科を盛り上げていきます!!
本当にありがとうございました。

りょうき歯科クリニック

院長 米田 晋也

PHIJで学んだことのなかでこれまでになかったユニークな点は

  1. 現在のペリオ、インプラントに関する考え方の理論的な背景を系統だてて学ぶことができたこと
  2. 歯科医療のベースとなるべき予防の概念を学ぶことができたこと

です。
そしてこれらの内容を衛生士とともに学ぶことができたことが大きかったと思います。
また講師の先生方だけでなく参加されている受講生の先生方もフレンドリーな方々ばかりで(たまたまでしょうか?)知識を独り占めすることなく皆さんにシェアしてくださったことなどは他のコースでは経験したことがないものでした。
今回学んだことを生かして歯科医師だけでなく歯科衛生士が主役となり、働きがいを感じることができるクリニックになればりょうき歯科クリニックは次のステップに進めると確信できました。

歯科衛生士 国渓 美優

DH3人だったため、飛び飛びの参加でしたが、今まで受けていたセミナーよりも深いところまで学ぶことができ、毎回参加する度に新しい知識が増え楽しかったです。
先生の分野の話もあり正直難しいところもありましたが、わかりやすく解説して下さり理解することができました。
りょうき歯科ではアシストにつくことがほとんどないので、ライブオペがみれたり、先生の分野までお話が聞くことができて新鮮でした。
PHIJを受講して自分の知識不足も痛感しました。
症例発表は大変なこともありましたが、症例をつくることを通して、実際どんなところをみればいいのか、聞けばいいのか具体的にわかり勉強になりましたし、作ってるうちにどんどん楽しくなっていきました。
今までただ清掃をしていたような衛生士業務もありましたが、患者さんの生活背景も考慮し考えたり、そのことで患者さんとの会話も増えました。
また知識の向上だけでなく、つきやま歯科の衛生士さんと実際お話でき、臨床で悩んでることにも相談のってくださり参加するたびに自分の抱えてることが解消され、モチベーションのアップにも繋がりました。
衛生士さんとお話できることで衛生士として自分がやりたいことや、なりたい衛生士像が明確になり、本当にすごく刺激になりました。
すごく質問しやすい環境で、たくさんのアドバイスをいただき臨床で実践してみることもできてよかったです。
今後も継続して新しい知識を増やしていきたいですし、そうやって勉強を一緒にできる仲間もできました。
PHIJを通して、つきやま歯科のみなさんや、受講生のみなさんと出会うことができて本当によかったです。
ありがとうございました。

歯科衛生士 勝部 さおり

1年間、私と当院歯科医師、歯科衛生士が大変お世話になりありがとうございました。私は、4月の第1回目のセミナーを受講させて頂きました。MTMについて全く無知だった私が、セミナーに参加したいと思ったきっかけは、このセミナーに当院院長の予防に対する思い、考えがあると聞いたからでした。以前より、院長から『衛生士は、お掃除屋さんになってはならない』と言われておりました。定期的に口腔内を清掃することだけにとどまってはならない。=ホームケアを含めた患者様の行動変容を促すべく立場にならないという意味でのみ捉えておりましたが、それだけでもないという事に今回改めて気付かせて頂きました。早期発見・早期治療が、メンテナンスの最大の目標になり、自身の中にもかなり染みついた考え方ではありましたが、初期のリスクアセスメント、そこから患者様に合わせた予防プログラムの立案、最小侵襲治療を目的としたMTMが、当院長の考える予防であり、MTMの有効性であることを学びました。
また、初回セミナーでは、MTMの実際として初診時の導入、資料採得、その後の説明、MTMの意義を患者様にお話される歯科衛生士を見学させて頂き、導入後の自院のイメージをとらえることができ、大変貴重な機会を与えて頂いたと感謝しております。担当して頂いた歯科衛生士の方(濱本さん)が、患者役の方とお話されているときの知識量とトーク力、デンタルや口腔内写真の資料採得にかける時間は短く、驚かされることばかりでした。
1年間セミナーを受講させて頂きながら、当院でもすぐにMTMの導入をし、現在も様々な問題を試行錯誤しながら実践しておりますが、すでに患者様予約の過多で、予約が取りにくい状況になっております。初回セミナー時に、貴院では約2年前にメンテナンスを保険から自費に移行されたお話を聞かせていただいたにも関わらず、当時は、その意図が充分に理解できずにおりましたが、今となり要約その意味を理解できたように思います。
患者様の振るい分けという言葉が正しいかどうかわかりませんが、自院の考える予防に同意してもらえる方のみが通って頂ける医院づくりが、当院でも実践されるか否かは、更なる院長と私たち歯科衛生士の思いと、経営者との思いが擦り合うか否かであり、これからさらに、私自身が本当の意味で、MTMを理解し、主張できるか否かでもあると思いました。
2回目以降のセミナーでは、より実践的な内容をお教え頂いたと聞いておりますが、更に医院に落とし込むためにも、まだまだ勉強が必要だと感じております。機会を設けますので、ぜひまたご教授頂ければ幸いです。
この度は本当にありがとうございました。

歯科衛生士 吉富 友香

ある日先生に「こんなセミナーあるけど一緒に行く?」と本セミナーへの受講のきっかけを頂きました。その時は、「MTMって何やろ?おもしろそうやし行けるんなら行ってみたいなー。」くらいにしか思っていませんでしたし、正直軽く考えていました。

日頃から「ただのお掃除屋さんになったらあかん。」とは言われていましたが、そんなことよりも目の前の診療に追われる毎日で、先生方や患者様、自分の仕事と向き合うというよりもただ日々の業務をこなしているだけで、DHに主体性はなく、先生に”おまかせ””丸投げ”が当たり前になっていました。

本セミナーを受講しPHIJの哲学に触れ、MTMを軸とした予防の本質を学び、今までどれだけ自分がおざなりな診療をしていたのかを痛感しました。また、わたしにもプロの歯科医療従事者として、科学的根拠に基づいた医療を提供し、患者様が生涯健康な口腔内を維持できるようサポートしていけるのか!そんな仕事がしたい!と思うようになりました。

講義や実習では基礎から臨床応用までエビデンスに基づき楽しく学ぶことができました。講義中には患者様にわかりやすく説明できるようなヒントがたくさんちりばめられており、毎日の臨床に少し自信がつきました。

これから、規格性のあるデータコレクションができること、患者様のリスクファクターを見極めること、リスクファクターに基づきテイラーメイドの医療を提供すること、エビデンスに基づいた価値ある情報を提供できるよう知識を深めること、また当院の診療スタイルにMTMをどう落とし込むか等… 課題は山積みです。短期間では解決できない課題もあります。正直大きい壁にぶち当たっていますが、熱意は絶やさず出来ることから少しずつ取り組んでいきたいと思っております。

最後になりましたが、築山鉄平先生をはじめ仲川先生、福田先生、岸本先生、つきやま歯科医院のスタッフの皆様方、温かいご指導に感謝いたします。素晴らしい時間をありがとうございました。大変勉強になりましたし、とても刺激的な9ヶ月間でした。

また、ご一緒させて頂いた受講生の皆様、セミナー中もセミナー後美味しいごはんを食べながらの熱く楽しい夜もどれも素敵な思い出です!抱えている悩みなど同じ志を持った皆様だからこそ共有できることがあり、たくさん語らえたこの9か月間は大切な財産となりました。ありがとうございました。これからもこのご縁を繋げられたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

PHIJ2018の皆様にお会いできて良かったです!本当にありがとうございました*

井橋歯科医院

歯科医師 井橋 千香

PHIJ2018を受講して

歯周病の基礎から世界のトレンドまで、DHと一緒に学ぶことが出来た事は、医院にとって有意義な一年でした。また日々学ぶことの大切さも改めて感じました。

8年前のOP受講後、MTMを導入してはいましたが,客観的に評価してもらうことにより、一から見直す良い機会となりました。
この貴重な経験を5年、10年さらにその先を見据え、ぶれずに進んで行きたいたいと思います。
最後に、築山先生を始め、スタッフの皆様、一緒に一年間学んだ各医院の先生方ありがとうございました。

歯科衛生士 松本 寿美江

今回、PHIJ2018ベーシックコースを受講し、私自身がいままで考えてきた歯科衛生士としての役割や、目標を考え直す機会を与えて頂きました。
元は治療型の歯科医院に勤務し、衛生士って何だろう?と思いながら過ごしていましたが、9年間のブランクののち、井橋歯科に勤務することになり、そしてOPセミナーを受講しました。
そこで初めてMTM を知ることとなり、私がやってきたことは何だったのか・・・と衝撃を受けたのを覚えています。
そこから、医院の体制も担当衛生士制に変わり、自分なりにMTMを考え、PHIJ を受講するまで、私は衛生士の役割や目標として、メインテナンスを担当している患者を治療に戻さないことと考えてきました。
「治療と予防は飛行機の両翼」 このお話を聞き、予防と治療を切り離して考えすぎていたことを反省しました。また、安心したところも多いにありました。
私がMTMについて理解したと思っていたことは、表面的なことに過ぎず、担当の患者の口腔内と一生向きあっていくには、その方の情報も足りず、検査や写真のスキル、そして今後を予測し、判断する知識も足りていないと思いました。
受講を終えて、担当している方々を新たな方向から見ていくようにもなりました。
当初、メインテナンスの方々を治療に送らないと思っていた私ですが、今はその方々が、快適に過ごせるよう、治療の可能性、選択肢を多く残せるように、予防を進めていこうと考えています。
最後に、衛生士として必要なたくさんのことを教えていただき、とても感謝しています。先生方の人を引き付ける話し方、私も身に着けたいと思います。
一緒に受講した先生方、衛生士の皆さんからもとても刺激を受けました。
すべての皆さんに感謝します。ありがとうございました。

歯科衛生士 長船 久美子

私は、今回院内の歯科衛生士の中では、一番最後にPHIJセミナーに参加しました。
既にセミナーを受講した衛生士は、皆充実した、何かに満ち溢れている表情でいきいきと診療している姿を目の当たりにし、それぞれ学んできた内容を共有しても、どこか温度差を感じ、不安な気持ちでした。
実際にPHIJに参加し、たくさんの症例を見せていただき今まで勉強する機会が無かった再生療法、歯周外科について学ぶことが出来て良かったです。
ただ講義を聴くだけでなく、実習を行うことにより、より記憶に残るものになりました。
症例発表に関しては、資料のとり方にばらつきが出ていたり、見た目にわかる問題点はあげることはできても、患者様の生活背景やその部分から見えるリスクに気づけないこともあり、」自分への課題が山積みとなりました。
今後、患者様と接していく中で、リスクを見極め、しっかりサポートできるよう更に知識を増やし、努力していきたいと思います。

歯科衛生士 林 志穂

2018年7月21、22日に行われたPHIJに二日間参加させて頂きました。
参加する機会をいただけて大変勉強になりました。
参加する前は、内容についていけるかとても不安でしたが築山先生の講義を聞くうちに今まで勉強していたことで私のなかで消化できていなかったところが解消され、次への一歩へ繋がりました。
今回参加させていただいた回では、診査についての詳しい研修がありました。
診査について深く考え直す機会になり、また技術の向上につながりました。
新しい技術、知識を学び日々の診療へつなげていきたいと思います。

歯科衛生士 林 亜沙美

私はPHIJに参加するまで毎日淡々とDH業務をこなす日々でした。
Dr.と一緒にしかも遠方の福岡県まで参加する勉強会は、初めてで体調も万全とは言えず同行していただく千香先生に迷惑にならないようにと不安と戸惑いがありました。

MTMは当医院でも実施していたのですが、これからはデータコレクションの質を高くし、その内容を十分に患者さんに理解してもらえるよう、規格の正確さや、病因論をしっかりと理解したうえでリスクアセスメントツールを活用していくことが必須だと再認識し、日々の臨床で実践しています。

また歯周病の発現や病状に影響を与えるさまざまなリスク要因を、ペリオリスクアセスメント・ギアモデルとして表すことが出来、症例発表をまとめる際には患者さんをよむ役割として非常に有効的でした。

これからPHIJで学んだことを臨床で生かしこれからも患者さんに寄り添いながら井橋歯科医院全体で今まで以上に共有し連携をとって診療していこうと思います。

気を張っていたこともあり体調も悪化することもなく、無事に2日間の貴重な時間を過ごすことが出来ました。

築山先生をはじめ、スタッフの皆さま、参加された皆さま、ありがとうございました。

歯科衛生士 佐久 間紀子

今回のPHIJの講習を直接受講できませんでしたが、症例発表の作成で携わらせていただきました。
今まで働いてきた歯科医院ではしたことのなかった、「口腔内規格写真・サリバテスト・OHIS」井橋歯科医院に来てからやるようになりました。
最初は、すべてに対してとても時間がかかり患者への負担があったと思います。徐々に慣れてきたら、どうしても何となくになっていたと思います。でも、医院の皆さんが持ち帰ってきてくれる内容を見返すことによって重要さ、知識を得ることができました。そして自分の勉強不足・技術不足も知ることができました。
今回のPHIJで得た情報・技術を最大限に使用して、患者のよりよい未来に向かってエンジョイしながらお手伝いをしていきたいと思いました。
ありがとうございました。

Becki Cole RDHセミナー【募集締切】

日程

2019年8月27日(火)~31日(土)

推薦の言葉

Becki ColeによるDhコースの推薦の言葉

PHIJファウンダー 宮本貴成

一般的に、歯科衛生士向けのスケーリングコースと聞くと単に歯石除去のためのハンズオンコースを想像するかもしれない。しかしながら、PHIJにおける歯科衛生士の役割は抜本的に異なっている。PHIJ歯科衛生士の役割は健康に対する価値の創造をEntrepreneur的な観点から、患者にとって好意的かつプロフェッショナルな環境下で、最先端の歯周メインテナンス治療を患者に提供することである。
ベッキーはMetroWestの主任歯科衛生士として、Ortho、Perio、Implant、Radiologyの各分野に精通するメインテナンスを価値の創造の観点から日々の臨床の中で行っているアメリカでも希なEntrepreneur的な歯科衛生士である。
“価値の創造”を起こす”Entrepreneur”が歯科衛生士の役割の中でどのように歯周メインテナンス治療を捉え、そして実践しているかを学ぶことはPHIJ診療室の個々の歯科衛生士にたいしても非常に刺激的であろう。
この機会に是非ベッキーのコースを受けて頂ければと思う。

講師紹介

Becki Cole RDHのプロフィール

自己紹介

教育について
ネブラスカ州立大学、クレイトン大学所属アイオワウエスタンコミュニティーカレッジ 2years
卒業生総代
プレデンタルコース ネブラスカ州立大学 2years
就労経験について
プライベートプラクティス
  • 一般歯科と歯周専門医のオフィスで合計15年
E-prop副社長
  • 2004年にE-propを開発
  • 2007年に13カ国で販売開始
  • 2014年に日本で販売開始
3Dイメージングセンターマーケティング代理人
  • マーケティング責任者
  • カスタマーサービス
  • ITサポート
  • CEUの組織化
家族について
配偶者と2人の子供たち
夢のマイホーム
趣味について
子供達と過ごす時間

  • 水泳
  • アウトドア
    1. 自転車
    2. 散歩
    3. 公園散策
カリキュラム内容

Becki Cole RDHコースカリキュラム

コースカリキュラムは歯科医院のリクエストに対して、オーダーメイドのカリキュラム作成が可能です。Becki Coleがカバーすることができる内容は以下になります。
ContactからPHIJ事務局に希望概要をお伝えください。

一般歯科(GP)オフィスにおける勤務内容

口腔衛生業務
定期メインテナンス
プロフェッショナルクリーニング(PMTC)、X線撮影、治療計画、患者教育
ペリオドンタルメインテナンス
6ヶ月ごとのプロフェッショナルクリーニング(PMTC)
SRP
一般歯科における一部の歯周初期治療は自院で行われ、選択された症例のみが歯周病専門医に紹介される

歯周専門医オフィスにおける勤務内容

ペリオドンタルメインテナンス
口腔内清掃、歯周組織の評価、教育
インプラントメインテナンス
インプラントのX線写真、診断と予測
SRP
DNA診断と教育

矯正専門医との連携

口腔内清掃
歯科衛生士教育

教育

学位(学士、修士)の利用
歯科衛生士教育者

  1. 臨床的
  2. 教訓的
プロブラムディレクター

なぜ私の職業を歯科衛生士としたか

  • 一対一の患者との触れ合い
  • 教育を通じた私のコミュニティの健康を向上する為の能力
  • 働く母としての素晴らしいキャリア

歯科衛生士業務の評価

  • 米国の歯科衛生士業務と比較した時の日本の歯科衛生士業務との違い

米国の歯科医療

  • 米国の歯科医師
    1. ナンバーワンの仕事
    2. 歯科医師になる為に必要な教育
    3. 米国でのCEU必要条件
    4. 歯科医師の平均年収
    5. 歯科専門医制度

どのように一般歯科医と歯科専門医が協力して仕事をしているか

  • 米国の歯科衛生士
    1. あこがれの職業第16位
    2. 歯科衛生士になる為に必要な教育
    3. 米国でのCEU必要条件
    4. 歯科衛生士の平均年収
    5. 米国での歯科衛生士のたくさんの役割

米国の歯科衛生士はどのように働いているか

Treatment outline

1.口腔内清掃(6ヶ月おき)/ 新規患者予約
医科既往の⾒見直し

  1. 前投薬の必要性
抗菌薬のアレルギー
歯科既往の⾒見直し

  1. 未決定の歯科治療計画の見直し
  2. 最終目標の相談
歯科X線写真

  1. フルマウスX線
  2. パノラマX線
  3. 急性症状部位のデンタルX線
口腔内写真

  1. 口唇(リラックスして閉じた状態)
  2. スマイル
  3. 側方面観(右左)
  4. 下顎咬合面観
  5. 上顎咬合面観
口腔内清掃

  1. 定義
  2. スケール、研磨、フロス
歯科衛生士からの説明

  • 各患者に必要なこと
    1. ウォーターピック
    2. 隣接歯間のブラッシング
    3. フロッシング
    4. 電動と手動歯ブラシについて
歯科医師の検査

  1. 発見したことの相談
  2. 治療計画
2.ペリオドンタルメインテナンス
医科既往の見直し

  1. 前投薬の必要性
歯科既往の見直し

  1. 恐れ
  2. 希望
  3. 目標
プラークインデックス
BOP (bleeding on probing)
必要ならばX線撮影
口腔内清掃
局所的なSPP、PRN
プローブ
歯周評価

  • 治療計画
  • 細菌を見せる
  • DNA分析
  • バイオフィルムについて話し合い
    a.バイオフィルム
  1. 各患者に必要な歯科衛生士からの説明
    • ウォーターピック
    • 隣接歯間のブラシ
    • フロッシング
    • 電動と手動歯ブラシについて
  2. ペリオドンタルメインテナンススケジュール
    • GPとローテート
    • 歯周専門医で行う
    • 3, 4, 6 months possible 10 weeks
歯科医師の検査

  1. 発見したことの相談
  2. 治療計画
3.SRP
医科既往の見直し

  1. 前投薬
  2. 医療許可
歯科既往

  1. 直近のバイトウイング
  2. 直近のプローブデプス
    特定の疾患部位の評価
麻酔

  1. 長針
    リドカイン
  2. 短針
    セプトカイン
ウルトラソニック

  1. 器具使用
    明白な創面切除
手用器具

  1. Instrumentation
    Fine scaling
    • 後方遠心部の器具
    • 前方近心部の器具
    • 深いポケット
抗菌薬の局所投与

  1. アレスティン
抗生物質

  1. Z-パック
患者教育

  1. バイオフィルムについて
歯周評価の為のリスケジュール

  1. プラークインデックス
  2. BOP
  3. プロービングでプス
  4. 歯科衛生士の見直し
  5. 歯科医師の検査
  6. 治療計画の評価
  7. ペリオドンタルメインテナンススケジュール
過去の研修内容

過去の受講医院

2014年
かさはら歯科医院(宮城)
川原歯科医院(徳島)
緑町齋藤歯科医院(山形)
2015年
あすなろデンタルケア(埼玉)
アップルデンタルセンター(東京)
つきやま歯科医院(福岡)
日吉歯科診療所(山形)
福田歯科医院(北海道)
マメデンタルクリニック(東京都)
2016年
いまはやしデンタルオフィス(福岡)
新飯塚いとう歯科クリニック(福岡)
柴田歯科医院(秋田)
山手グリーン歯科(岡山)
2018年
坂田歯科医院(埼玉)
竹内歯科医院(福岡)
副島歯科医院(佐賀)

過去の受講医院による研修内容の具体例1

Day1
10:30-11:00 Greeting/Introduction
11:00-13:00 Lecture1
13:00-14:00 Lunch
14:00-15:30 Lecture2
15:30-16:00 Break
16:00-18:00 Lecture3/Q&A
Day2
09:00-11:00 GroupA(5people、patient)Hands-on training
11:00-13:00 GroupB(5people、patient)Hands-on training
13:00-14:00 Lunch
14:00-16:00 GroupC(5people、patient)Hands-on training
16:00-17:00 Q&A
17:00- heading to Haneda Air Port

過去の受講医院による研修内容の具体例2

Day1
10:30-13:00 Discussion
13:00-14:00 Lunch
14:00-15:30 GroupA(4people)Lecture
15:30-16:00 Q&A/Break
16:00-17:30 GroupA(4people、patient)Hands-on training
17:30-18:00 Q&A
Day2
09:00-10:30 GroupB(4people)Lecture
10:30-11:00 Q&A/Break
11:00-12:30 GroupB(4people、patient)Hands-on training
12:30-12:45 Q&A
12:45-13:30 Lunch
13:30-15:00 GroupC(4people)Lecture
15:00-16:30 GroupC(4people、patient)Hands-on training
16:30-16:50 Q&A
17:00- heading to Shonai Air Port

過去の受講医院による研修内容の具体例3

Day1
09:00- Greeting
09:30-11:00 Lecture
11:00-11:20 Break
11:20-12:30 Lecture
12:30-13:30 Lunch
13:30-14:30 Lecture
14:30-14:50 Break
14:50-15:30 Demonstration
15:30- Hands-on training
18:20- Discussion
Day2
09:00-10:10 Lecture
10:10-10:30 Break
10:30-12:00 Lecture
12:00-13:00 Lunch
13:00-13:40 Demonstration
13:50- Hands-on training
16:30- Discussion
17:00- heading to Fukuoka Air Port

研修の様子

コース費用

講師費用
200,000円/1日(別途日本国内交通費、宿泊費用負担)
通訳費用
70,000円/1日(別途日本国内交通費、宿泊費用負担)
想定合計研修費用
300,000-350,000円程度/1日
推奨研修日数
2日間
複数医院同時受講可能

日本国際歯科大会2018

活動報告

PHIJセッション ペリオドントロジーの世界トレンド

会場:パシフィコ横浜Eホール
日時:2018年10月5日

開催概要

開催概要はこちら

先日の日本国際歯科大会にて、PHIJセッションを開催致しました。
世界のステージで活躍するDr.Hayashi、Dr.Fukuda、Dr.Tsuji、Dr.Maruo、Dr.Minら5人の新進気鋭の臨床家に登壇して頂き、最新の知見を講演をして頂きました。
セッション当日は立ち見が出来るほどの盛況ぶりで、臨床のテクニックだけではなく、歯科医師としてとらえなければならない、科学に立脚した価値の創造の考え方を伝えるPHIJの理念に共感して頂いていると感じています。

挨拶:宮本貴成
座長:築山鉄平

歯周病のエティオロジー

林千絵 先生
歯周病の病因論について、分かりやすく講演していただきました。PHIJ受講生ならばおなじみの論文も登場し、鉄平先生の講演を懐かしく感じた先生もいらっしゃったのではないでしょうか。

歯周治療が可能にするこれからの歯科医療の可能性~ペリオドントロジーと健康創造~

福田幹久 先生
GPとして歯周病とどのように向かい合い、患者さんとどのようにパートナーとして共に歩んで行くかを伝えていただきました。私達は1口腔単位を診るのではなく全身を、ひいては患者さん自身と向き合うという歯科医師としてあるべき姿を思い出させて頂いたと思います。

歯周病の新分類 (2018) からみる最新歯周治療のroad mapとその実際

辻翔太 先生
今、歯周病界においてもっともホットな話題である歯周病の新分類について、その目的と考え方を講演して頂きました。新たなものは既存のものと比べがちで、十分に深く理解するためには時間がかかるかもしれません。しかし、その分類の目的、「新分類は歯周病の分類を一度リセットするためのものである」ということを知ると見える景色が変わります。PHIJで伝える歯周病学の根っこであるパーソナライズドデンタルメディスンのコンセプトにぴったりとハマる新歯周病分類。これからのアップデートもさらに期待されることと思います。

歯周病患者へのインプラント治療戦略
Back to Principle

丸尾勝一郎 先生
先進的な技術などに精通したイメージの強い丸尾先生ですが、基本に基づいたインプラントの治療計画について講演して頂きました。

歯肉退縮治療で失敗しない診断力と治療選択
Evidence-based decision making:
The Strategy in the Treatment of Gingival Recession

閔成弘 先生
歯肉退縮の分類を考察し、その治療法について講演していただきました。歯肉退縮の治療はもちろんですが、教育者としての先生の考え方、また「世界一のペリオドンティストになる」という夢を熱く語る先生の講義は日本の歯科医師がいつの間にか忘れたものかもしれません。

質疑応答

多くの質問が寄せられ、会場ではディスカッションが積極的に行われていました。これからもPHIJは健康を維持するためのパーソナライズドデンタルメディスンを理念の中心に据え、真の患者さん利益を実現できるような歯科医師、歯科衛生士のみなさんを輩出できるような教育機会をご提供してまいります。

オマハカダバーキャンプ2018 PAOO編

活動報告

ノートン教授によるPAOO(加速矯正)のための臨床解剖学実習

会場:クレイトン大学
日時:2018年6月8~10日

開催概要

開催概要はこちら

予知性の高いPeriodontally Accelerated Osteogenic Orthodontics (PAOO:加速矯正)には欠かせない口腔顎顔面の臨床解剖学及びCT読像を3日間でマスターするコースです。
講師は世界7ヶ国語に翻訳され、世界的ベストセラーであるネッター頭頸部・口腔顎顔面の臨床解剖アトラスの著者であるノートン教授、画像診断のプロフェッショナルのベン教授、更に今回はPAOOの第一人者であるボストン大学歯周病科のディバート教授、宮本教授とPAOOの連携を行っている米国矯正歯科専門医であるキム先生らでした。
講師陣等による講義(CTの読像、臨床解剖学、PAOO、PAOOの矯正科の観点から)やカダバー実習が集中的に3日間で効率的に行われました。また、参加した中嶋先生にも症例発表をして頂き、ディバート教授と活発なディスカッションとなりました。3日間という短い期間でしたが、PAOOの経験が豊かな先生から初心者の先生までどのレベルの先生にとっても、予知性の高いPAOO関連外科処置を行うために重要な頭頸部解剖学とCT読像についてのエッセンスが凝縮されていました。

感想文

宮井崇宏先生

2017年に続き2018年も連続して受講させて頂きました。最高に良かった点は、ディーバート教授からの直接のレクチャーが受けられたことです。ピエゾシジョンの世界的権威から直接のレクチャーを受けられたのは最高でした。
解剖実習ですが、今年もさすがはノートン教授というような有歯顎の非常に勉強になるカダバーばかりで大変、手技的なところが勉強になりました。
2019年に完成するクレイトン大学の新校舎や新築する宮本先生のオフィスも見てみたいと思っています。
今年もお世話になり、主催者の築山先生・宮本先生ありがとうございました。

松本ゆみ先生

宮本先生、築山先生、ノートン先生、ベン先生、Dibart先生をはじめ、野間先生、ベッキー、その他のスタッフの皆様大変お世話になりました。大変得る事の大きい素晴らしいコースでした。講義はとてもわかりやすいもので、質問にも丁寧に答えてくださいました。どの講義も臨床に直結していたのがとてもよかったです。
講義室の環境も素晴らしく、学生のような気持ちで過ごせました。コーヒーや冷たい飲み物が豊富にあったのも助かりました。
カダバー実習はノートン先生の実習が素晴らしいのは言うまでもないのですが、PAOO実習も素晴らしく、やることが盛りだくさんであっという間でした。でもあれ以上長いとしんどくなるので私はあれくらいの時間が丁度よかったです。上顎、下顎とも十分練習させていただきました。
期間中楽しく、気持ち良く過ごせたのも先生方、スタッフの皆様のお人柄の素晴らしさによるのだと思います。親切におもてなしいただきまして、本当にありがとうございました。

中嶋亮先生

とても有意義で実りのあるコース内容でした。
ノートン教授、宮本教授、築山先生のお人柄も素晴らしいと感じました。
宿泊、移動についても満足しております。
来年は参加できないと思いますが、再来年以降で機会があればまた是非参加させて頂きたいですし、知人にも紹介したいと思います。
講義内容のボリュームも丁度良いと感じました。
あまり詰め込みすぎても消化不良になりますし、私としては大満足です。
図々しくもプレゼンの機会も与えて頂いた事に深く感謝しています。

山田邦彦先生

私は、昨年のインプラントのカダバーコースにも参加しました。私は矯正治療を専門にしていますが、より良い矯正治療を求めていくと外科の知識や、顎顔面領域の解剖の知識が必要不可欠です。昨年にコースの募集を見た時、まさに自分が求めているものだと思い参加に至りました。昨年のコースに参加して改めて解剖学の大切さを感じ、もっと勉強したいという気持ちが強くなった事、そして今年はPiezocisionとPAOOのコースになるという事を聞き迷うことなく今年のコースにも申し込みました。
このコースは本当に充実した良いコースだと思います。ノートン先生の講義も非常に丁寧でわかりやすく、カダバー実習前に知識の復習になり実習での視点も増え非常に勉強になりました。カダバーも非常に新鮮でPiezocisionとPAOOの実習は、実際の患者と同じ状況で緊張感を持ち臨むことが出来ました。今回は、ディバート先生とキム先生の講義も入り非常に充実した4日間になりました。本当にありがとうございました。

山根延仁先生

初めてのカダバーキャンプでかなりドキドキしていましたが、実際に受けてみて大変勉強になりました。
スピード矯正の方達の学ぶ意欲なども刺激的でした。
今回はPAOO編ということで、新たな知識として学べて何よりでしたが次回はインプラントや歯周外科など臨床に直結できる実習もしたいと思いました。

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2019 オマハカダバーキャンプ 歯周外科・インプラント編【募集締切】

ノートン教授による歯周外科・インラプント治療のための臨床解剖学

本コースは世界7カ国語に翻訳され、世界的ベストセラーであるネッター頭頸部・口腔顎顔の臨床解剖学アトラス(医歯薬出版)の著者であるノートン教授が直接指導する、インプラント解剖学の世界では最も権威のある米国クレイトン大学による、カダバー口腔顎顔解剖学実習です。インプラント治療で特に重要になるのが、顎顔面解剖を正しく理解する事です。正常の解剖を理解してこそ、そうでない状況を見極める事が出来る。それがこのコースの主旨です。

今回も米国クレイトン大学の全面的なサポートにより、クレイトン大学教授陣及びノートン教授による講義(CTの読像、臨床解剖学)やカダバー実習が集中的に3日間で効率的に行われます。インプラント治療の経験が豊かな先生から初心者の先生までどのレベルの先生にとっても、安心安全なインプラント治療を行うために重要な頭頸部解剖学とCT読像の勉強が3日間でできるコースとなっています。

主なスケジュールとしては、1日目、3日目は座学を中心とした基礎解剖学と放射線学の復習で、2日目は献体を用いた解剖学実習です。ともすると無味乾燥な解剖学ですが、1日目で頭の中がすっきり整頓されていますので、2日目の実習は本当に実践的なものになります。

解剖学はどんな歯科医師にとっても最も重要な習得分野にも関わらず、日本ではおそらく卒後研修の中では最も中途半端に扱われている分野だと思います。クレイトン大学における献体実習はインプラント実習のみならず歯科臨床に特化した実践的解剖学なので、歯周インプラント専門医のみならず、GPにとっても翌日から臨床現場で導入できる講義、実習内容だと言えます。皆さん是非奮ってご参加下さい。お待ちしております。

コース内容、お申し込み書

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2020 ベーシックコース【募集締切】

コース内容

GP、歯科衛生士が押さえておくべき歯周病学とインプラント学のベーシックコース

同プログラムは元AAP会長のDr.Michael K.McGuireが1979年に設立した予防、歯周療法学、インプラント、歯科衛生に重点を置くPeriodontal Health Professionals(PHP)の日本コースです。
このコースの特筆すべき点は世界標準の歯周病学、インプラント分野の教育を行うのみでなく、Dr.Bo Krasseが提唱する「メディカルトリートメントモデル」と呼ばれる医療モデルを実臨床に導入する為のプログラムでもあります。一般的に手技に重きを置いたコースとは一線を画し、参加される歯科医院があるべき歯科医療の姿を実現するための一助になるものと確信しています。
コース修了時にはAAP国際会員資格、PHIJ修了証明書、受講修了者はDr.McGuireの直接行うHoustonコースへの参加資格が与えられます。

コース内容、お申し込み書

交通宿泊手配について

交通宿泊手配について、 名鉄観光サービス株式会社にご依頼することも可能です。
ご希望の方は直接下記のご連絡先までお問い合わせ下さい。

名鉄観光サービス株式会社 銀座支店
〒104-0061
東京都中央区銀座7-8-2 銀座御幸ビル8階
TEL : 03-3572-0511 FAX : 03-3571-7447
担当:渡辺 尚子/清田 浩之
メールアドレス:sat@mwt.co.jp
PHIJ交通手配申込書:申し込み依頼書ダウンロード(Excel)

Becki Cole RDHセミナー

活動報告

Becki Cole RDHセミナー

開催概要

開催概要はこちら

感想文

坂田歯科医院

院長 坂田 俊夫

Ms.Becki Cole先生のプライベートセミナーを受講して

平成30年4月5・6日にMetroWestの主任衛生士であるBecki Cole先生をお招きして2日間のセミナーを開催し、当院のスタッフ全員で受講できたのは大変有意義でした。
1日目の講義ではアメリカの歯科事情の問題点が日本の問題点と共通している点が多々あることを知り、そのような歯科医療のなかで私たちがどのような理念を持ってかかわっていくかということをBecki Cole先生と共有することができました。
歯周病に関する講義はわかりやすく翌日の実習に繋がるものでした。
2日目は2人の患者さんに協力してもらい、Becki Cole先生の臨床を見ることができました。SRPなどの施術の他に実際の患者さんとのかかわり方をみることができました。それは、私達がMetroWestの診療室に行って見学しているようで大変貴重な臨床見学になりました。
また、抜去歯牙模型を使った実習ではキュレットの扱いも細かく指導していただき、明日からの臨床にすぐに役立つ内容でした。
私達が大変充実した2日間であったように、Becki Cole先生にとって私たちと一緒に素敵な時間を過ごしていただきいとの思いで私達なりの「おもてなし」をさせていただきました。
当院での2日間の思いをFaceBookで拝見したとき大宮での2日間に好感をもっていただいたようで私達も大変嬉しく思い、また機会があればご指導いただきたいと思います。

歯科医師 植田 脩二郎

セミナー感想

今回ベッキーさんのセミナーを受けて歯周病のことにより興味深くなりました。
また技術面ではないところもたくさんのお話をしてくださり今後の歯科医師としての行いも改めて見直していかなければいかないと思いました。
まずSRPのことではベッキーさんは必ず麻酔をして治療を行いしっかり時間をとるということでした。私は表面麻酔だけでSRPを行っていて実習でやらせていただいた感覚を思い出すと歯肉縁下の歯石を取り残していたのではないかと思いました。
次に自分の治療に自信を持つことです。ベッキーさんは自信を持って患者さんに接することによってより良い信頼関係を構築でき治療ができるとおっしゃっていました。自分に自信を持つことは常に向上心を持って勉強し努力していくことが大切だと思いました。
最後にこのようなセミナーの機会を与えていただいた院長に感謝します。

歯科医師 大原 正太郎

ベッキーさんのセミナーを受けて

歯周病の審査、歯石の探知を臨床と交えて学べた良い機会になったと思います。
患者さんに初めに「何をしに来たのか」と問い、目的意識をはっきりさせていた事が印象的でした。
実際に患者さんの診療を見る事で講義を聞くよりも診療の細やかなところまでより多くの事が学べてとても楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました。

歯科衛生士 平澤 一美

Becki Coleさんセミナー感想

はじめに、このような貴重な機会を与えていただいたPHIJ事務局はじめ、関係者の皆様に感謝申し上げます。
以前、このセミナーを受けたことのある衛生士さんにセミナーの内容を伺ったことがあり、以前から大変興味を持っておりました。
これまで私はヨーロッパ圏での研修に参加の経験はありましたが、米国の歯科については二次情報、三次情報を聞くだけで直に触れる機会がありませんでした。
今回ベッキーさんに来ていただき、少人数制ということもあり聞きたいことを余すことなく聞くことができました。
ベッキーさんの知識や技術は、見習いたいところが多くありましたし、それが彼女の努力の賜物だということをひしひしと感じました。
勉強し続ける、努力を怠らないことは私でもすぐに真似できることだと思いました。
最新の情報もたくさん教えていただき、日本との違いを確認することもできました。
ただ、患者さんへ寄り添う気持ち、関わり方、患者利益の考え方は私たちと共通するところを感じ、医療人としての心持ちは国籍が違っても変わらないことも確認できました。
そして女性としても、母としても、妻としても、もちろん衛生士としても様々な役割をすべて楽しんで全うしている姿はとても印象的でした。
ハンズオンでは直接指導いただける貴重な機会を与えていただき、衛生士としての技術の幅も広がったと思います。
どのようにして技術を得ていったかという手法も聞くことができ、今後の新人育成にも、わかりやすく役立つ方法だと思いました。
2日間を通して、一次情報を自分の目で見て聞いて確認することの大切さを改めて感じました。
今までの誤った認識や勘違いしていた部分も多くあったことを感じています。
今後の衛生士人生に大きく影響する、とても充実した2日間となりました。
ありがとうございました。

歯科衛生士 大貫 陽香

Becki Cole 先生の DH セミナーを受講して

今回 Becki 先生のセミナーを受講して、歯科衛生士としてだけでなく一人の女性としてこれからどんな風に患者さんと関わり、社会に貢献していくかをとても考えさせられました。また、アメリカという遠い地ではありますが、歯科衛生士という同じ職業で活躍されている姿を間近で拝見でき、とても刺激になりました。
一日目は、アメリカでの歯科衛生士事情や Becki 先生の働き方について聞かせていただきました。アメリカでの歯科衛生士は日本とは違いとても難易度の高い職業だということ、それだけ医療の職業として注目を浴びている職業ということを知りました。しかし、女性の職業として見たときにあまり日本と変わらない職業でもあると感じました。アメリカの働き方は家庭と両立しやすいですが、出産・育児となるとどこの女性も働くことはとても大変だということを痛感しました。ですがそんな中、現役として働いている Becki 先生は とても輝いていました。「全てに全力を注ぐと全てうまくいく」一番最初に話されたこの言葉の重みが伝わってきました。
それから、患者さんと関わっていく上で信頼関係を築くことが最も重要で、そのためには患者さんの話をよく聞くことが大切であることを再認識しました。個室を持ちメインテナンスを始めて2年がたち、ある程度患者さんとも顔見知りになり板についてきたと思っていた反面、上手く結果が出ず悩んでいる今自分が今まで行ってきた‘患者さんの話を聞く‘ことはまだまだ足りていないこと、患者さんを理解しきれていないことを痛感しました。 Becki 先生は、どんなに細かいことでも記録に残しどんなに些細なことでも真剣に考え患者さんに全力で向き合っていることを感じました。そのためには日々勉強で、直接関係なくてもとことん理解を深め、それにより自信を持ち患者さんへの情報提供に繋げることが大切であると思いました。「患者さんは何のために歯科医院に通っているのか」その答えに導いてあげる手助けをするためには今の私では力不足です。少しでも疑問に感じたり、不思議に思ったことはそのままにせず勉学に励もうと思います。「この人になら自分の健康を任せられる」と思っていただけるような歯科衛生士になりたいと強く感じました。
二日目は、実際に患者さんをお呼びして SRP の様子を見学させていただきました。実際に SRPを行っている様子を見学させていただき、器具の選択と扱い方によりこんなにもスムーズに不快感を与えず行えるものだと学びました。また、歯牙の解剖的形態を理解するのも SRP を行う上で大切なことであることを実感しました。直視できないからこそ必要なことなのに、今まで重要視していなかった自分に気付くことができました。レントゲンと口腔内を交互に見ていたBecki先生も印象的でした。技術的にはまだまだな自分ですが、 解剖学、レントゲンの読み取りと次なる課題ができました。
この二日間はあっという間でしたが、学んだことがたくさんありとても充実した二日間でした。
先輩やBecki先生の足元にも及ばない自分ですが、少しでも近づけるように精 いっぱい頑張りたいと思います。今担当させていただいている患者さん、その家族、より多くの方に貢献できる歯科衛生士を目指します。そして、今回このような機会を与えてくださった院長先生、歯科医院への感謝も忘れず日々を過ごしていきたいと思います。Becki先生、忙しい中素敵な二日間をありがとうございました。

歯科衛生士 五十嵐 蛍

セミナー感想文

今回はベッキーさんのセミナーに参加させていただき本当に貴重な2日間を過ごさせて頂くことが出来ました。
1日目の講義パートではアメリカでの歯科事情を聞くことができて大変興味深かったです。知識面でのお話もたくさん聞かせて頂きとても勉強になりました。その中でも歯科衛生士としての業務体制や、施術できる範囲はアメリカと日本で異なりますが患者さんに寄り添いよくお話を聞いてあげることがいちばん大切なことであるということは世界共通だということを強く再確認することが出来ました。「患者さんの考える幸せとこちらが考える患者さんの幸せは異なる」というベッキーさんの言葉がとても印象深かったです。普段患者さんをみさせていただいていると、どうしてもすべてを伝えたい、すべてを良くしたいという思いが先走ってしまいがちです。そんな時こそよく患者さんが何をいちばんに求めているのか?誰の為、なんの為に私は仕事をしているのかということを考えて日々の診療を行っていきたいと思いました。
2日目の実技パートでは実際にベッキーさんの患者さんへの施術の様子を見学させて頂きました。
抜去歯牙を用いた実習で直接ご指導頂きとても貴重な体験でした。初対面の患者さん、しかも直接言葉の通じない海外の方へ対しても少しも怯まず堂々と施術を行うベッキーさんの姿が本当に格好いいなと思いました。そこには苦手なことにも恐れずに挑戦していくことや日々勉強と努力を惜しまないベッキーさんの積み重ねが自信へ繋がっているのだと思います。その姿を見て私も今まで以上に努力を重ねていき患者さんにより良い教育、施術が行えるようにしていかなければいけないと思いました。
この2日間で知識面、技術面ではもちろんそれ以上に歯科衛生士として、ひとりの女性として輝くベッキーさんの姿、その熱量を直接自分自身で感じることができ本当に素晴らしい経験が出来ました。この2日間で自分が体験したことを少しずつでも患者さんへ還元していけるように日々の診療に勤めていきたいと思います。この度はこのような機会を与えてくださり本当にありがとうございました。

歯科衛生士 坂田 恵美子

セミナーを受けて

2日間、とても充実した内容で、大変勉強になりました。
1日目の講義では、RDHの資格を取得するまでの過程から働き方の実際について、またGPで行うメインテナンスとぺリオ専門医で行うぺリオメインテナンスとの違いについてやインプラントについて等々、私達が今知りたい内容にあわせて頂き症例を交えてとても分かりやすい講義でした。
ベッキーさんの、プライベートと仕事を両立したライフスタイルにもとてもパワーを頂きました。セミナー前日、予定の飛行機が大幅に遅れて深夜に到着したにもかかわらず、セミナーの日の会食時も色々お話し頂きとても楽しかったです。
2日目のハンズオンはベッキーさんの実際行っている臨床を見学する貴重な機会となりました。縁下歯石の探知の仕方についてなどを丁寧に教えて頂きました。
2日間を通してベッキーさんから学んだ一番大切な事は、衛生士として、チームの和を大切にし、患者さんに寄り添いながらプロとして導くベッキーさんの熱いとても輝いている人間性でした。
有り難うございました。

歯科衛生士 谷田 教子

セミナー感想

今回のセミナーでベッキーさんがお話しされていた、自信を持つためにも毎日勉強をしているとのこと、なかなか難しい事ですが私も見習いたいと思いました。他にもインプラントメンテナンスやぺリオメンテナンスについてのお話や、3Dでビジュアル化してイメージトレーニングすることなど、どれも大変興味深いお話ばかりでした。
毎日メンテナンスとしてクリーニングをしていますがそれが治療の一貫であり細菌を除去するめに重要な事でただの掃除ではないと明確に患者さんに示していくべきだと強く感じました。とても有意義な二日間でしたありがとうございました。

歯科衛生士 豊田 杏

セミナーの感想

今回ベッキーさんのセミナーに参加して、良い経験をさせていただきました。SRPの患者さん全てに麻酔をして(しかも歯科衛生士が!)施術するというのは、こちらも患者側も安心して施術できると感じました。
患者さんの話を聞くのに時間を割くことが大切だと改めて感じたので、患者さんの口腔内だけでなく表情や話し方など色々なところを汲み取ってコミュニケーションに時間をとるようにしたいです。
今回は自分の都合で2日目しか参加できず、残念でした。
私はいま2人の子供を育てていて、仕事と育児と家事との両立に悩むことも多いのですが、ベッキーさんのような素敵な女性を知れて、自分も頑張ろうと思いました。素晴らしい機会をありがとうございました。

歯科衛生士 鎌田 知恵

セミナー受講の感想

歯科衛生士として技術面を磨くのはもちろんですが、患者さんとの信頼関係を築くために自分自身の人間力を磨くこともとても重要であると今回のセミナーを通じで感じました。
ベッキーさん自身が普段の診療の中で、チェアに座った後、患者さんの正面から顔を見て「何故今日ここに来たかわかりますか?」と質問をし、患者さんに1つ1つ説明して理解を得てから施術に入る姿を見て、とても感銘を受けました。
同時に自分は普段の診療の中でどれだけ患者さんに寄り添い、患者さんの疑問や不安を解消できているのか、自分自身を振り返りまだまだ人間的に未熟な部分が多いと感じました。
これからは日々診療に追われる中でも患者さんの話をよく聞き、その方の求めている幸せが何かを常に考え、良い信頼関係を築きあげながら歯科衛生士としての役割を全うしていきたいと思います。
2日間、技術面、知識面ともに充実した内容の講義を受けることができてとても感謝しております。ありがとうございました。

歯科助手 坂本 良美

ベッキーさんのセミナーに参加して

今回のセミナーでは、事前に聞きたいことを用紙にまとめてもらいセミナーで一つ一つ説明をしていただきました。
講義のはじめに、受付に関する話をしていただきました。私はDAの仕事の中で受付の仕事も行うので、そちらも大変参考になりました。
受付での電話対応をしっかりと行い、次に繋げる話の聞き方を学び、受付はその病院の顔だと教えてもらいました。
アメリカの歯科事情を初めて聞いて、州によって法律が違っていることや、掛け持ちしながら衛生士の仕事をしていることには驚きました。
むし歯一つに対して、どのぐらい体に影響が出るのかを常に患者さんに伝え、デンタルヒストリーやメディカルヒストリーよく聞くこと、私たちは患者さんのデンタルコーチであるという言葉が似合う仕事を行っていると思いました。
患者さんが望む幸せに近づけるためには、色々な治療の選択肢を持ち、口腔についての知識があり、コミュニケーションをとることが大切で、ベッキーさんはそれらを常に勉強しているのだと感じました。
私も私なりに患者さんと常に話をして、患者さんが望む幸せに近づけさせる仕事をしていきたいと思いました。ベッキーさんは私にとって、妻、母、そして衛生士の仕事をこなしている憧れの女性でした。

受付 一木 美恵子

セミナーの感想

アメリカと日本の歯科事情の違いにおどろきました。
ベッキーさんは母親、歯科、何か一つではなく、全てを大事にしたいと言われていました。家庭を大切にしながら、衛生士として日々努力している姿を見て、同じ母親でありながら自分はどうなのかと、見つめなおす機会となりました。
患者さんが健康に生きる為に、歯科がどれだけ大切かを改めて学びました。
患者さんの為に今回学んだことを活かせるよう日々前進して行きたいと思います。

副島歯科医院

院長 副島 衛

ベッキーセミナー感想文

今回、2日間コースの初日のみ参加させていただきました。
初日は座学でしたが、その中でアメリカにおける衛生士の役割について多くを学ぶことが出来ました。
先ずは患者に向き合う姿勢です、衛生士はただ口腔ケアをするだけではなく色々な病気を抱えて不安になっている患者さんや薬や治療が嫌いな患者さんなど様々な人たちに対してきちんと把握して受け止めようとするコミュニケーションが大切だと再認識させられました。
そして、全身疾患や薬や歯科治療における全般的な専門的な知識をもとに口腔衛生業務を行い、その患者に行ったケアの評価等についてはその後、こと細かく評価されておりとても解りやすい・見えやすいものとなっていました。口腔ケアの時間は概ね1時間程度が多いのですが、この1時間の衛生士の中身がとても重要であり、その日の様子に応じてエビデンスに沿って、その場で組み立て、ケア内容や順序を考えることも求められるなど、口腔衛生業務の醍醐味を感じられました。

講義の中で「ベッキーが担当でなければ治療を受けない!」と言ってくれる患者さん達が多くいると言っておられましたが、ベッキーさんが家族を想うよな気持ちで患者に接しているからこそ、多くの患者さんから指名される衛生士であり続けていることが良くわかりました。

セミナーを受講することにより、自分のモチベーションやスタッフにとても良い影響を与えてもらえました、また受講できる機会があれば参加させていただきたいと思います、本当にありがとうございました。

歯科衛生士 大島 理恵子

今回のセミナーに参加するに当たって、衛生士歴は長いが、今まで予防という考え方で仕事をしたことがなく、治療中心、その延長でスケーリング SRP などをやっていたので、1から学ぶつもりで参加させて頂きました。
講演を受けて、日本とアメリカ 衛生士の仕事に向かう姿勢の違いに驚きました。日本と比べて自立して仕事をされている事に感動しました。
技術面では インプラントメンテの注意点 部位に適したスケーラーの選び方、エキスプローラーの持ち方、二日目の実習では実際に触った感触を確認出来て勉強になりました。 また、シャープニングの重要性、これも実際に研いでみて角度など 直接教えて頂いて参考になりました。 今後の診療に活かしていきたいと思います。
また、技術面だけでなく、患者とのコミュニケーションの大切さも学びました。日本でもアメリカでも共通して言えるのは患者の予防に対する知識 理解を得ることが難しいという事。根気強く説明し、経済的な問題も絡んでくるので難しいが 色々な方向からできる事を考えていく必要があると思いました。そのためには、もっと勉強し、自分の知識や技術をスキルアップしていかなければと思います。
2日間 お世話になりました。 ありがとうございました。

歯科衛生士 笠原 由紀乃

私は歯科衛生士になって初めての研修会で、まだ新人の私が参加しても大丈夫なのかと不安でした。でも、アメリカと日本で凄く活躍されている歯科衛生士さんに会って技術を学べる事の方が凄いなと思いとても楽しみでした。
一日目は、ベッキーさんのオーラや周りの歯科衛生士さんのレベルの高さに圧倒されていましたが、この雰囲気を経験できたことだけでも貴重な経験だなと思いました。
セミナーも内容がとても濃く、知らない事も多くあったので勉強になりました。
二日目は、スケーリングなでの実践的な内容を教えて下さったので、その技術を近くで見れたのでとても勉強になりました。特に歯肉縁下歯石の探知をする時に、ベッキーさんが手を添えて教えて下さり、初めて歯石の感覚を知ることができました。この経験を活かせるようにこれからも努力し、患者さんから信頼される歯科衛生士になりたいと思いました。

歯科衛生士 桑田 未紀

ベッキーセミナー感想

二日間にわたり講義や実技指導ありがとうございました。セミナーではとてもいろんな事を学びました。
中でも一番勉強になった事は患者さんとの向き合い方です。
特に臨床で大切にしたいと思っていたので大変勉強になりました。
まずしっかり自分の口腔内と向き合ってもらうために”なぜここに来たのか”をしっかり話し、自分を信じてついて来てほしい事をはじめにしっかり伝えるという事を学びました。
今までも伝えるようにはしていましたがしっかりと伝えられていたかもう一度確認していこうとおもいました。

さらにモチベーションを保つためには毎回自分がどうなりたいのかを患者さん自身がしっかり向き合えるように確認することも大事だと思いました。一方通行にならず患者さん自身に気づいてもらい気をつけてもらうために必要なことだなと思いました。

他にもエキスプローラーなどはあまりしっかり使えていなかったと反省もありました。キュレットの使う種類や使い方とシャープニングの仕方や、インプラントのメンテナンスについても確認することができ、今までのやり方を再度見直すことができました。

全身の状態に関しても今までの認識では足りなかったことがわかり、詳しく患者さんの状態を把握し、改善しなければいけないところなどを患者さんと話し合い、向き合わなければいけないなと思いました。

他にも、日本ではあまりメジャーではないウォーターピックなども使ってセルフケアをする事を勧めてあり、今までのフロスを使うセルフケアより簡単なため、高齢の方など使用するのにもいいのかなとおもいました。
今度エアフローをアメリカに帰って初めて使うとおっしゃってましたが使用した感想などが気になりました。

スキルはもちろんですが正しい知識をつけて患者さんとしっかり向き合う事を今回特に学んだように思います。”正しいよりも優しく”とおっしゃってました。
優しくあるために正しい知識をつけてその人にとって何が重要なのかしっかり把握して指導する事ができればいいなと思いました。
今回のセミナーに参加して得た事をしっかり臨床に活かして行きたいと思います。

歯科衛生士 杉谷 茉奈

今回このような貴重なセミナーを受講させていただきありがとうございました。二日間にわたりアメリカで活躍されている歯科衛生士の方のお話が聞けるということで、とても期待して参加させていただきました。お話を聞いて一番に感じたことは、日本とアメリカのレベルの違いです。アメリカの衛生士さんは麻酔や治療ができたり、衛生士が歯科医師を雇い開業したりできるということを知り沢山の違いに驚きました。また衛生士のできる範囲が大きい分豊富な知識があるのだとわかりました。初診からメンテナンスまでの患者さんとの接し方や信頼関係の築き方、初期治療時の炎症の程度の見分け方、選択インスツルメントなど本当に一つ一つ丁寧に講義してくださり、通訳の先生を通してのお話ではありましたが、とても分かりやすく聞いていて早く臨床に生かしたいと思う内容ばかりでした。特に講義の中で勉強になったことが患者さんとの関わり方です。患者さんからの信頼は衛生士としての自信を得るだけでなく患者さん自身が早くリラックスして診療を受けられるようにするためにも必要なことだと改めて感じました。また、ベッキーさんは「一番最初の印象が医院としての価値であり、自分の衛生士としての価値につながる」と言われていました。この言葉がとても自分の胸に響きました。日々の診療の中で、予防に対して興味が薄い方や歯科恐怖症の方への説明の仕方や行動変容について悩んでいましたので、すぐに実践していこうと思いました。ハンズオン実習でのレクチャーもとても勉強になりました。二日間期待していた以上に密度の濃いセミナーで刺激的な時間でした。お忙しいなか遠いところからお越しいただき本当にありがとうございました。

竹内歯科医院

院長 竹内 敏洋

ベッキーセミナーを受講して

アメリカのそれも宮本先生の歯科医院メトロウエストの主任歯科衛生士のベッキーコールさんのセミナーを受講する機会に恵まれたことを光栄に思います。
宮本先生の推薦の言葉の中にあった、「PHIJ歯科衛生士の役割は健康に対する価値の創造をEntrepreneur的な観点から、患者にとって好意的かつプロフェッショナルな環境下で、最先端の歯周メインテナンス治療を患者に提供することである」というの歯どんな点だろう?。これを実際に行っているベッキーさんは一体どんな人だろうか、とても興味がありました。

実際にセミナーを受講して、私は非常に刺激を受けました。まず講義においては歯周病だけでなく、全身疾患などの知識の豊富さに圧倒されました。そして、ハンズオンでは、大胆なシャープニング、きめ細かい探知の術式、使用している器具ではモンタナジャックやユニバーサルタイプのコロンビア13/14をよく使うこと。実際の臨床では、浸麻をして患者に痛みを与えずに超音波スケーラーをハイパワーで使い、少ない器具で効率よくメインテナンスを行っていく様子は、大胆かつ繊細でとても勉強になりました。
今回、患者さんを呼べなかったので、私が被検者になり、実際にベッキーさんの施術を体験できたことも良かったと思います。浸麻をしていたので、スタッフから受けるメインテナンスとは違い、痛みもほとんど無く、SRPはかなり力強く、またスピーディに感じました。
実際に、地元オマハではベッキーさんでなければという患者さんが多くいて、信頼関係の構築に配慮されていることをお聞きしました。To be kind than to be right(正しくあるより優しくあれ)。この言葉が彼女の人間性をよく表していると思います。
妻として、母として、そして最先端の歯周メインテナンス治療を患者に提供できる歯科衛生士として活躍されているベッキーさんと濃密な2日感を過ごすことができてとても勉強になりました。

最後になりましたが、通訳として参加していただいた岸本隆明先生には大変お世話になりました。先生とお知り合いになれて大変嬉しく思います。今後のご活躍を期待致します。また、このセミナーを紹介してくださった築山鉄平先生、サポートしてくださった中島安里紗先生、医院を提供していただいた中野先生有難うございました。

副院長 竹内 裕美

ベッキーさんのクリニカルセミナーを受講して

アメリカの臨床現場で活躍されている歯科衛生士のベッキーさんに たいへん近い距離間でセミナーを受講するしあわせな機会をいただけたことに感謝しています。
講義から、ベッキーさんは医師と対等に話ができるくらいの疾患の知識を持ち、口腔内の解剖にも精通し、口腔ケアの専門家として仕事をしていらっしゃるだけではなく、ご家庭もたいせつにしていらっしゃることがわかりました。
そして、歯科医師とも対等な立場で、お互いを尊敬しながら患者さんを診ていることが伝わってきました。
いま、ベッキーさんと一緒に仕事をすることになったとしたら、私ははたしてベッキーさんと対等に仕事ができるだろうかと自問し、もっと勉強し、文献も読まなくては、とたいへん刺激をいただきました。
目をつぶり繊細なエキスプローラーで抜去歯牙の歯根の表面がどうなっているのかを手指の感覚として捉える実習がありました。歯肉の中はみることができないので、抜去歯牙をよく観察し、手指の感覚を研ぎ澄まし、探知する能力をつけることが大切だと思いました。
また、超音波スケーラーのパワーを最大にしての除石は衝撃的でした。患者さんが施術後に痛みや知覚過敏を訴えることやオーバートリートメントをさけるために、できるだけ優しく施術することをスタッフにも指導していました。しかし、確実に歯石を取り除くためにはパワーが必要なこと、だから必ず麻酔をしっかりとするという、歯周病を治すために筋が通った施術に納得しました。さらにクリニカルデモでは、院長が患者になり、探知からSRP、インプラントのメインテナンスを見学することができました。施術はパワフルに感じましたが、翌日院長は痛みもなかったようで、ベッキーさんの的確な施術に感服しました。
患者さんの話したことはすべて覚えているように心がけているとベッキーさんはおっしゃっていました。「正しいことをいうよりも優しくあることが大切」という言葉がとても印象に残っています。知識や技術が一流なだけではなく、患者さん一人ひとりの人間性をうけとめ、寄り添ったメインテナンスをしていることが伝わり、ベッキーさんでないと嫌だという患者さんがたくさんいらっしゃることがよくわかりました。
今までのわたしたちの医院は、患者さんがどう感じるかに重きをおき、痛みを感じさせないようにすることを大切にするあまり、careはしていてもcureができてなかったように思います。治療に対する責任をもう一度考えなくてはいけないと思いました。
セミナーが終わりひと月たちました。「痛いのは嫌」とおっしゃる患者さんへの言葉かけも変わってきているこの頃です。
2日間にわたり熱心に教えてくださったベッキーさん、ほんとうにありがとうございました。そしてとてもわかりやすく通訳してくださった岸本先生、医院を提供してくださった中野先生に心より感謝申し上げます。

歯科衛生士 出口 裕美

ベッキーDHのセミナーに参加して

今回アメリカで活躍されているベッキーさんに直接レクチャーを受けることで、DHとしてのやりがいや誇りをもって自身の仕事をより実践できるモチベーションアップの機会にしたかったこと、また、インプラントのメインテナンスやSRPで難しい部分をハンズオンで学ぶことによりスキルアップと知識の向上を図りたいと思ったのがセミナーに参加した動機です。

セミナーに参加してたくさんの学びがありましたが、特に学びが深かったのは以下の3点です。
1つ目はDHがPtの口腔や全身の健康を守る役目を担うためには知識やスキルだけでは不十分であること、それよりもまずひとりの人間としてPtに向き合い、寄り添える人間力を高める必要があることを再認識しました。ベッキーさんの言葉に『大切なのは正しくあるよりもやさしくあること』とありましたが、信頼関係を築くにはとても大切な考え方であり、どのステップにいる担当Ptであっても安心してもらえる存在になるための努力や配慮は忘れてはならないと思いました。
2つ目はハンズオンで歯石の探知や除石後の歯面の感覚を実践的に学べたのはとても有意義でした。今までの探知が十分でなかったことも分かったので初期治療のPtはもちろん、メインテナンスPtに対してももう1度探知をしっかり行い、縁下のコントロールを見直していきたいです。そして自身の施術に有益なインスツルメントを選択、管理していくこともDHには大切な要素なので実践をこれからもしていこうと思いました。
3つ目は自身の課題でもあったインプラントメインテナンスについてです。インプラントメインテナンスの詳細を知識として学べたのはもちろん、施術が実際に見学できたことは大いにスキルの習得に結びついたと思います。あとは知識やスキルをDH間で統一して臨床で実施できるように環境やシステムを整えていくようにしたいです。

この2日間、DHとしての在り方や、知識・スキルの向上に役立つレクチャーを受けることができてよかったです。とても有意義で刺激になった時間を過ごすことができ、まだまだこれから先も学び続ける必要性も感じました。
臨床でPtに還元することができるように今回学んだことを実践しながら、DHとしてもひとりの人間としても成長できるように努めたいと思います。

歯科衛生士 伊佐 恵美

ベッキーセミナー感想文

私は海外の歯科衛生士さんのお話を聞く機会は初めてだったので、日本とアメリカの違いや考え方の違い、メインテナンス患者さんへの対話やアプローチの仕方などもお聞きしたいと思っていて、また実際のSRPやメインテナンス、インプラントのメインテナンスのスキルに関しても教えてもらいたいと思いセミナーを受講しました。

初日の講義ではメインテナンスではSRPなどのスキルも大事だがまずは、患者さんの全身疾患をしっかり把握すること、その患者さんに合わせた特異的なメインテナンスを提供することがとても大事で、患者さんとの信頼関係を築くことがとても大切だということを学びました。
また、全身疾患と歯周病の関連性、糖尿病や喫煙についても詳しく教えていただき、知識を深めることができました。
さらに、インプラント患者さんのメインテナンスについても、インプラント周囲の歯肉のチェック方法やホームケアの指導方法、レントゲンの撮影方法、インプラント周囲のプロービング方法、器具の当て方、動かし方などとても詳しく教えていただきとても勉強になりました。
二日目は、実習がメインでスケーラーのシャープニング方法、SRPの手順などを教えてもらい、抜去歯牙を使って実際に歯石の探知の仕方、超音波スケーラーやハンドスケーラーを用いた歯石の除去方法などを詳しく指導していただいたので、実践に役立てられることがたくさん学ぶことができました。

二日間を通して、様々な知識やスキルを学ぶことができ、本当によかったです。そして、私も患者さんから信頼される歯科衛生士になれるように今回学んだことを活かして頑張っていこうと思いました。二日間ありがとうございました!

歯科衛生士 河村 美保子

米国の歯科衛生士ベッキー(Becki cole)さんのセミナーを受講して

私は、今回このセミナーの受講を大変楽しみにしていました。米国で歯周病専門で活躍されている衛生士さんのセミナーを日本で受けられるということに『こんなチャンスは2度とないかもしれない』と思ったからです。米国では歯周病治療をどのようにされているのか アメリカの衛生士さんはどんな働き方をしているのか 患者さんとの関わり方など 色々 聞いてみたいと思っていました。
残念ながら 1日目の午前中の講義は私用で聞くことができませんでしたが、その分1日目の午後、2日目のハンズオンは積極的に質問をしたいと思い、セミナーに臨みました。始めはなかなかうまく質問することができませんでしたが、1日目の最後の時間や2日目には色々聞くことができとても貴重な経験ができました。
私は今回のセミナーでは、特に2日目のハンズオンを楽しみにしていました。
米国でのSRPとはどんなものなのかキュレットの選択や動かし方はどうなのか、又インプラントのメンテはどのようにしているのかなどとても興味がありました。

私たちは今までWHOのプローベを探知に使っていましたが、ベッキーさんはとても先端の細い器具を使ってより細かい縁下をしっかり探知し完全に根面を滑沢化していく工程は本当に素晴らしいと思いました。感染セメント質をしっかり取り除き、なおかつオーバートリートにならないよう大胆かつ繊細さに感銘を受けました。私は、オーバートリートメントになることが怖かったので、ついついアプローチが消極的になっていたのではないかと気付くことができました。セミナー受講後はすぐに、臨床に生かし縁下の探知をする時の参考にしています。

又、ベッキーさんの医療人としての知識の深さに驚き感動しました。
私達も全身疾患については、勉強はしていますがベッキーさんのように広範囲で深い知識には至っていないので、今後、しっかりベッキーのように自信をもって人に話せる位の知識を深めていきたいと思います。

最後に、ベッキーさんが又日本に来た時は、参加したいとおもいます。

歯科衛生士 長岡 紫乃

セミナーを受講して

現在医院で取り組んでいる課題を話し合い、学びたいことを事前にお伝えできたことで非常に内容の濃いセミナーだったと感じています。
インプラント周囲のメインテナンスやエキスプローブを使って歯石を探知するやり方、探知したときの感触などスキルの面でまだ自分に不足しているところが多く発見できました。

ベッキー先生が患者教育を最も重視して、患者さんとの関係づくりに取り組んでいると聞き衛生士の役割や衛生士として働く価値を改めて考えさせられました。
大きな会場で開催されるセミナーとは異なり講師のベッキー先生と近い距離でレクチャーを受けられたため、わからない所は気軽に質問をすることができました。
「日本人はシャイな人が多いけど、わからないことは何でも質問してください」と始めに気を使って言って頂いたのでありがたかったです。

シャープニングや使用する器具に関しても実際にベッキー先生が使っている器具を見せていただき、施術も間近でチェックできたのでとても参考になりました。
抜去歯牙を使って根面の形態に合わせての探知は今後も日々の診療のなかで練習していきたいと思います。

2019 ヒューストンコース【終了】

推薦の言葉

PHIJの歴史は今から11年前、2007年に始まりました。後楽園ホールで行なわれた医歯薬シンポジウムの直後の控え室で、熊谷先生がMcGuire先生にサンドイッチを頬張りながら「ペリオの本当の意味でのワールドクラスの勉強会が日本には残念ながらまだ存在しません。是非、McGuire先生と一緒に世界レベルの研修会を日本で作りたい。一度Houstonに伺いたいので診療室の見学を兼ねて、McGuire先生の診療哲学をご教授願いたい。」とお話しをされていたのを昨日の事のように覚えています。今考えるとこの時にPHIJが始動した事になります。その半年後、熊谷先生と私はその他20人の先生方と一緒に、McGuire先生のオフィスでPHIJ第1回Houstonコースを受ける事になりました。
我々はMcGuire先生のオフィスの塵ひとつ落ちていない清潔さ、気配りの行き届いたスタッフのクオリティー、アメリカでは珍しい予防の理念を中心とした診療システム、世界で類を見ない、FDA(Food and Drug Administration)が認定するPractice Based Research Networkを構築したClinical Research Centerを兼ね備えた診療室に熊谷先生が感銘を受け、感動していたのをよく覚えています。

それから11年、PHIJのコンセプトはより具体化し成長して、Scheyer先生、築山先生をパートナーとして迎え入れました。福岡のBasic Course、Omahaのカダバーキャンプもすでに5年目に入りました。そしてようやく第3回PHIJ Houstonコースが開催される運びとなりました。世界のペリオをリードするMcGuire先生が35年かけて、どのように最先端の予防を理念とする診療システムを構築したのか、どのような戦略でスタッフに理念を共有できるようなManagementシステムを組んでいるのか、価値の創造をどのように行なっているのか、なぜ、McGuire Instituteのような世界に類を見ないPractice Based Research Networkを構築するに至ったのか、なぜ、Scienceなのか?
Core Purpose / Core Valueを基本理念とした診療室作りの本質はこのPHIJ Houstonコースに詰まっていると考えます。
是非、多くの先生方のご参加をお待ちしております。

PHIJファウンダー 宮本貴成

2019年コース内容

コース内容

コースの目的・組織と講師

ウェルカムレター

Perio Health Institute Japan アドバンスヒューストンコース テキサス 2019

親愛なる同僚のみなさまへ

私たちは2019年3月1日~7日にテキサス州ヒューストンで開催されるPHIJアドバンスコース 2019を公式にアナウンスできることに興奮しています。他とは比べようのないイベントになることでしょう。いつものように、このコースでは、患者の歯の健康を改善するために使用する講義資料を生き生きとさせる講義の後にライブ手術を組み合わせます。みなさんはライブビデオを通してこれらの手術をライブビデオで術者の肩越しに見ることができます。さらに異なる歯科哲学をもつ歯科医師同士が患者さんのための最高のケアを提供するためにどのように働くことができているのかを理解するために多くの歯科診療所を訪問することをアレンジしています。またどのようにアメリカの歯科医師がトレーニングを受けているかを経験するためにテキサス大学歯学部への見学ツアーにみなさんをお連れする予定です。ウェルカムパーティに始まり、修了証書セレモニーで修了することを予定します。また世界的に有名なヒューストンロデオへの特別な国際パスをアレンジしており、国際バッジをつけて特別ゲストのために確保されたロデオのエリアにお連れいたします。そのロデオ大会では午後に家畜ショーやカーニバルを楽しみ、その後ロデオパフォーマンスが続き、世界的にも有名なカウボーイロデオチャンピオンを観戦し、西部カントリーミュージックスターの音楽を鑑賞する予定です。

決して見逃したくないミーティングになることは明らかです。参加人数が限られているため早めの参加登録をお勧めいたします。ヒューストンでお会いできることを楽しみにしています。

Michael K. McGuire DDS.

E Todd Scheyer DDS, MS.

スケジュール

2019年3月1日(金)~3月8日(金)

March 1st, Fri
到着
March 2nd, Sat
コース1日目(ライブオペ、講義など)、ウェルカムディナー
March 3rd, Sun
コース2日目(ライブオペ、講義など)
March 4th, Mon
コース3日目(ライブオペ、講義など)
March 5th, Tues
コース4日目(ライブオペ、講義など)、ロデオ観光
March 6th, Wed
コース5日目(ライブオペ、講義など)、ヒューストン大学研修
March 7th, Thurs
コース6日目、開業医見学研修、 クロージングディナー

過去の様子

※画像をクリックすると拡大します。

2010 ヒューストンコース

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2012 オマハ ヒューストンコース

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参加された先生方の感想文

2012 オマハ ヒューストンコースに参加された先生方の感想文の一部を掲載しております。

ササキデンタルクリニック:佐々木 成高先生

米国における、世界一流の基礎歯科医学教育と、診療哲学に基づいた臨床歯科医学とは何かを、体感した12日間であった。

最初の訪問先、オマハのクレイトン大学では、世界のベストセラーである「ネッター解剖図譜」の著者、ノートン先生による解剖学の講義と実習を受講した。口腔外科処置、特にインプラント埋入手術を施行する際に知っておかなければならない口腔と鼻腔の解剖を中心に、各レイヤーにわけてわかりやすく解説して頂いた。その中で特に驚かされたのは、実習中に我々が確認したい神経、血管を確実に提示してくれたことである。卒直後からベテランの歯科医師まで、全ての受講者を満足させる講義内容は流石の一言に尽きる。

次の訪問先のヒューストンでは、AAP前会長のマクガイヤー先生とシャイヤー先生より、歯周病の基本的な診査、診断からインプラント治療を含めた最新の内容まで、講義とライブオペを中心に実習も交えて、余す所なく解説して頂いた。その歯科医療哲学は、全ての診断・治療計画・メインテナンスにいたるまで、患者の利益を最優先に考えた包括的な歯科医療を提供することであった。その哲学を理解した歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付秘書が、一つのチームとして機能する診療室を作り上げ、それを30年以上に渡って継続するのは大変困難なことであったと思う。それを妥協することなく実践できるのが、世界の一流と言われる所以であることが理解できた。
患者が受ける真の利益とは何かを考え、それを臨床の現場で実践する姿勢は、本邦における日吉歯科診療所の熊谷先生を中心とした、斎藤先生他のオーラルフィジシャンの方々に相通じるものを感じた。

PHIJは歯周病とインプラントの技術的なことを学ぶだけではなく、エビデンスに基づいた包括的な歯科医療を提供することが、真の患者利益に繋がることを再認識できる素晴らしい研修会であったと思う。
最後に、本研修会を企画して頂いた、熊谷先生、宮本先生、ノートン先生、マクガイヤー先生、シャイヤー先生、引率の仲川先生、通訳の築山先生と、受講生の皆様に感謝致します。

こころ歯科クリニック:山崎 卓先生

2012年3月の若い歯科医師のためのオーラルフィジシャンセミナーに参加し、今回の海外研修のことを知りました。以前より、海外研修に参加したいと考えていたのですが、なかなか踏み出せずにいたところでした。僕は代診という身分なのですが、その場の勢いで院長に相談する前に即日申し込みをしてしまいました。
カダバー実習と海外の診療所見学ができるということで、研修会への参加を決めました。英語も全く話せないのですが、通訳をしていただけるということで、不安もなくすごく楽しみでした。

東京コースから始まり、歯周病とインプラントの基礎をしっかりと学んで、さらにコーディネーターの仲川先生との運命的な出会いもあり、オマハ‐ヒューストンにますます期待が高まっていきました。

いよいよオマハでの研修です。飛行機恐怖症なのを忘れていました。
さらに、入国審査で引っかかってしまい、みなさんとはぐれる始末…。乗り継ぎの飛行機にも乗れず、ひとりぼっち。。。というアクシデントもありつつ、SIRONAの栗木社長に助けて頂き、一緒にデンバーまで飛んでいただきました。本当にご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。

なんとか無事に皆さんと合流でき、オマハでは解剖の実習をメインにみっちり講義でへとへとになりました。すごく穏やかで静かな町で、勉強には持って来いの場所でした。あっという間に3日が過ぎ、ヒューストンへと移動。
オマハとは違って、ヒューストンは大都市でした。
少し郊外に診療所があり、朝から晩まで講義とライブオペという、かなりハードな日程でしたが、毎日が新鮮で、すごく充実した内容でした。何よりも、世界でもトップのオペを目の前で体験できたのは、最高でした。

研修会を通してたくさんのことを学べたこと、体験できたことはすごくいい経験になりました。英語に対しての苦手意識がなくなったこと、飛行機恐怖症も治りました。
PS 帰宅時に成田空港で外人さんに道を聞かれました。今までは、答えられずに恥ずかしい思いをしていましたが、きちんと答えることができました。

森宿歯科医院:佐藤 克典先生

今回、PHIJ海外研修としては2010年に続き2回目の参加となりました。日程の都合でオマハでの研修は欠席させていただき、ヒューストンからの参加となりました。2、3日前にハリケーンがニューヨーク市に接近し非常事態宣言が出されるなか、無事ヒューストンに出発できるか一抹の不安を抱えながら10月30日(火曜日)に成田へと向かいました。成田空港でユナイテッデ航空が予定通り出発できることを確認し、ほっと胸をなでおろし集合場所に向かいました。ニューヨークで被害にあわれている方々には心から災害からの復興をお祈りいたします。空港での搭乗手続きを無事終え、飛行機が出発しました。オーラルフィジシャンやPHIJの研修では必ずアクシデントが起こってきた過程があり、まだまだ安心できないと思っていると、座席のモニターのヘッドフォンから音が片側から出ず、しばらく使っていましたがその不具合に耐えられなくなり、添乗員さんに交換してもらい快適に過ごしていました。しばらくすると隣の乗客の方が席を立つので無意識に立ち上がったところ、ヘッドフォンの接続部が根元から折れてしまいました。全く使えなくなってしまい事情を説明し、再び新しいものに交換してもらいました。初めから嫌な予感が脳裏をよぎりました。しばらくし、無事ヒューストンに到着し、安心していたところ、入国審査に多くの行列が並んでいました。一度に飛行機が重なって到着したためか、荷物を受けとって空港を出るまでに到着から2時間が過ぎていました。その後は迎えに来てくれていた現地の方にはすぐに会え、ホテルに無事到着することができました。大きなアクシデントではなくプチアクシデントでした。その日は時差を解消するために、早めに就寝しました。

10月31日(水曜日)
研修一日目が始まりました。今回はトップツアーのガイドの方がついていてくださいましたので予定や案内は安心でした。バスの運転手さんが道を間違いマクガイアー先生のオフィスに到着するのがやや遅れてしまいましたがマクガイアー先生やシャイアー先生、スタッフの方々が2年前と変わらぬ笑顔で出迎えてくれました。当日はハロウィンでしたので、机の上にはモンスターのお面とお菓子が置いてありました。ウエルカムスピーチのあと講義が始まりました。
今日のテーマはComprehensive Periodontal Examination(包括的歯周検査)についての講義でした。マクガイアー先生のオフィスで使用している検査票の説明から手順、使用している機材の説明があり初診時の検査について確認できました。講義の後すぐに初診診査のハンズオン実習があり、参加者を3つのグループに分け、実際にスタッフを患者さんの役にして初診診査を行ってくれました。講義のあとのすぐの実習でしたのでより理解が深まりました。自分はマクガイアー先生が担当のグループでしたので、実際のマクガイアー先生の診療姿勢が垣間見れたので、とてもよかったです。また歯周検査の入力がコンピュータソフトに入力されるようになっていたので、すぐにデータを患者さんに印刷し説明できたり、スタッフと共有できるのもよいなと思いました。説明のあと2人ずつのペアに分かれ、マクガイアー先生のオフィスの衛生士さんに担当として就いてもらい、実際にお互いの初診診査と口腔内のがん検査、歯周検査をおこないました。先ほどマクガイアー先生に実演していただいたことをすぐ実践できたのでより理解が深まり、またそれを確認して、できていないところを指摘して頂いたので、自分のできていることと、できていない所がわかりとてもよかったです。朝のバスの遅れの分、宮本先生による包括的な治療計画の立案についての講義は昼食をとりつつのものとなりました。Prognosis(診断)の重要性についての講義で、Prognosis(診断)とは航海でいう地図のようなもので、目的地に行くのに地図がなければ、間違ったゴールに進んでしまったり、たとえゴールついても遠回りをしてしまうことがある。またそれをクルー(スタッフや患者さん)と共有しなければ、クルーは何をすればよいかわからないと説明があり、まさにその通りであると思いました。症例を通して診断の手順や、現在進行中の歯牙の残存リスクを診断するCART(Classification And Regression Trees)についての説明もあり、これが完成すれば歯牙の予後予測に大きく貢献することができる素晴らしいものであると思いました。
つづいてシャイアー先生による非外科的歯周治療について、抗菌剤、化学療法の講義がおこなわれました。一番重要なのは何がゴールであるかということで、歯周治療のゴールはバクテリアを除去すること、つまりバイオフィルムの除去をし、再付着を防ぐ事であると説明がありました。非外科的歯周治療の限界や内視鏡を使った新しい方法や抗菌剤、化学療法の現在の効果について解説があり、抗生物質などはそれのみでは最終的な効果がなく、局所的な投与はSCやSRPには必要ではなく、メインテナンス中に投与するのは効果的である。また抗生剤は耐性菌を作る可能性があり、あまり使用しないほうがよいとも解説されました。つづいて非外科的歯周治療のハンズオン実習があり、午前中に行った実習の検査部位の歯石除去の実習を行いました。これも担当して頂いた衛生士さんに確認してもらい、できていないところを指摘して頂いたので、自分のできていることと、できていない所がわかりとてもよかったです。
その後グループディスカッションにて質疑応答があり、最後にハロウィンのお面をかぶり全員で記念写真を撮りました。充実した一日が終わりました。

11月1日(木曜日)
研修2日目が開始しました。この日は午前中から手術見学があるので少し早めにホテルを出発し、マクガイアー先生のオフィスに向かいました。今日のテーマはPeriodontal Surgical Therapy(歯周外科治療)でした。まず講義にてOsseous Surgery(Resective Surgery)について解説がありました。Pocket EliminationとClinical Crown Lengthening の術式と使用する器材、臨床例などが整然とまとめられ、とても理解しやすく実際の臨床に生かせる講義でした。講義の後はそれぞれの手術見学でマクガイアー先生がPocket Eliminationをシャイアー先生がClinical Crown Lengtheningを担当しました。講義を聴いてすぐに実際の手術を見学できたのでより理解が深まりました。昼食をはさみ午後はExtractionとRidge Preservation/Augmentationがテーマでした。患者さんが不幸にして歯を抜かなければならなくなった際に、いかに低侵襲で抜歯し歯槽骨の骨を残すかということが解説されました。抜歯窩の状態による分類からその処置法、その後のオベイトポンティックについての解説と臨床例の治療手順の説明がありとてもわかりやすく、まとめられておりました。そして講義の後、すぐに実際の手術見学があり、座学で得た知識をすぐ実際の臨床で体験できるので、とても記憶に残りました。
手術見学の後はグループディスカッションがあり、今日は今回の研修でのグループ課題についてのグループディスカッションでした。5グループの中でB班、E班、C班のグループ課題について、各班の代表者がそれぞれのまとめたレポートを報告しました。まずB班の築山鉄平先生が指名され、来年の1月にほかの研修会にてプレゼンする予定の資料とともに今回のテーマである「インプラントの永続性について、どのぐらいの期間インプラントは機能するのか」をプレゼンしました。ブローネマルク先生のインプラント症例から始まるインプラントの歴史と今現在使われているインプラントの状況やそれを取り巻く環境、患者の年齢などの関連性について判り易くまとめてありました。続いて、E班の新福泰弘先生が「インプラントに角化歯肉は必要か? 必要ならばどの程度必要か?」をプレゼンしました。新福先生の診療所の取り組みとともに、多くの文献からの総括を取り入れた内容の報告でした。最後にC班の松本敏光先生が「歯周疾患を持つ患者にインプラントを用いることができるか、なぜ良いのか、もしくはなぜ悪いのか」をプレゼンしました。今回ご夫婦で参加され、お二人でまとめられたインプラント治療の歯周病へのメリット、デメリットなどが判り易くまとめられておりました。参加者の活発な質疑応答があり今日の予定が終了しました。

11月2日(金曜日)
研修3日目が始まりました。今日のテーマはPeriodontal Surgical Therapy(歯周外科治療)2ということでFree Gingival Graft(遊離歯肉移植術)がテーマでした。まずはマクガイアー先生の講義でなぜ、いつ、どのようにして遊離歯肉移植術を行うのかについて講義が行われました。診断と分類につづき移植片の採取の仕方やConnective Tissue Grafts(結合組織移植術)との比較、若年者への年齢的な適応時期など知りたい内容が豊富な講義でした
講義の次はオペ見学の実習でマクガイアー先生のFree Gingival Graftとシャイアー先生によるConnective Tissue Graftsのオペでした。マクガイアー先生のオペは手際よく30分ぐらいで終わってしまいました。その手際の良さとそれを支える助手が徹底的に訓練されていることを痛感する瞬間でした。引き続き、シャイアー先生のオペの見学をしましたが、トンネリングテクニックを利用した難易度の高い手術でした。切開の方法と移植片をいかに固定し位置づけするのかよくわかる手術でした。
質疑応答の間にiMagDentでのCT撮影の実際を見学しました。iMagDentはフランチャイズ形式のレントゲン撮影センターで、数名の歯科医師などが出資し、共同でレントゲンやCTの撮影をうける施設で、すべてのメーカーのソフトに対応し、開業医の先生は依頼すればインプラントの埋入計画やステント製作までやってくれて、次回来院するときはすぐオペができる状態になっているということで、とても便利なシステムであると思いました。見学の後は昼食を食べながら、インプラント治療の復習を宮本先生が行いました。これは東京で行われたコースの復習で、インプラントの埋入術式や術後の管理などインプラント治療の流れの再確認となりました。この日はシャイアー先生と新しく入った先生の誕生日ということもありお昼にはケーキと歌のプレゼントがスタッフからあり、院内の雰囲気の良さを感じました。
その後インプラントの埋入のオペ見学の実習があり、マクガイアー先生は側切歯の内部吸収で抜歯、ソケットプリザベーションを行った患者さんへのインプラント埋入で、シャイアー先生は第一大臼歯の抜歯、ソケットプリザベーションを行った患者さんへのインプラント埋入でした。抜歯時ソケットプリザベーションを行うことでインプラント埋入時の抜歯窩の骨の状態がこれほどよくなるものかと驚きました。その後質疑応答があり、参加者からの熱心な質問が続きました。終了時、マクガイアー先生に持参した自分の全顎のレントゲンを見ていただき、今回見学した患者さんと近い状態を確認して頂き、治療計画を伺ったところ、想像通り抜歯してソケットプリザベーションが良いだろうとアドバイスを受けました。終わって帰ろうとしたところ「明日にでも歯を抜こうか?」と冗談交じりでおっしゃいました。恐れ多いので「大丈夫です」と答えてその日は終わりました。

11月3日(土)
研修4日目を迎えました。前日にマクガイアー先生に言われた言葉をホテルで一晩中考えていました。「明日歯を抜こうか?」本気なのかアメリカンジョークなのかどちらにとればよいか一晩中悩んでいました。意を決し、朝一番に「自分は歯を抜きたい気持ちがあります。もし研修プログラムや参加していただいている他の先生方のご迷惑にならなければぜひお願いしたいです。急なことですのでお断り頂いても全然かまいません。」と通訳の岩上さんについてきていただき伺ってみました。「考えてみるよ。」とお答えいただき、急な相談だから無理だなと心の中ではあきらめて講義に向かいました。
午前中はコーンビームCTの有用性について開業医のRick Heard先生の講義が始まりました。コーンビームCTがあることで格段に診断能力やより正確な治療が行えること、また放射線の被曝量を低減できることなどのメリットが説明され小休憩の時間になりました。するとシャイアー先生が近づいてきて、「昼休み前に型を取るから準備していてくれ。今日やるから。」と言われました。あきらめていたので本当に驚きました。昼前に型を取り、残りの講義を受け午後となりました。
午後はマクガイアー先生によるガイデッドサージェリーの講義があり、CTによるデータから3D画像を作りそこでインプラントの埋入計画をたて外科用ステントを製作し、インプラント治療を行うことでより正確に行えることや症例写真がありより理解が深まりました。そして無歯顎の患者さんへの6本のインプラントのガイデッドサージェリーのオペ見学が始まりました。おおよそ手術が終わり、縫合の手技に入ったところでシャイアー先生が「そろそろやるよ。」と声をかけてくださいました。手術の内容は上顎左右犬歯の抜歯とソケットプリザベーションという内容でおよそ一時間にて終了しました。術中の緊張はありましたが、痛みもなくスムーズに終わりました。言葉にできないぐらい感謝でした。
最後にグループ課題の発表でまだ報告していなかったDグループの福田幹久先生とAグループの松野英幸先生によりレポートの報告があり、質疑応答を行い終了となりました。この日はバスケットボールの公式戦がトヨタスタジアムであり観戦に行く先生方や、マクガイアー先生のスタッフと食事会が企画され、それに参加される先生方とそれぞれホテルを後にしました。

11月4日(日)
研修最終日となりました。前日の手術の影響で夜中までは痛みもありなかなか寝付けませんでしたが、朝には痛みも和らぎセミナー受講も問題なく受講できるようでした。さすが専門医のトップであると思いました。この日の午前のテーマは咬合と歯周病ということでマクガイアー先生のオフィスに新しく勤務したジェミニアーニ先生により講義されました。多くの文献により準備され、咬合力で歯周病が始まるのではなく、活動性の歯周炎があると歯周組織の破壊が進むということ、歯周病の咬合調整だけによる治療や予防的な診断のない調整、ブラキシズムのための一時的な調整、咬合位置異常のための調整などは控えて、まず歯周病の治療を優先的に行うことの重要性が挙げられた。また、再生療法の前や術前に動揺を無くさなくては再生療法がうまくいかないことが挙げられました。休憩の後、シャイアー先生によるインプラントのプロビジョナルレストレイションについて解説があり、午後の実習について解説されました。昼食後、プロビジョナルレストレイションの実習が始まりました。アストラ社の全面協力のもと、セメント固定とスクリュウ固定のプロビジョナルの製作が始まりました。実際に説明用ビデオを実際の模型上で行うのは困難で受講生一同良い経験となりました。
セミナー最後の講義はマクガイアー先生による診療所のマネージメントについてという題で行われました。マクガイアー先生は歯周病診療のスキルも高いですが、診療室のマネージメントについても造詣が深く、とてもためになる内容でした。これだけを聞くことだけでもここに来た意味があるように思いました。診療室では常に笑顔でいること。患者さんやスタッフと良好な人間関係を築くこと。自分のビジョンを見つけ、スタッフや患者さんと共有し、自分のキャリアに責任を持つこと、本当にユニークであることを伝える、なぜ患者さんが来てくれるか考える、イメージを変える、人間関係を維持する、リソースを集中する、自分の状況を知ることなど、診療室を円滑に経営する必要なことが説明されました。
診療終了後はサティフィケート授与式でした。セミナーも終わり、各自がリラックスした中、食事が進み修了書とピンが参加者に授与されました。一回目はブロンズ、2回目はシルバー、3回目はゴールドと回を増すごとにピンの材質がステップアップするシステムであることが伝えられました。今回自分は2010年のPHIJから2回目の参加でしたのでシルバーになりましたがやはりうれしく感じられました。時間が過ぎるのを忘れるくらい楽しい時間が過ぎました。

今回2012PHIJオマハヒューストン研修を通して、歯科の知見も毎年更新され、2010年より新しいトピックが出てきてたり、2回目の開催ということでセミナーの内容も充実し、継続的に受講することの重要性を感じました。ぜひ、オーラルフィジシャンの先生方にも再受講を勧めたいと思います。

今回企画して頂きました熊谷崇先生、マクガイアー先生、シャイアー先生、宮本貴成先生、マクガイアー先生の診療所のスタッフ、シロナ社や、アストラ社のスタッフ、トップツアーの担当の方など多くのお世話になった方々に感謝いたします。またいつも研修参加をバックアップしてくれる医院のスタッフや家族にも深く感謝したいと思います。今回は自分の歯の治療も快く引き受けてくださいましたマクガイアー先生、シャイアー先生には言葉にできないぐらい感謝しております。皆様方の御恩に答えられるように、これからもしっかりと歯科医療に従事していきたいと思います。

医療法人健歯会五十嵐歯科医院:五十嵐 亮先生

この度、念願のPHIJに参加できたことに大変喜びを感じております。
2012年PHIJは6月東京での研修に続き、10月、11月はオマハ、ヒューストンにて行われ参加させて頂きました。

今迄、自分が行ってきた歯周基本治療、歯周外科、インプラント治療に疑問を抱えながら日々の臨床にあたっていました。
日本で行われている数々の研修、ハンズオンにも数多く参加してきましたが、決して満足のいくものではなく、それも日々疑問を抱きながら臨床を行い、また自分にも技術の限界や制限をいつのまにか抱くようになっていました。このままではいけないと感じてた矢先でした。
オーラルフィジシャンチームミーテングでPHIJを知り、ワールドスタンダードでエビデンスに基づいた歯周治療およびインプラント治療を自分でしっかりとしたビジョンをもってやることの重要性に気がつきました。
その同時期に米国歯周病専門医の中山先生との出会いもあり、当院のスタッフとDHハンズオンセミナーを受ける機会がありました。
中山先生からは私のオフィスに来て頂きスタッフと相互実習をして頂きました。
中山先生の実習も本当にすばらしく、歯周基本治療をあらためて勉強するきっかけとなりました。米国と日本の違いを感じ、もしかしたらPHIJでもっと新たなスタートをきれるのではないかと確信しました。

この度のPHIJはオマハ・クレイトン大学の解剖学実習では、ノートン教授、宮本教授が、Cadaverにて顔面の神経、静脈、動脈の走行など色々レクチャーして頂き、また自分たちでそれをCTで確認して実際にサイナスリフト、ソケットリフト、GBR、インプラント埋入を行いました。
Cadaverも最良の状態で非常に実践的で、普段確認できない動脈、神経、サイナスの状況が良く把握できました。今迄、不安を抱えながら行っていたOPEがこれからは、治療の確実性、安全性、有効性を高い技術に変えられていき、また患者様利益として還元できそうな自信となりました。本当に勉強になりました。

ヒューストンに移動して、McGuire先生のオフィスでは講義とライブサージェリーを見学しました。今迄日本の研修会で学んできたものとは全く別で材料や技術、エビデンスの違いを痛感しました。
今回の研修で、歯周外科やインプラント治療の理論や知識を、多く知ることができ、患者さんにとってベストの考えを伝えていく大切さを学び、またエビデンスに基づいた歯科医療についても再認識することができました。
本当に毎日が圧倒され痛感し、これから自分のオフィスでの診療体制、改革についてビジョンをもって構築していかなくてはいけないと感じました。

最後に、PHIJを開催いただきました熊谷崇先生、McGuire先生、宮本先生、Scheyer先生、コーディネーターの仲川先生、通訳の岩上さん、シロナならびアストラの皆様、本当に有り難うございました。

医療法人インペリオクリニック:新福 泰弘先生

私はこれまでに世界トップクラスといわれるあらゆるフィールドの歯科医師の海外セミナーに積極的に参加して来た。
主なものとしては、インプラントや顎顔面口腔外科では、フロリダのDr. Michael Pikosやイエテボリ大学のDr. Kirl Erik Kahnberg、Comprehensive Dentistryでは、シアトルのDr. John Kois、咬合治療では、アリゾナのDr. Frank Spearそして歯科経営ではメリーランドのDr. Roger Levinなどである。どのセミナーも現在の自分の歯科臨床そして医院経営のフィロソフィーやスキルのファンダメンタルズとなっている。

そして今回は、ペリオの世界的権威であるDr. Michael McGuireのセミナーであった。本セミナーに参加して、ペリオスペシャリストの視点から見た歯科臨床、特にインプラント治療のすすめ方を理解することができたことが私にとって最大の収穫であった。
すなわち、基本的なことは、これまで学んで来たどの先生が言っていることもほぼ同じなのであるが、今回のセミナー内容をこれまで学んだ口腔外科や補綴主導の治療プランの立て方や細かいテクニックと比較したとき、ペリオからの視点ならではの考え方や方法論を学ぶことができたので、そういったいくつかの相違点が発見できたことが収穫であったように思う。

具体的に言えば、これまでの私の臨床では、歯牙欠損部に歯槽骨と歯肉組織の大きなディフェクトが存在する場合、歯肉の減張切開を併用してブロック骨移植などでまずは歯槽骨の再建手術を行い、その後、歯肉組織のオギュメインテナンスーションを行うというステップで進めて来たが、McGuire先生の考え方では、歯肉を先にオギュメントし、その後、硬組織の造成を図るという考え方であった。

その考え方の根本にあるものは、リスクマネジメントであろう。すなわち、McGuire先生は、例えば、歯肉の減張切開によって裂開のリスクが高まることを回避するために、あるいは角化歯肉の喪失を防ぐために、先に歯肉組織を3次元的に増加させ、全体としての治療の失敗リスクを減らしているということであろう。
この考え方は、今後の私の臨床の引き出しの数を増やしてくれたものと確信する。McGuire先生やScheyer先生に感謝申し上げたい。
ただ、歯周病の全身的リスクに関するマネジメントに関していえば、例え世界トップクラスのペリオ専門医であっても、歯科医師としてできることに限界点が存在することをあらためて感じさせられた。

具体的には、糖尿病、骨粗鬆症、喫煙習慣などのような全身的問題に対して、歯科医師として、患者のそのリスクをマネジメントすることに大きなハードルがあり、現実的には、当該疾患の治療をMDに任せるか、あるいは、患者のコンプライアンスに任せるしか手が出ないということである。
すなわち、言い方を変えれば、これらのリスクに対するマネジメントは、歯科医師としては他力本願となって直接的にはほぼ何もできないということを意味しており、治療や予防の失敗の原因を、いたずらに全身リスクに押し付ける結果となる危険性があるように感じる。
しかしながら、別の角度からこれらの全身リスクを眺めてみると、医科における治療法の発展により、実は歯科医師として積極的にこれらのリスクコントロールへの参入が可能になってきているのである。

その具体例の一つとしては、ROS(活性酸素種)を減らし、患者の抗酸化力を高めること(Anti-oxidant System up-regulation)で酸化ストレスをコントロールすることである。なぜならば、歯周病やインプラント周囲炎の全身的リスクのほぼ全てが、じつはこの酸化ストレスによって惹起されていると考えられるからであり、また、継発して発生した酸化ストレスによって、まさにそれがリスクとして働き、歯周病等の治癒不全や予防効果減少を引き起こしていると考えられるからである。確実な酸化ストレスマネージメントが可能となれば、それは概ね全身的リスクのコントロールが可能となったといっても過言ではないと考える。
実際、医科においては、あらゆる疾患への酸化ストレスコントロールによる治療効果や予防効果に関するエビデンスはすでに多数集積されているのである。
このように医科においては、あらゆる疾患の予防や治療に酸化ストレスコントロールを導入して良好な治療成績が得られているというエビデンスには枚挙にいとまがなく、臨床に多数応用されているのであるが、残念ながら歯科においては、まだほとんど認知されていないのが現状である。

セミナー中に何度となく、McGuire先生やScheyer先生に、全身リスクをマネジメントするための歯科における点滴療法や栄養療法などの応用についてお話しさせて頂いたが、歯科治療としてのエビデンスにまだ乏しいと言う点やアメリカではライセンス的に歯科医師がivをすることができないという点からあまり興味を示して頂けなかったことについては少々残念であった。
今後、データを構築し、血液オゾンクレンジング、血液フォトセラピー、血液キレーション、高濃度ビタミンC点滴などの点滴療法や各種栄養療法そしてホルモン療法などが、これまで歯科医師には手が出せなかった歯科疾患の全身的リスクをマネジメントするための有効な手法として認知され、そして歯科界に広がっていく必要性をあらためて強く感じたセミナーであった。
特に、我が国においては、歯科医師によるiv療法や栄養療法が、口腔内の問題の治療や予防の目的であれば合法的に行える訳であるので、導入しない理由がないと思う。
さらに、近年注目されている、アンチエージングという観点からも、酸化ストレスコントロールこそが究極のアンチエージングであると言う事実から考えて、歯科クリニックで同時に目指すことができるのである。
限られた方向からだけで物事を見ていると、どうしても見えてこない部分があるのが世の常である。歯科臨床においてもあらゆる方向から見て考える柔軟な姿勢が不可欠であると思う。すなわち、医科と歯科の垣根を越えた視点を持ち、リスクマネジメントやリスクコントロールを歯科医師自らが実践していく時代に入らなければならないと思う。

もう一つ、今回のセミナーに参加してあらためて感じたこととしては、何かを学ぶ時には世界の一流から学ばなければ意味がないということである。そうでなければ、結果的に真理、真実に行き着くまでに回り道やむだが多くなり、時間とお金の浪費に繋がるからである。人生は短い。
そういった意味で、このPHIJセミナーは、世界一流のペリオの考え方や治療法がエビデンスベースに体系的に学べるコンテンツになっている部分がとても良いと思う。
特に、これから本格的にインプラント治療をスタートする歯周病専門医やGPには、インプラントの基礎から臨床まで、そして解剖まで含めて10日間程度の短期間に集中して学べるので、国内の類似セミナーに参加するよりも格段に有益ではないかと思う。通訳のレベルも高く、耳に入りやすく頭で理解しやすいと感じた。
末筆になるが、このセミナーへ参加するきっかけを与えてくれたデンツプライIH社長桐山氏とクレイトン大学宮本氏に心より感謝申し上げたい。

2019 ヒューストンコース

定員

30名

研修費用

6,250ドル【718,750円(1ドル=115円)】

別途:旅行代金(名鉄観光様とりまとめ)

旅行代金(税込)

シングル利用 385,600円
ツイン利用  324,000円

上記ご旅行代金は参加人数が30名を想定しておりますので、若干の変更がでる可能性があります。また、燃油サーチャージは旅行代金に含まれておりません。燃油サーチャージは発券時の料金となります。改めてお知らせいたします。

旅行代金に含まれているもの

  • 往復の航空運賃(全日空直行便利用/エコノミークラス利用)
  • 送迎バス代金(ヒューストン空港⇔宿泊ホテル 往復)
  • 宿泊料金(ツイン利用の場合は、2名様1室 お1人様あたりの料金)
  • 朝食7回分
  • 日本の空港施設使用料、米国空港諸税
  • 添乗員経費1名分

旅行代金に含まれていないもの

  • 燃油サーチャージ(発券時 参考:2018年3月現在21,000円)
  • プレミアムエコノミー利用追加代金(186,000円)
  • ビジネスクラス利用追加代金(712,000円)

お申し込み

  • ご申し込みを頂き次第、研修費用(720,000円/名)お振込のご案内をさせていただきます。
  • お振り込み手数料はご負担いただくようお願いします。
  • お振り込み後のご返金はいたしません。
  • お申し込みから2週間以内にご入金頂くようお願いします。
  • 研修費用のお振込を持って参加確定とさせていただきます。仮に参加人数が規定の人数に満たなかった場合は、一人当たりのコストが増えますので、その点ご理解いただけましたら幸いです。

お問いあわせ先

お申し込み、旅行について
名鉄観光 担当者連絡先 (平日:09:00~18:00 土・日・祝日休み)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-8-2 銀座御幸ビル
TEL:03-3572-0511 FAX:03-3571-7447
E-mail:phij@mwt.co.jp
担当者:清田 浩之・古屋 俊
研修内容について
PHIJ 事務局(phij@fukuoka-tdc.com

フライヤー

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2017 ベーシックコース

活動報告

2017年ベーシックコース

開催概要

開催概要

感想文(受講生)

歯科医師

歯科衛生士