Course」カテゴリーアーカイブ

2019 オマハカダバーキャンプ 歯周外科・インプラント編【募集中】

ノートン教授による歯周外科・インラプント治療のための臨床解剖学

予知性の高い歯周外科・インプラント治療には欠かせない口腔顎顔面の臨床解剖学及びCT読像を3日間でマスターするコースです。

本コースは世界7カ国語に翻訳され、世界的ベストセラーであるネッター頭頸部・口腔顎顔の臨床解剖学アトラス(医歯薬出版)の著者であるノートン教授が直接指導する、インプラント解剖学の世界では最も権威のある米国クレイトン大学による、カダバー口腔顎顔解剖学実習です。米国クレイトン大学の全面的なサポートにより、クレイトン大学教授陣及びノートン教授による講義(CTの読像、臨床解剖学)やカダバー実習が集中的に3日間で効率的に行われます。インプラント治療の経験が豊かな先生から初心者の先生までどのレベルの先生にとっても、安心安全なインプラント治療を行うために重要な頭頸部解剖学とCT読像の勉強が3日間でできるコースです。

コース内容、お申し込み書

2020 ベーシックコース【募集中】

コース内容

GP、歯科衛生士が押さえておくべき歯周病学とインプラント学のベーシックコース

同プログラムは元AAP会長のDr.Michael K.McGuireが1979年に設立した予防、歯周療法学、インプラント、歯科衛生に重点を置くPeriodontal Health Professionals(PHP)の日本コースです。
このコースの特筆すべき点は世界標準の歯周病学、インプラント分野の教育を行うのみでなく、Dr.Bo Krasseが提唱する「メディカルトリートメントモデル」と呼ばれる医療モデルを実臨床に導入する為のプログラムでもあります。一般的に手技に重きを置いたコースとは一線を画し、参加される歯科医院があるべき歯科医療の姿を実現するための一助になるものと確信しています。
コース修了時にはAAP国際会員資格、PHIJ修了証明書、受講修了者はDr.McGuireの直接行うHoustonコースへの参加資格が与えられます。

コース内容、お申し込み書

交通宿泊手配について

交通宿泊手配について、 名鉄観光サービス株式会社にご依頼することも可能です。
ご希望の方は直接下記のご連絡先までお問い合わせ下さい。

名鉄観光サービス株式会社 銀座支店
〒104-0061
東京都中央区銀座7-8-2 銀座御幸ビル8階
TEL : 03-3572-0511 FAX : 03-3571-7447
担当:渡辺 尚子/清田 浩之
メールアドレス:sat@mwt.co.jp
PHIJ交通手配申込書:申し込み依頼書ダウンロード(Excel)

2019 ヒューストンコース

推薦の言葉

PHIJの歴史は今から11年前、2007年に始まりました。後楽園ホールで行なわれた医歯薬シンポジウムの直後の控え室で、熊谷先生がMcGuire先生にサンドイッチを頬張りながら「ペリオの本当の意味でのワールドクラスの勉強会が日本には残念ながらまだ存在しません。是非、McGuire先生と一緒に世界レベルの研修会を日本で作りたい。一度Houstonに伺いたいので診療室の見学を兼ねて、McGuire先生の診療哲学をご教授願いたい。」とお話しをされていたのを昨日の事のように覚えています。今考えるとこの時にPHIJが始動した事になります。その半年後、熊谷先生と私はその他20人の先生方と一緒に、McGuire先生のオフィスでPHIJ第1回Houstonコースを受ける事になりました。
我々はMcGuire先生のオフィスの塵ひとつ落ちていない清潔さ、気配りの行き届いたスタッフのクオリティー、アメリカでは珍しい予防の理念を中心とした診療システム、世界で類を見ない、FDA(Food and Drug Administration)が認定するPractice Based Research Networkを構築したClinical Research Centerを兼ね備えた診療室に熊谷先生が感銘を受け、感動していたのをよく覚えています。

それから11年、PHIJのコンセプトはより具体化し成長して、Scheyer先生、築山先生をパートナーとして迎え入れました。福岡のBasic Course、Omahaのカダバーキャンプもすでに5年目に入りました。そしてようやく第3回PHIJ Houstonコースが開催される運びとなりました。世界のペリオをリードするMcGuire先生が35年かけて、どのように最先端の予防を理念とする診療システムを構築したのか、どのような戦略でスタッフに理念を共有できるようなManagementシステムを組んでいるのか、価値の創造をどのように行なっているのか、なぜ、McGuire Instituteのような世界に類を見ないPractice Based Research Networkを構築するに至ったのか、なぜ、Scienceなのか?
Core Purpose / Core Valueを基本理念とした診療室作りの本質はこのPHIJ Houstonコースに詰まっていると考えます。
是非、多くの先生方のご参加をお待ちしております。

PHIJファウンダー 宮本貴成

2019年コース内容

コース内容

コースの目的・組織と講師

ウェルカムレター

Perio Health Institute Japan アドバンスヒューストンコース テキサス 2019

親愛なる同僚のみなさまへ

私たちは2019年3月1日~7日にテキサス州ヒューストンで開催されるPHIJアドバンスコース 2019を公式にアナウンスできることに興奮しています。他とは比べようのないイベントになることでしょう。いつものように、このコースでは、患者の歯の健康を改善するために使用する講義資料を生き生きとさせる講義の後にライブ手術を組み合わせます。みなさんはライブビデオを通してこれらの手術をライブビデオで術者の肩越しに見ることができます。さらに異なる歯科哲学をもつ歯科医師同士が患者さんのための最高のケアを提供するためにどのように働くことができているのかを理解するために多くの歯科診療所を訪問することをアレンジしています。またどのようにアメリカの歯科医師がトレーニングを受けているかを経験するためにテキサス大学歯学部への見学ツアーにみなさんをお連れする予定です。ウェルカムパーティに始まり、修了証書セレモニーで修了することを予定します。また世界的に有名なヒューストンロデオへの特別な国際パスをアレンジしており、国際バッジをつけて特別ゲストのために確保されたロデオのエリアにお連れいたします。そのロデオ大会では午後に家畜ショーやカーニバルを楽しみ、その後ロデオパフォーマンスが続き、世界的にも有名なカウボーイロデオチャンピオンを観戦し、西部カントリーミュージックスターの音楽を鑑賞する予定です。

決して見逃したくないミーティングになることは明らかです。参加人数が限られているため早めの参加登録をお勧めいたします。ヒューストンでお会いできることを楽しみにしています。

Michael K. McGuire DDS.

E Todd Scheyer DDS, MS.

スケジュール

2019年3月1日(金)~3月8日(金)

March 1st, Fri
到着
March 2nd, Sat
コース1日目(ライブオペ、講義など)、ウェルカムディナー
March 3rd, Sun
コース2日目(ライブオペ、講義など)
March 4th, Mon
コース3日目(ライブオペ、講義など)
March 5th, Tues
コース4日目(ライブオペ、講義など)、ロデオ観光
March 6th, Wed
コース5日目(ライブオペ、講義など)、ヒューストン大学研修
March 7th, Thurs
コース6日目、開業医見学研修、 クロージングディナー

過去の様子

※画像をクリックすると拡大します。

2010 ヒューストンコース

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2012 オマハ ヒューストンコース

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参加された先生方の感想文

2012 オマハ ヒューストンコースに参加された先生方の感想文の一部を掲載しております。

ササキデンタルクリニック:佐々木 成高先生

米国における、世界一流の基礎歯科医学教育と、診療哲学に基づいた臨床歯科医学とは何かを、体感した12日間であった。

最初の訪問先、オマハのクレイトン大学では、世界のベストセラーである「ネッター解剖図譜」の著者、ノートン先生による解剖学の講義と実習を受講した。口腔外科処置、特にインプラント埋入手術を施行する際に知っておかなければならない口腔と鼻腔の解剖を中心に、各レイヤーにわけてわかりやすく解説して頂いた。その中で特に驚かされたのは、実習中に我々が確認したい神経、血管を確実に提示してくれたことである。卒直後からベテランの歯科医師まで、全ての受講者を満足させる講義内容は流石の一言に尽きる。

次の訪問先のヒューストンでは、AAP前会長のマクガイヤー先生とシャイヤー先生より、歯周病の基本的な診査、診断からインプラント治療を含めた最新の内容まで、講義とライブオペを中心に実習も交えて、余す所なく解説して頂いた。その歯科医療哲学は、全ての診断・治療計画・メインテナンスにいたるまで、患者の利益を最優先に考えた包括的な歯科医療を提供することであった。その哲学を理解した歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、受付秘書が、一つのチームとして機能する診療室を作り上げ、それを30年以上に渡って継続するのは大変困難なことであったと思う。それを妥協することなく実践できるのが、世界の一流と言われる所以であることが理解できた。
患者が受ける真の利益とは何かを考え、それを臨床の現場で実践する姿勢は、本邦における日吉歯科診療所の熊谷先生を中心とした、斎藤先生他のオーラルフィジシャンの方々に相通じるものを感じた。

PHIJは歯周病とインプラントの技術的なことを学ぶだけではなく、エビデンスに基づいた包括的な歯科医療を提供することが、真の患者利益に繋がることを再認識できる素晴らしい研修会であったと思う。
最後に、本研修会を企画して頂いた、熊谷先生、宮本先生、ノートン先生、マクガイヤー先生、シャイヤー先生、引率の仲川先生、通訳の築山先生と、受講生の皆様に感謝致します。

こころ歯科クリニック:山崎 卓先生

2012年3月の若い歯科医師のためのオーラルフィジシャンセミナーに参加し、今回の海外研修のことを知りました。以前より、海外研修に参加したいと考えていたのですが、なかなか踏み出せずにいたところでした。僕は代診という身分なのですが、その場の勢いで院長に相談する前に即日申し込みをしてしまいました。
カダバー実習と海外の診療所見学ができるということで、研修会への参加を決めました。英語も全く話せないのですが、通訳をしていただけるということで、不安もなくすごく楽しみでした。

東京コースから始まり、歯周病とインプラントの基礎をしっかりと学んで、さらにコーディネーターの仲川先生との運命的な出会いもあり、オマハ‐ヒューストンにますます期待が高まっていきました。

いよいよオマハでの研修です。飛行機恐怖症なのを忘れていました。
さらに、入国審査で引っかかってしまい、みなさんとはぐれる始末…。乗り継ぎの飛行機にも乗れず、ひとりぼっち。。。というアクシデントもありつつ、SIRONAの栗木社長に助けて頂き、一緒にデンバーまで飛んでいただきました。本当にご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。

なんとか無事に皆さんと合流でき、オマハでは解剖の実習をメインにみっちり講義でへとへとになりました。すごく穏やかで静かな町で、勉強には持って来いの場所でした。あっという間に3日が過ぎ、ヒューストンへと移動。
オマハとは違って、ヒューストンは大都市でした。
少し郊外に診療所があり、朝から晩まで講義とライブオペという、かなりハードな日程でしたが、毎日が新鮮で、すごく充実した内容でした。何よりも、世界でもトップのオペを目の前で体験できたのは、最高でした。

研修会を通してたくさんのことを学べたこと、体験できたことはすごくいい経験になりました。英語に対しての苦手意識がなくなったこと、飛行機恐怖症も治りました。
PS 帰宅時に成田空港で外人さんに道を聞かれました。今までは、答えられずに恥ずかしい思いをしていましたが、きちんと答えることができました。

森宿歯科医院:佐藤 克典先生

今回、PHIJ海外研修としては2010年に続き2回目の参加となりました。日程の都合でオマハでの研修は欠席させていただき、ヒューストンからの参加となりました。2、3日前にハリケーンがニューヨーク市に接近し非常事態宣言が出されるなか、無事ヒューストンに出発できるか一抹の不安を抱えながら10月30日(火曜日)に成田へと向かいました。成田空港でユナイテッデ航空が予定通り出発できることを確認し、ほっと胸をなでおろし集合場所に向かいました。ニューヨークで被害にあわれている方々には心から災害からの復興をお祈りいたします。空港での搭乗手続きを無事終え、飛行機が出発しました。オーラルフィジシャンやPHIJの研修では必ずアクシデントが起こってきた過程があり、まだまだ安心できないと思っていると、座席のモニターのヘッドフォンから音が片側から出ず、しばらく使っていましたがその不具合に耐えられなくなり、添乗員さんに交換してもらい快適に過ごしていました。しばらくすると隣の乗客の方が席を立つので無意識に立ち上がったところ、ヘッドフォンの接続部が根元から折れてしまいました。全く使えなくなってしまい事情を説明し、再び新しいものに交換してもらいました。初めから嫌な予感が脳裏をよぎりました。しばらくし、無事ヒューストンに到着し、安心していたところ、入国審査に多くの行列が並んでいました。一度に飛行機が重なって到着したためか、荷物を受けとって空港を出るまでに到着から2時間が過ぎていました。その後は迎えに来てくれていた現地の方にはすぐに会え、ホテルに無事到着することができました。大きなアクシデントではなくプチアクシデントでした。その日は時差を解消するために、早めに就寝しました。

10月31日(水曜日)
研修一日目が始まりました。今回はトップツアーのガイドの方がついていてくださいましたので予定や案内は安心でした。バスの運転手さんが道を間違いマクガイアー先生のオフィスに到着するのがやや遅れてしまいましたがマクガイアー先生やシャイアー先生、スタッフの方々が2年前と変わらぬ笑顔で出迎えてくれました。当日はハロウィンでしたので、机の上にはモンスターのお面とお菓子が置いてありました。ウエルカムスピーチのあと講義が始まりました。
今日のテーマはComprehensive Periodontal Examination(包括的歯周検査)についての講義でした。マクガイアー先生のオフィスで使用している検査票の説明から手順、使用している機材の説明があり初診時の検査について確認できました。講義の後すぐに初診診査のハンズオン実習があり、参加者を3つのグループに分け、実際にスタッフを患者さんの役にして初診診査を行ってくれました。講義のあとのすぐの実習でしたのでより理解が深まりました。自分はマクガイアー先生が担当のグループでしたので、実際のマクガイアー先生の診療姿勢が垣間見れたので、とてもよかったです。また歯周検査の入力がコンピュータソフトに入力されるようになっていたので、すぐにデータを患者さんに印刷し説明できたり、スタッフと共有できるのもよいなと思いました。説明のあと2人ずつのペアに分かれ、マクガイアー先生のオフィスの衛生士さんに担当として就いてもらい、実際にお互いの初診診査と口腔内のがん検査、歯周検査をおこないました。先ほどマクガイアー先生に実演していただいたことをすぐ実践できたのでより理解が深まり、またそれを確認して、できていないところを指摘して頂いたので、自分のできていることと、できていない所がわかりとてもよかったです。朝のバスの遅れの分、宮本先生による包括的な治療計画の立案についての講義は昼食をとりつつのものとなりました。Prognosis(診断)の重要性についての講義で、Prognosis(診断)とは航海でいう地図のようなもので、目的地に行くのに地図がなければ、間違ったゴールに進んでしまったり、たとえゴールついても遠回りをしてしまうことがある。またそれをクルー(スタッフや患者さん)と共有しなければ、クルーは何をすればよいかわからないと説明があり、まさにその通りであると思いました。症例を通して診断の手順や、現在進行中の歯牙の残存リスクを診断するCART(Classification And Regression Trees)についての説明もあり、これが完成すれば歯牙の予後予測に大きく貢献することができる素晴らしいものであると思いました。
つづいてシャイアー先生による非外科的歯周治療について、抗菌剤、化学療法の講義がおこなわれました。一番重要なのは何がゴールであるかということで、歯周治療のゴールはバクテリアを除去すること、つまりバイオフィルムの除去をし、再付着を防ぐ事であると説明がありました。非外科的歯周治療の限界や内視鏡を使った新しい方法や抗菌剤、化学療法の現在の効果について解説があり、抗生物質などはそれのみでは最終的な効果がなく、局所的な投与はSCやSRPには必要ではなく、メインテナンス中に投与するのは効果的である。また抗生剤は耐性菌を作る可能性があり、あまり使用しないほうがよいとも解説されました。つづいて非外科的歯周治療のハンズオン実習があり、午前中に行った実習の検査部位の歯石除去の実習を行いました。これも担当して頂いた衛生士さんに確認してもらい、できていないところを指摘して頂いたので、自分のできていることと、できていない所がわかりとてもよかったです。
その後グループディスカッションにて質疑応答があり、最後にハロウィンのお面をかぶり全員で記念写真を撮りました。充実した一日が終わりました。

11月1日(木曜日)
研修2日目が開始しました。この日は午前中から手術見学があるので少し早めにホテルを出発し、マクガイアー先生のオフィスに向かいました。今日のテーマはPeriodontal Surgical Therapy(歯周外科治療)でした。まず講義にてOsseous Surgery(Resective Surgery)について解説がありました。Pocket EliminationとClinical Crown Lengthening の術式と使用する器材、臨床例などが整然とまとめられ、とても理解しやすく実際の臨床に生かせる講義でした。講義の後はそれぞれの手術見学でマクガイアー先生がPocket Eliminationをシャイアー先生がClinical Crown Lengtheningを担当しました。講義を聴いてすぐに実際の手術を見学できたのでより理解が深まりました。昼食をはさみ午後はExtractionとRidge Preservation/Augmentationがテーマでした。患者さんが不幸にして歯を抜かなければならなくなった際に、いかに低侵襲で抜歯し歯槽骨の骨を残すかということが解説されました。抜歯窩の状態による分類からその処置法、その後のオベイトポンティックについての解説と臨床例の治療手順の説明がありとてもわかりやすく、まとめられておりました。そして講義の後、すぐに実際の手術見学があり、座学で得た知識をすぐ実際の臨床で体験できるので、とても記憶に残りました。
手術見学の後はグループディスカッションがあり、今日は今回の研修でのグループ課題についてのグループディスカッションでした。5グループの中でB班、E班、C班のグループ課題について、各班の代表者がそれぞれのまとめたレポートを報告しました。まずB班の築山鉄平先生が指名され、来年の1月にほかの研修会にてプレゼンする予定の資料とともに今回のテーマである「インプラントの永続性について、どのぐらいの期間インプラントは機能するのか」をプレゼンしました。ブローネマルク先生のインプラント症例から始まるインプラントの歴史と今現在使われているインプラントの状況やそれを取り巻く環境、患者の年齢などの関連性について判り易くまとめてありました。続いて、E班の新福泰弘先生が「インプラントに角化歯肉は必要か? 必要ならばどの程度必要か?」をプレゼンしました。新福先生の診療所の取り組みとともに、多くの文献からの総括を取り入れた内容の報告でした。最後にC班の松本敏光先生が「歯周疾患を持つ患者にインプラントを用いることができるか、なぜ良いのか、もしくはなぜ悪いのか」をプレゼンしました。今回ご夫婦で参加され、お二人でまとめられたインプラント治療の歯周病へのメリット、デメリットなどが判り易くまとめられておりました。参加者の活発な質疑応答があり今日の予定が終了しました。

11月2日(金曜日)
研修3日目が始まりました。今日のテーマはPeriodontal Surgical Therapy(歯周外科治療)2ということでFree Gingival Graft(遊離歯肉移植術)がテーマでした。まずはマクガイアー先生の講義でなぜ、いつ、どのようにして遊離歯肉移植術を行うのかについて講義が行われました。診断と分類につづき移植片の採取の仕方やConnective Tissue Grafts(結合組織移植術)との比較、若年者への年齢的な適応時期など知りたい内容が豊富な講義でした
講義の次はオペ見学の実習でマクガイアー先生のFree Gingival Graftとシャイアー先生によるConnective Tissue Graftsのオペでした。マクガイアー先生のオペは手際よく30分ぐらいで終わってしまいました。その手際の良さとそれを支える助手が徹底的に訓練されていることを痛感する瞬間でした。引き続き、シャイアー先生のオペの見学をしましたが、トンネリングテクニックを利用した難易度の高い手術でした。切開の方法と移植片をいかに固定し位置づけするのかよくわかる手術でした。
質疑応答の間にiMagDentでのCT撮影の実際を見学しました。iMagDentはフランチャイズ形式のレントゲン撮影センターで、数名の歯科医師などが出資し、共同でレントゲンやCTの撮影をうける施設で、すべてのメーカーのソフトに対応し、開業医の先生は依頼すればインプラントの埋入計画やステント製作までやってくれて、次回来院するときはすぐオペができる状態になっているということで、とても便利なシステムであると思いました。見学の後は昼食を食べながら、インプラント治療の復習を宮本先生が行いました。これは東京で行われたコースの復習で、インプラントの埋入術式や術後の管理などインプラント治療の流れの再確認となりました。この日はシャイアー先生と新しく入った先生の誕生日ということもありお昼にはケーキと歌のプレゼントがスタッフからあり、院内の雰囲気の良さを感じました。
その後インプラントの埋入のオペ見学の実習があり、マクガイアー先生は側切歯の内部吸収で抜歯、ソケットプリザベーションを行った患者さんへのインプラント埋入で、シャイアー先生は第一大臼歯の抜歯、ソケットプリザベーションを行った患者さんへのインプラント埋入でした。抜歯時ソケットプリザベーションを行うことでインプラント埋入時の抜歯窩の骨の状態がこれほどよくなるものかと驚きました。その後質疑応答があり、参加者からの熱心な質問が続きました。終了時、マクガイアー先生に持参した自分の全顎のレントゲンを見ていただき、今回見学した患者さんと近い状態を確認して頂き、治療計画を伺ったところ、想像通り抜歯してソケットプリザベーションが良いだろうとアドバイスを受けました。終わって帰ろうとしたところ「明日にでも歯を抜こうか?」と冗談交じりでおっしゃいました。恐れ多いので「大丈夫です」と答えてその日は終わりました。

11月3日(土)
研修4日目を迎えました。前日にマクガイアー先生に言われた言葉をホテルで一晩中考えていました。「明日歯を抜こうか?」本気なのかアメリカンジョークなのかどちらにとればよいか一晩中悩んでいました。意を決し、朝一番に「自分は歯を抜きたい気持ちがあります。もし研修プログラムや参加していただいている他の先生方のご迷惑にならなければぜひお願いしたいです。急なことですのでお断り頂いても全然かまいません。」と通訳の岩上さんについてきていただき伺ってみました。「考えてみるよ。」とお答えいただき、急な相談だから無理だなと心の中ではあきらめて講義に向かいました。
午前中はコーンビームCTの有用性について開業医のRick Heard先生の講義が始まりました。コーンビームCTがあることで格段に診断能力やより正確な治療が行えること、また放射線の被曝量を低減できることなどのメリットが説明され小休憩の時間になりました。するとシャイアー先生が近づいてきて、「昼休み前に型を取るから準備していてくれ。今日やるから。」と言われました。あきらめていたので本当に驚きました。昼前に型を取り、残りの講義を受け午後となりました。
午後はマクガイアー先生によるガイデッドサージェリーの講義があり、CTによるデータから3D画像を作りそこでインプラントの埋入計画をたて外科用ステントを製作し、インプラント治療を行うことでより正確に行えることや症例写真がありより理解が深まりました。そして無歯顎の患者さんへの6本のインプラントのガイデッドサージェリーのオペ見学が始まりました。おおよそ手術が終わり、縫合の手技に入ったところでシャイアー先生が「そろそろやるよ。」と声をかけてくださいました。手術の内容は上顎左右犬歯の抜歯とソケットプリザベーションという内容でおよそ一時間にて終了しました。術中の緊張はありましたが、痛みもなくスムーズに終わりました。言葉にできないぐらい感謝でした。
最後にグループ課題の発表でまだ報告していなかったDグループの福田幹久先生とAグループの松野英幸先生によりレポートの報告があり、質疑応答を行い終了となりました。この日はバスケットボールの公式戦がトヨタスタジアムであり観戦に行く先生方や、マクガイアー先生のスタッフと食事会が企画され、それに参加される先生方とそれぞれホテルを後にしました。

11月4日(日)
研修最終日となりました。前日の手術の影響で夜中までは痛みもありなかなか寝付けませんでしたが、朝には痛みも和らぎセミナー受講も問題なく受講できるようでした。さすが専門医のトップであると思いました。この日の午前のテーマは咬合と歯周病ということでマクガイアー先生のオフィスに新しく勤務したジェミニアーニ先生により講義されました。多くの文献により準備され、咬合力で歯周病が始まるのではなく、活動性の歯周炎があると歯周組織の破壊が進むということ、歯周病の咬合調整だけによる治療や予防的な診断のない調整、ブラキシズムのための一時的な調整、咬合位置異常のための調整などは控えて、まず歯周病の治療を優先的に行うことの重要性が挙げられた。また、再生療法の前や術前に動揺を無くさなくては再生療法がうまくいかないことが挙げられました。休憩の後、シャイアー先生によるインプラントのプロビジョナルレストレイションについて解説があり、午後の実習について解説されました。昼食後、プロビジョナルレストレイションの実習が始まりました。アストラ社の全面協力のもと、セメント固定とスクリュウ固定のプロビジョナルの製作が始まりました。実際に説明用ビデオを実際の模型上で行うのは困難で受講生一同良い経験となりました。
セミナー最後の講義はマクガイアー先生による診療所のマネージメントについてという題で行われました。マクガイアー先生は歯周病診療のスキルも高いですが、診療室のマネージメントについても造詣が深く、とてもためになる内容でした。これだけを聞くことだけでもここに来た意味があるように思いました。診療室では常に笑顔でいること。患者さんやスタッフと良好な人間関係を築くこと。自分のビジョンを見つけ、スタッフや患者さんと共有し、自分のキャリアに責任を持つこと、本当にユニークであることを伝える、なぜ患者さんが来てくれるか考える、イメージを変える、人間関係を維持する、リソースを集中する、自分の状況を知ることなど、診療室を円滑に経営する必要なことが説明されました。
診療終了後はサティフィケート授与式でした。セミナーも終わり、各自がリラックスした中、食事が進み修了書とピンが参加者に授与されました。一回目はブロンズ、2回目はシルバー、3回目はゴールドと回を増すごとにピンの材質がステップアップするシステムであることが伝えられました。今回自分は2010年のPHIJから2回目の参加でしたのでシルバーになりましたがやはりうれしく感じられました。時間が過ぎるのを忘れるくらい楽しい時間が過ぎました。

今回2012PHIJオマハヒューストン研修を通して、歯科の知見も毎年更新され、2010年より新しいトピックが出てきてたり、2回目の開催ということでセミナーの内容も充実し、継続的に受講することの重要性を感じました。ぜひ、オーラルフィジシャンの先生方にも再受講を勧めたいと思います。

今回企画して頂きました熊谷崇先生、マクガイアー先生、シャイアー先生、宮本貴成先生、マクガイアー先生の診療所のスタッフ、シロナ社や、アストラ社のスタッフ、トップツアーの担当の方など多くのお世話になった方々に感謝いたします。またいつも研修参加をバックアップしてくれる医院のスタッフや家族にも深く感謝したいと思います。今回は自分の歯の治療も快く引き受けてくださいましたマクガイアー先生、シャイアー先生には言葉にできないぐらい感謝しております。皆様方の御恩に答えられるように、これからもしっかりと歯科医療に従事していきたいと思います。

医療法人健歯会五十嵐歯科医院:五十嵐 亮先生

この度、念願のPHIJに参加できたことに大変喜びを感じております。
2012年PHIJは6月東京での研修に続き、10月、11月はオマハ、ヒューストンにて行われ参加させて頂きました。

今迄、自分が行ってきた歯周基本治療、歯周外科、インプラント治療に疑問を抱えながら日々の臨床にあたっていました。
日本で行われている数々の研修、ハンズオンにも数多く参加してきましたが、決して満足のいくものではなく、それも日々疑問を抱きながら臨床を行い、また自分にも技術の限界や制限をいつのまにか抱くようになっていました。このままではいけないと感じてた矢先でした。
オーラルフィジシャンチームミーテングでPHIJを知り、ワールドスタンダードでエビデンスに基づいた歯周治療およびインプラント治療を自分でしっかりとしたビジョンをもってやることの重要性に気がつきました。
その同時期に米国歯周病専門医の中山先生との出会いもあり、当院のスタッフとDHハンズオンセミナーを受ける機会がありました。
中山先生からは私のオフィスに来て頂きスタッフと相互実習をして頂きました。
中山先生の実習も本当にすばらしく、歯周基本治療をあらためて勉強するきっかけとなりました。米国と日本の違いを感じ、もしかしたらPHIJでもっと新たなスタートをきれるのではないかと確信しました。

この度のPHIJはオマハ・クレイトン大学の解剖学実習では、ノートン教授、宮本教授が、Cadaverにて顔面の神経、静脈、動脈の走行など色々レクチャーして頂き、また自分たちでそれをCTで確認して実際にサイナスリフト、ソケットリフト、GBR、インプラント埋入を行いました。
Cadaverも最良の状態で非常に実践的で、普段確認できない動脈、神経、サイナスの状況が良く把握できました。今迄、不安を抱えながら行っていたOPEがこれからは、治療の確実性、安全性、有効性を高い技術に変えられていき、また患者様利益として還元できそうな自信となりました。本当に勉強になりました。

ヒューストンに移動して、McGuire先生のオフィスでは講義とライブサージェリーを見学しました。今迄日本の研修会で学んできたものとは全く別で材料や技術、エビデンスの違いを痛感しました。
今回の研修で、歯周外科やインプラント治療の理論や知識を、多く知ることができ、患者さんにとってベストの考えを伝えていく大切さを学び、またエビデンスに基づいた歯科医療についても再認識することができました。
本当に毎日が圧倒され痛感し、これから自分のオフィスでの診療体制、改革についてビジョンをもって構築していかなくてはいけないと感じました。

最後に、PHIJを開催いただきました熊谷崇先生、McGuire先生、宮本先生、Scheyer先生、コーディネーターの仲川先生、通訳の岩上さん、シロナならびアストラの皆様、本当に有り難うございました。

医療法人インペリオクリニック:新福 泰弘先生

私はこれまでに世界トップクラスといわれるあらゆるフィールドの歯科医師の海外セミナーに積極的に参加して来た。
主なものとしては、インプラントや顎顔面口腔外科では、フロリダのDr. Michael Pikosやイエテボリ大学のDr. Kirl Erik Kahnberg、Comprehensive Dentistryでは、シアトルのDr. John Kois、咬合治療では、アリゾナのDr. Frank Spearそして歯科経営ではメリーランドのDr. Roger Levinなどである。どのセミナーも現在の自分の歯科臨床そして医院経営のフィロソフィーやスキルのファンダメンタルズとなっている。

そして今回は、ペリオの世界的権威であるDr. Michael McGuireのセミナーであった。本セミナーに参加して、ペリオスペシャリストの視点から見た歯科臨床、特にインプラント治療のすすめ方を理解することができたことが私にとって最大の収穫であった。
すなわち、基本的なことは、これまで学んで来たどの先生が言っていることもほぼ同じなのであるが、今回のセミナー内容をこれまで学んだ口腔外科や補綴主導の治療プランの立て方や細かいテクニックと比較したとき、ペリオからの視点ならではの考え方や方法論を学ぶことができたので、そういったいくつかの相違点が発見できたことが収穫であったように思う。

具体的に言えば、これまでの私の臨床では、歯牙欠損部に歯槽骨と歯肉組織の大きなディフェクトが存在する場合、歯肉の減張切開を併用してブロック骨移植などでまずは歯槽骨の再建手術を行い、その後、歯肉組織のオギュメインテナンスーションを行うというステップで進めて来たが、McGuire先生の考え方では、歯肉を先にオギュメントし、その後、硬組織の造成を図るという考え方であった。

その考え方の根本にあるものは、リスクマネジメントであろう。すなわち、McGuire先生は、例えば、歯肉の減張切開によって裂開のリスクが高まることを回避するために、あるいは角化歯肉の喪失を防ぐために、先に歯肉組織を3次元的に増加させ、全体としての治療の失敗リスクを減らしているということであろう。
この考え方は、今後の私の臨床の引き出しの数を増やしてくれたものと確信する。McGuire先生やScheyer先生に感謝申し上げたい。
ただ、歯周病の全身的リスクに関するマネジメントに関していえば、例え世界トップクラスのペリオ専門医であっても、歯科医師としてできることに限界点が存在することをあらためて感じさせられた。

具体的には、糖尿病、骨粗鬆症、喫煙習慣などのような全身的問題に対して、歯科医師として、患者のそのリスクをマネジメントすることに大きなハードルがあり、現実的には、当該疾患の治療をMDに任せるか、あるいは、患者のコンプライアンスに任せるしか手が出ないということである。
すなわち、言い方を変えれば、これらのリスクに対するマネジメントは、歯科医師としては他力本願となって直接的にはほぼ何もできないということを意味しており、治療や予防の失敗の原因を、いたずらに全身リスクに押し付ける結果となる危険性があるように感じる。
しかしながら、別の角度からこれらの全身リスクを眺めてみると、医科における治療法の発展により、実は歯科医師として積極的にこれらのリスクコントロールへの参入が可能になってきているのである。

その具体例の一つとしては、ROS(活性酸素種)を減らし、患者の抗酸化力を高めること(Anti-oxidant System up-regulation)で酸化ストレスをコントロールすることである。なぜならば、歯周病やインプラント周囲炎の全身的リスクのほぼ全てが、じつはこの酸化ストレスによって惹起されていると考えられるからであり、また、継発して発生した酸化ストレスによって、まさにそれがリスクとして働き、歯周病等の治癒不全や予防効果減少を引き起こしていると考えられるからである。確実な酸化ストレスマネージメントが可能となれば、それは概ね全身的リスクのコントロールが可能となったといっても過言ではないと考える。
実際、医科においては、あらゆる疾患への酸化ストレスコントロールによる治療効果や予防効果に関するエビデンスはすでに多数集積されているのである。
このように医科においては、あらゆる疾患の予防や治療に酸化ストレスコントロールを導入して良好な治療成績が得られているというエビデンスには枚挙にいとまがなく、臨床に多数応用されているのであるが、残念ながら歯科においては、まだほとんど認知されていないのが現状である。

セミナー中に何度となく、McGuire先生やScheyer先生に、全身リスクをマネジメントするための歯科における点滴療法や栄養療法などの応用についてお話しさせて頂いたが、歯科治療としてのエビデンスにまだ乏しいと言う点やアメリカではライセンス的に歯科医師がivをすることができないという点からあまり興味を示して頂けなかったことについては少々残念であった。
今後、データを構築し、血液オゾンクレンジング、血液フォトセラピー、血液キレーション、高濃度ビタミンC点滴などの点滴療法や各種栄養療法そしてホルモン療法などが、これまで歯科医師には手が出せなかった歯科疾患の全身的リスクをマネジメントするための有効な手法として認知され、そして歯科界に広がっていく必要性をあらためて強く感じたセミナーであった。
特に、我が国においては、歯科医師によるiv療法や栄養療法が、口腔内の問題の治療や予防の目的であれば合法的に行える訳であるので、導入しない理由がないと思う。
さらに、近年注目されている、アンチエージングという観点からも、酸化ストレスコントロールこそが究極のアンチエージングであると言う事実から考えて、歯科クリニックで同時に目指すことができるのである。
限られた方向からだけで物事を見ていると、どうしても見えてこない部分があるのが世の常である。歯科臨床においてもあらゆる方向から見て考える柔軟な姿勢が不可欠であると思う。すなわち、医科と歯科の垣根を越えた視点を持ち、リスクマネジメントやリスクコントロールを歯科医師自らが実践していく時代に入らなければならないと思う。

もう一つ、今回のセミナーに参加してあらためて感じたこととしては、何かを学ぶ時には世界の一流から学ばなければ意味がないということである。そうでなければ、結果的に真理、真実に行き着くまでに回り道やむだが多くなり、時間とお金の浪費に繋がるからである。人生は短い。
そういった意味で、このPHIJセミナーは、世界一流のペリオの考え方や治療法がエビデンスベースに体系的に学べるコンテンツになっている部分がとても良いと思う。
特に、これから本格的にインプラント治療をスタートする歯周病専門医やGPには、インプラントの基礎から臨床まで、そして解剖まで含めて10日間程度の短期間に集中して学べるので、国内の類似セミナーに参加するよりも格段に有益ではないかと思う。通訳のレベルも高く、耳に入りやすく頭で理解しやすいと感じた。
末筆になるが、このセミナーへ参加するきっかけを与えてくれたデンツプライIH社長桐山氏とクレイトン大学宮本氏に心より感謝申し上げたい。

2019 ヒューストンコース

定員

30名

研修費用

6,250ドル【718,750円(1ドル=115円)】

別途:旅行代金(名鉄観光様とりまとめ)

旅行代金(税込)

シングル利用 385,600円
ツイン利用  324,000円

上記ご旅行代金は参加人数が30名を想定しておりますので、若干の変更がでる可能性があります。また、燃油サーチャージは旅行代金に含まれておりません。燃油サーチャージは発券時の料金となります。改めてお知らせいたします。

旅行代金に含まれているもの

  • 往復の航空運賃(全日空直行便利用/エコノミークラス利用)
  • 送迎バス代金(ヒューストン空港⇔宿泊ホテル 往復)
  • 宿泊料金(ツイン利用の場合は、2名様1室 お1人様あたりの料金)
  • 朝食7回分
  • 日本の空港施設使用料、米国空港諸税
  • 添乗員経費1名分

旅行代金に含まれていないもの

  • 燃油サーチャージ(発券時 参考:2018年3月現在21,000円)
  • プレミアムエコノミー利用追加代金(186,000円)
  • ビジネスクラス利用追加代金(712,000円)

お申し込み

  • ご申し込みを頂き次第、研修費用(720,000円/名)お振込のご案内をさせていただきます。
  • お振り込み手数料はご負担いただくようお願いします。
  • お振り込み後のご返金はいたしません。
  • お申し込みから2週間以内にご入金頂くようお願いします。
  • 研修費用のお振込を持って参加確定とさせていただきます。仮に参加人数が規定の人数に満たなかった場合は、一人当たりのコストが増えますので、その点ご理解いただけましたら幸いです。

お問いあわせ先

お申し込み、旅行について
名鉄観光 担当者連絡先 (平日:09:00~18:00 土・日・祝日休み)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-8-2 銀座御幸ビル
TEL:03-3572-0511 FAX:03-3571-7447
E-mail:phij@mwt.co.jp
担当者:清田 浩之・古屋 俊
研修内容について
PHIJ 事務局(phij@fukuoka-tdc.com

フライヤー

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Becki Cole RDHセミナー【終了】

日程

2018年4月4日(水)~11日(水)

推薦の言葉

Becki ColeによるDhコースの推薦の言葉

PHIJファウンダー 宮本貴成

一般的に、歯科衛生士向けのスケーリングコースと聞くと単に歯石除去のためのハンズオンコースを想像するかもしれない。しかしながら、PHIJにおける歯科衛生士の役割は抜本的に異なっている。PHIJ歯科衛生士の役割は健康に対する価値の創造をEntrepreneur的な観点から、患者にとって好意的かつプロフェッショナルな環境下で、最先端の歯周メインテナンス治療を患者に提供することである。
ベッキーはMetroWestの主任歯科衛生士として、Ortho、Perio、Implant、Radiologyの各分野に精通するメインテナンスを価値の創造の観点から日々の臨床の中で行っているアメリカでも希なEntrepreneur的な歯科衛生士である。
“価値の創造”を起こす”Entrepreneur”が歯科衛生士の役割の中でどのように歯周メインテナンス治療を捉え、そして実践しているかを学ぶことはPHIJ診療室の個々の歯科衛生士にたいしても非常に刺激的であろう。
この機会に是非ベッキーのコースを受けて頂ければと思う。

講師紹介

Becki Cole RDHのプロフィール

自己紹介

教育について
ネブラスカ州立大学、クレイトン大学所属アイオワウエスタンコミュニティーカレッジ 2years
卒業生総代
プレデンタルコース ネブラスカ州立大学 2years
就労経験について
プライベートプラクティス

  • 一般歯科と歯周専門医のオフィスで合計15年
E-prop副社⾧長

  • 2004年にE-propを開発
  • 2007年に13カ国で販売開始
    ・2014年に日本で販売開始
3Dイメージングセンターマーケティング代理人

  • マーケティング責任者
  • カスタマーサービス
  • ITサポート
  • CEUの組織化
家族について
配偶者と2人の子供たち
夢のマイホーム
趣味について
子供達と過ごす時間

  • 水泳
  • アウトドア
    1. 自転車
    2. 散歩
    3. 公園散策
カリキュラム内容

Becki Cole RDHコースカリキュラム

コースカリキュラムは歯科医院のリクエストに対して、オーダーメイドのカリキュラム作成が可能です。Becki Coleがカバーすることができる内容は以下になります。
ContactからPHIJ事務局に希望概要をお伝えください。

一般歯科(GP)オフィスにおける勤務内容

口腔衛生業務
定期メインテナンス
プロフェッショナルクリーニング(PMTC)、X線撮影、治療計画、患者教育
ペリオドンタルメインテナンス
6ヶ月ごとのプロフェッショナルクリーニング(PMTC)
SRP
一般歯科における一部の歯周初期治療は自院で行われ、選択された症例のみが歯周病専門医に紹介される

歯周専門医オフィスにおける勤務内容

ペリオドンタルメインテナンス
口腔内清掃、歯周組織の評価、教育
インプラントメインテナンス
インプラントのX線写真、診断と予測
SRP
DNA診断と教育

矯正専門医との連携

口腔内清掃
歯科衛生士教育

教育

学位(学士、修士)の利用
歯科衛生士教育者

  1. 臨床的
  2. 教訓的
プロブラムディレクター

なぜ私の職業を歯科衛生士としたか

  • 一対一の患者との触れ合い
  • 教育を通じた私のコミュニティの健康を向上する為の能力
  • 働く母としての素晴らしいキャリア

歯科衛生士業務の評価

  • 米国の歯科衛生士業務と比較した時の日本の歯科衛生士業務との違い

米国の歯科医療

  • 米国の歯科医師
    1. ナンバーワンの仕事
    2. 歯科医師になる為に必要な教育
    3. 米国でのCEU必要条件
    4. 歯科医師の平均年収
    5. 歯科専門医制度

どのように一般歯科医と歯科専門医が協力して仕事をしているか

  • 米国の歯科衛生士
    1. あこがれの職業第16位
    2. 歯科衛生士になる為に必要な教育
    3. 米国でのCEU必要条件
    4. 歯科衛生士の平均年収
    5. 米国での歯科衛生士のたくさんの役割

米国の歯科衛生士はどのように働いているか

Treatment outline

1.口腔内清掃(6ヶ月おき)/ 新規患者予約
医科既往の⾒見直し

  1. 前投薬の必要性
抗菌薬のアレルギー
歯科既往の⾒見直し

  1. 未決定の歯科治療計画の見直し
  2. 最終目標の相談
歯科X線写真

  1. フルマウスX線
  2. パノラマX線
  3. 急性症状部位のデンタルX線
口腔内写真

  1. 口唇(リラックスして閉じた状態)
  2. スマイル
  3. 側方面観(右左)
  4. 下顎咬合面観
  5. 上顎咬合面観
口腔内清掃

  1. 定義
  2. スケール、研磨、フロス
歯科衛生士からの説明

  • 各患者に必要なこと
    1. ウォーターピック
    2. 隣接歯間のブラッシング
    3. フロッシング
    4. 電動と手動歯ブラシについて
歯科医師の検査

  1. 発見したことの相談
  2. 治療計画
2.ペリオドンタルメインテナンス
医科既往の見直し

  1. 前投薬の必要性
歯科既往の見直し

  1. 恐れ
  2. 希望
  3. 目標
プラークインデックス
BOP (bleeding on probing)
必要ならばX線撮影
口腔内清掃
局所的なSPP、PRN
プローブ
歯周評価

  • 治療計画
  • 細菌を見せる
  • DNA分析
  • バイオフィルムについて話し合い
    a.バイオフィルム
  1. 各患者に必要な歯科衛生士からの説明
    • ウォーターピック
    • 隣接歯間のブラシ
    • フロッシング
    • 電動と手動歯ブラシについて
  2. ペリオドンタルメインテナンススケジュール
    • GPとローテート
    • 歯周専門医で行う
    • 3, 4, 6 months possible 10 weeks
歯科医師の検査

  1. 発見したことの相談
  2. 治療計画
3.SRP
医科既往の見直し

  1. 前投薬
  2. 医療許可
歯科既往

  1. 直近のバイトウイング
  2. 直近のプローブデプス
    特定の疾患部位の評価
麻酔

  1. 長針
    リドカイン
  2. 短針
    セプトカイン
ウルトラソニック

  1. 器具使用
    明白な創面切除
手用器具

  1. Instrumentation
    Fine scaling
    • 後方遠心部の器具
    • 前方近心部の器具
    • 深いポケット
抗菌薬の局所投与

  1. アレスティン
抗生物質

  1. Z-パック
患者教育

  1. バイオフィルムについて
歯周評価の為のリスケジュール

  1. プラークインデックス
  2. BOP
  3. プロービングでプス
  4. 歯科衛生士の見直し
  5. 歯科医師の検査
  6. 治療計画の評価
  7. ペリオドンタルメインテナンススケジュール
過去の研修内容

過去の受講医院

2014年
かさはら歯科医院(宮城)
川原歯科医院(徳島)
緑町齋藤歯科医院(山形)
2015年
あすなろデンタルケア(埼玉)
アップルデンタルセンター(東京)
つきやま歯科医院(福岡)
日吉歯科診療所(山形)
福田歯科医院(北海道)
マメデンタルクリニック(東京都)
2016年
いまはやしデンタルオフィス(福岡)
新飯塚いとう歯科クリニック(福岡)
柴田歯科医院(秋田)
山手グリーン歯科(岡山)

過去の受講医院による研修内容の具体例1

Day1
10:30-11:00 Greeting/Introduction
11:00-13:00 Lecture1
13:00-14:00 Lunch
14:00-15:30 Lecture2
15:30-16:00 Break
16:00-18:00 Lecture3/Q&A
Day2
09:00-11:00 GroupA(5people、patient)Hands-on training
11:00-13:00 GroupB(5people、patient)Hands-on training
13:00-14:00 Lunch
14:00-16:00 GroupC(5people、patient)Hands-on training
16:00-17:00 Q&A
17:00- heading to Haneda Air Port

過去の受講医院による研修内容の具体例2

Day1
10:30-13:00 Discussion
13:00-14:00 Lunch
14:00-15:30 GroupA(4people)Lecture
15:30-16:00 Q&A/Break
16:00-17:30 GroupA(4people、patient)Hands-on training
17:30-18:00 Q&A
Day2
09:00-10:30 GroupB(4people)Lecture
10:30-11:00 Q&A/Break
11:00-12:30 GroupB(4people、patient)Hands-on training
12:30-12:45 Q&A
12:45-13:30 Lunch
13:30-15:00 GroupC(4people)Lecture
15:00-16:30 GroupC(4people、patient)Hands-on training
16:30-16:50 Q&A
17:00- heading to Shonai Air Port

過去の受講医院による研修内容の具体例3

Day1
09:00- Greeting
09:30-11:00 Lecture
11:00-11:20 Break
11:20-12:30 Lecture
12:30-13:30 Lunch
13:30-14:30 Lecture
14:30-14:50 Break
14:50-15:30 Demonstration
15:30- Hands-on training
18:20- Discussion
Day2
09:00-10:10 Lecture
10:10-10:30 Break
10:30-12:00 Lecture
12:00-13:00 Lunch
13:00-13:40 Demonstration
13:50- Hands-on training
16:30- Discussion
17:00- heading to Fukuoka Air Port

研修の様子

コース費用

講師費用
200,000円/1日(別途日本国内交通費、宿泊費用負担)
通訳費用
70,000円/1日(別途日本国内交通費、宿泊費用負担)
想定合計研修費用
300,000-350,000円程度/1日
推奨研修日数
2日間
複数医院同時受講可能

2018 オマハ カダバーキャンプ PAOO編【終了】

ノートン教授によるPAOO(加速矯正)のための臨床解剖学実習

予知性の高いPeriodontally Accelerated Osteogenic Orthodontics(PAOO:加速矯正)には欠かせない口腔顎顔面の臨床解剖学及びCT読像を3日間でマスターするコースです。

本コースは世界7ヶ国語に翻訳され、世界的ベストセラーであるネッター頭頸部・口腔顎顔の臨床解剖学アトラス(医歯薬出版)の著書であるノートン教授が直接指導する、インプラント解剖学の世界では最も権威のある米国クレイトン大学による、カダバー口腔顎顔解剖学実習です。
米国クレイトン大学の全面的なサポートにより、クレイトン大学教授陣及びノートン教授による講義(CTの読像、臨床解剖学)やカダバー実習が集中的に3日間で効率的に行なわれます。PAOOの経験が豊かな先生から初心者の先生までどのレベルの先生にとっても、予知性の高いPAOO関連外科処置を行なうために重要な頭頸部解剖学とCT読像の勉強が3日間でできるコースです。

コース内容、お申し込み書

2019 ベーシックコース【キャンセル待ち】

コース内容

GP、歯科衛生士が押さえておくべき歯周病学とインプラント学のベーシックコース

同プログラムは元AAP会長のDr.Michael K.McGuireが1979年に設立した予防、歯周療法学、インプラント、歯科衛生に重点を置くPeriodontal Health Professionals(PHP)の日本コースです。
このコースの特筆すべき点は世界標準の歯周病学、インプラント分野の教育を行うのみでなく、Dr.Bo Krasseが提唱する「メディカルトリートメントモデル」と呼ばれる医療モデルを実臨床に導入する為のプログラムでもあります。一般的に手技に重きを置いたコースとは一線を画し、参加される歯科医院があるべき歯科医療の姿を実現するための一助になるものと確信しています。
コース修了時にはAAP国際会員資格、PHIJ修了証明書、受講修了者はDr.McGuireの直接行うHoustonコースへの参加資格が与えられます。

コース内容、お申し込み書

コース内容、お申し込み書

交通宿泊手配について

交通宿泊手配について、 名鉄観光サービス株式会社にご依頼することも可能です。
ご希望の方は直接下記のご連絡先までお問い合わせ下さい。

名鉄観光サービス株式会社 銀座支店
〒104-0061
東京都中央区銀座7-8-2 銀座御幸ビル8階
TEL : 03-3572-0511 FAX : 03-3571-7447
担当:渡辺 尚子/清田 浩之
メールアドレス:sat@mwt.co.jp
PHIJ交通手配申込書:申し込み依頼書ダウンロード(Excel)

2017 米国歯周病学会ボストン研修【終了】

本研修は、歯科先進国アメリカで年に1回開催される米国歯周病学会(AAP)に参加し、今後の日本における歯科医療の価値と真の患者利益を向上させるためにはどうすれがいいかを考えて頂く機会になれば、という想いからPHIJ講師陣が中心となり企画致しました。

PHIJはDr. McGuireと熊谷崇先生の友好関係に基づき世界標準の歯周病学カリキュラムを日本国内での教育機会を実現することを目標に2008年より研修を積み重ね、2014年から日本でPHIJベーシックコースを開催する運びとなり、多くの方々の新たな学びの場となっています。

昨年のAAP研修@サンディエゴでは、科学的根拠(エビデンス)に裏打ちされた歯周病学の過去から現在への潮流、将来展望などを一流の臨床家から学ぶ貴重な機会になり改めて自分たちが行なっている日常臨床を再評価する非常に価値のある研修になったと思います。昨年のレポートと感想文をぜひご覧ください。

>米国歯周病学会サンディエゴ研修

今回はPHIJディレクターの宮本貴成、築山鉄平が歯周病専門医のトレーニングを修了したボストンでの開催ということもあり、昨年以上に充実した特別研修会となっています。

特別研修1日目は、築山鉄平の母校タフツ大学歯学部での1日研修です。アメリカにおける歯学部教育、専門医教育が行われている環境、そのカリキュラムを、タフツ大学歯学部副学長を中心にした教授陣によって講義、案内していただく予定です。

特別研修2日目は、宮本貴成のボストン大学時代の上司で、Forsyth(フォーサイス)研究所 歯周病学の権威 Dr. Thomas Van Dykeに「炎症、歯周炎と全身疾患」と題して、歯周病を炎症という切り口からその本質を展望していただきます。

SocranskyやHaffajeeらのバイオフィルム研究で世界的にも有名なフォーサイス研究所ですが、彼らの亡き後そのレガシーを継承したのは当時ボストン大学歯周病科教授のDr.Thamas Van Dykeでした。歯周炎が単なるbacterial infectionという考え方から、inflammation(炎症)を引き起こす宿主にフォーカスがシフトしてきていることがよくわかります。

現段階ではまだ調整中ですが、特別研修3日目に半日のボストン大学の見学、レクチャーなども含むことも検討しています。

また米国歯周病学会元会長 Dr. Michael McGuireの特別なはからいにより、学会参加に加えて、私達の為だけの特別講演会、懇親会も企画しております。

この教育機会が皆さんにとって素晴らしい経験になることを願ってやみません。

PHIJ共同ディレクター 築山 鉄平、宮本 貴成

2014年 PHIJ 活動報告
2012年 PHIJ 海外研修活動報告
2010年 PHIJ 海外研修活動報告

Dr. McGuireからのご挨拶

2017年1月25日

Perio Health Institute Japan (PHIJ)とオーラルフィジシャン同窓生の皆様へ

親愛なる同僚の皆様へ

2017年9月9日〜12日に米国マサチューセッツ州ボストンで開催される第103回米国歯周病学会年次大会に皆さんを招待できることを喜ばしく思います。

私、シャイヤー先生、築山鉄平先生、宮本貴成先生を含むPerio Health Institute Japan講師一同は、PHIJ, オーラルフィジシャン同窓生の皆様にとって世界中から招かれたワールドクラススピーカーによる一連の講演を通じて、素晴らしい教育機会を作り出すための特別なアレンジメントを用意しています。さらに、同窓生の皆様のためだけに、グループディナー、レセプションパーティ、学会前後の教育講演を含む、数々の特別な“楽しい”イベントも用意しています。

第103回米国歯周病学会へ皆様の参加を招待できることを誇りに、そして名誉に思います。このプログラムを通じて、皆さんのプロフェッショナルな人生を豊かにする何かを見つけることができると確信しています。また同窓生の皆さんと再会し特別な時間を共有することも楽しい時間となると信じています。

敬具

Dr. Michael McGuire (マイケル マグワイア)
PHIJ ファウンダー、ディレクター

1
2017boston01

タフツ大学からの招待レター

2017boston02

2017年1月25日
親愛なるPHIJスタディクラブメンバーの皆さんへ

タフツ大学歯学部を代表して私たちの学校を訪問することに興味を持っていただき感謝を申し上げます。皆さんもご存知の通りタフツ大学は1868年に設立され、アメリカ合衆国において最も早い時期に創立された歯学部の1つです。今年、私たちは150周年記念を祝福する予定で、私たちの祝いの年の9月7日にPHIJをお迎えすることを喜ばしく思います。

皆様の訪問中に以下のスピーカーとアクティビティーを予定しています。

  • タフツ大学歯学部の建物やクリニックの案内ツアー
  • 補綴post-graduate programの技工指導教官Mr. Yukio Kudaraと補綴技工室の訪問
  • 国際交流部副主任 Dr. Noshir Mehtaからの講義(顎関節症、咬合、睡眠時無呼吸症、その他)
  • 学術部副主任 Dr. Nadeem Karimbuxからの講義(タフツ大学歯学部の教育カリキュラム、歯周病学の現在最も注目を集めているトピックなど)

また1日を通じて朝食、ランチ、コーヒーブレイクを提供いたします。研修の最後にタフツ大学訪問の記録としてCertificateを授与させていただきます。

他にリクエストがありましたら、喜んで調整をさせていただきますので、質問などがありましたら気兼ねなくご連絡をいただければと存じます。
皆様と共に一緒に研修をできることを楽しみにしています。

敬具

サミュエル ルース
継続教育・マーケティング・コミュニケーションオフィス ディレクター
タフツ大学歯学部

2017boston03

フォーサイス研究所 Dr. Thomas Van Dykeからのご案内

2017boston04

2017年1月31日
親愛なるPHIJスタディクラブのみなさんへ

フォーサイス研究所を代表して、フォーサイスの訪問と9月8日午後のContinuing Educationプログラムに出席していただくことに興味を持っていただき感謝の意を表したいと思います。ご存知の通りフォーサイスは1910年に、子供のためのフォーサイス歯科診療所として設立されました。ボストンの子供達にケアを提供してきた長い歴史を持ち、より近年では、口腔健康問題に対して貢献する、世界をリードする研究施設です。

みなさんの滞在中に、以下のアクティビティが計画されています。

  • AM10:30に集合して研究所や診療所を含む施設建物のツアー
  • 築山先生と宮本先生の案内で、フォーサイス施設側のレストランで11:30amからランチ
  • 1:00pmからDr. Van Dykeによるcontinuing education講義をはじめます。
  • 1日の最後に、グループ参加者に対して訪問の印として講義出席のサーティフィケートが授与される予定です。他に希望されるアクティビティがありましたら、可能な限り追加のプランを検討することも喜んで行います。もし質問がありましたらいつでもご連絡いただければと思います。9月8日に皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

    敬具

    Thomas E. Van Dyke, DDS, PhD
    Vice President and Senior Member of Staff
    Director, Center for Clinical and Translational Research

    2017boston05

    <講演トピック>
    炎症、歯周炎と全身疾患
    トーマス バンダイク
    フォーサイス研究所

    最近の研究によると、口腔感染とくに歯周病と全身疾患の関係性が示唆されている。疫学研究では歯周病が心血管疾患、狭心症のリスクファクターとして示唆されていて、糖尿病の研究は治療されていない歯周病は糖尿病合併症を引き起こし、血糖値コントロールに直接的な影響をもたらします。近年では、口腔細菌バイオフィルムのディスバイオシスと関連する炎症疾患が歯周炎だということが明確になってきました。この明確さが、歯周病の病因論における歯周組織を破壊するのはバイオフィルムに反応する宿主反応だということを示唆しています。炎症の伝わる経路に対する理解が成熟するにつれて、薬理学的な抗炎症作用から明らかになっている炎症の緩解の分子基礎により理解が現れるようになってきました。

    炎症の緩解は活発なものです。受容体アゴニストは、炎症誘発経路の阻害ではなく、組織の恒常性をオーケストラのような調和で取り戻すことを司っています。リポキシンおよびリゾルビンと呼ばれる分解能の内在性脂質メディエーターの分離や特徴付けは、歯周炎および全身性炎症性疾患のマネージメントに対して新しい扉を開いています。このプレゼンテーションでは、歯周病の前後関係における炎症の解消と、骨再生における炎症およびその制御の役割について検討します。歯周病と炎症性全身性疾患、特に2型糖尿病との関連性を追求いたします。本講演では、骨再生に関する歯周治療の理論的根拠を提示し、全身健康への潜在的利益を探究する予定です。

    コースの目的

    このコースの受講者は、受講後に以下のことが理解、実践できる

    • 歯周炎における炎症と骨喪失の関係性の理解
    • 歯周組織再生の作用メカニズムを説明できるようになる;なぜ効果があるのか、それ以外の環境ではうまくいかないのか。
    • 歯周炎と全身疾患の関係性における生物学的基本の理解
    • 歯周炎/全身の相互作用のメカニズムに関するデータのディスカッション
    • 歯周炎や複雑な全身疾患を有する患者に対する宿主改変療法のポテンシャルに関するディスカッション

    Inflammation, Periodontitis and Systemic Disease
    Thomas E. Van Dyke, DDS, PhD
    Forsyth Institute

    Recent studies have suggested a relationship between oral infection, in particular periodontal disease, and systemic diseases.

    Epidemiologic studies have implicated periodontal disease as a risk factor for the development of cardiovascular disease and stroke, and studies in diabetics have revealed that untreated periodontal disease can lead to diabetic complications and have a direct impact on glycemic control. It has become clear in recent years that periodontitis is an inflammatory disease that is linked to dysbiosis of the oral microbial biofilm. This distinction implies that it is the host response to the biofilm that destroys the periodontium in the pathogenesis of the disease. As our understanding of pathways of inflammation has matured, a better understanding of the molecular basis of resolution of inflammation, which is distinct from pharmacologic anti-inflammation, has emerged. Resolution of inflammation is an active; receptor agonist mediated well-orchestrated return of tissue homeostasis, not inhibition of proinflammatory pathways. The isolation and characterization of endogenous lipid mediators of resolution, called lipoxins and resolvins, has open new doorways for the management of periodontitis and systemic inflammatory diseases. This presentation will review resolution of inflammation in the context of periodontal disease and the role of inflammation and its control in bone regeneration. The link between periodontal inflammation and inflammatory systemic diseases, particularly type 2 diabetes, will be explored. In this lecture, the rationale for periodontal medical approaches for bone regeneration will be presented and the potential benefits to systemic health will be explored.

    Course Objectives:

    Following attendance to this course, the participant should be able to:

    Understand the relationship between inflammation and bone loss in periodontitis.
    Explain the mechanism of action of periodontal regeneration; why it works and doesn’t work in different situations.
    Discuss potential modifications of treatment regimens for the patient with periodontitis to control inflammation.
    Understand the biologic basis of the relationship between periodontitis and systemic disease.
    Discuss the data relating to the mechanism of action of the periodontitis/systemic interaction.
    Discuss potential modifications of treatment for the patient with periodontitis and complicating systemic disease.

    ボストン大学の歯学教育と今後の歯科医療

    アメリカにおいて歯科医師はなりたい職業トップ3を堅持する人気職業の1つとして認知されていますが、歯学部中でもボストン大学の競争率は熾烈を極めます。2018年入学予定の歯学部学生220名に対して、願書申請者は5220名と倍率は23.72倍と非常に狭き門になっています。本研修ではそのボストン大学歯学部の見学を行い、ボストン大学歯学部で実際に教育を受け、現在歯学部学生教育現場でPractice LeaderとしてGP学生教育に従事されている菊地良太先生(ボストン大学サイトのプロフィール)にご自身の経験と実際の臨床現場を踏まえてご講演いただく予定です。

    またボストン大学歯学部補綴修復学のディレクターを務められる平山 洋先生(ボストン大学サイトのプロフィール)から今後の歯科医療の潮流を展望し「The Global Vision of Future Dentistry」としてご講演いただく予定になっています。

    セミナー内容

    日程:2017年9月6日(水)〜9月14日(木)
    定員:30名
    研修費用:240,000円(2000 USD)
    学会参加登録費:AAP会員 約84,480円(704 USD)、AAP非会員 約169,320円 (1411 USD)
    旅行代金:約390,000円

    • 上記ご旅行代金は参加人数が30名を想定しておりますので、若干の変更がでる可能性があります。燃油サーチャージの額が変更され、増額になった時は差額を申し受けます。減額になった場合は差額を払い戻します。また、空港税・燃油サーチャージに関しましても為替の変動によります。予めご了承下さい。
    • 一人部屋をご希望の場合は別途追加代金(134,000円)を頂戴しております。(研修への参加確定後、旅行会社から連絡がありますので旅行会社とご相談ください)

    旅行代金に含まれているもの

    • 往復の航空運賃(日本航空直行便利用/エコノミークラス利用)
    • 送迎バス代金(ボストン空港⇔宿泊ホテル 往復)
    • 宿泊料金(2名様1室利用)学会場側の利用予定
    • 朝食7回分
    • 日本の空港施設使用料、米国空港諸税、燃油サーチャージ(2017年2月1日現在)
    • 添乗員経費1名分

    ■お申し込み
    >お申し込みフォームへ

    • ご申し込みを頂き次第、研修費用(240,000円/名)お振込のご案内をさせていただきます。
    • お振り込み手数料はご負担いただくようお願いします
    • お振り込み後のご返金はいたしません
    • お申し込みから2週間以内にご入金頂くようお願いします
    • 研修費用のお振込を持って参加確定とさせていただきます。仮に参加人数が規定の人数に満たなかった場合は、一人当たりのコストが増えますので、その点ご理解いただけましたら幸いです。

    ■お問いあわせ先

    お申し込み、旅行について:
     名鉄観光 担当者連絡先 (平日:09:00~18:00 土・日・祝日休み)
     〒104-0061 東京都中央区銀座7-8-2 銀座御幸ビル
     TEL : 03-3572-0511 FAX : 03-3571-7447
     E-mail : hiroyuki.kiyota@mwt.co.jp
     担当者: 清田 浩之
    研修内容について:
     PHIJ 事務局(phij@fukuoka-tdc.com

2017 オマハ カダバーキャンプ【終了】

ノートン教授によるインプラント治療のための臨床解剖学実習

ノートン教授による解剖実習コースの価値

昨今、インプラント治療による事故も数々報告され、適切に行われれば非常に有用なインプラント治療も不十分な教育環境のために、十分な評価を得る事ができていません。

インプラント治療で特に重要になるのが、顎顔面解剖を正しく理解する事です。正常の解剖を理解してこそ、そうでない状況を見極める事が出来る。それがこのコースの主旨です。コースインストラクターはアメリカでベストセラーの顎顔面解剖書を執筆されたクレイトン大学教授Dr. Neil S.Nortonです。私も実際に解剖実習コースを履修致しましたが、歯学部生のときあれだけ苦手だった解剖学が魔法にかかったように紐解かれてゆく講義や実習のデモンストレーションに感嘆(簡単?)を覚えました。

1日目、3日目は座学を中心とした基礎解剖学と放射線学の復習で、2日目は献体を用いた解剖学実習です。ともすると無味乾燥な解剖学ですが、1日目で頭の中がすっきり整頓されていますので、2日目の実習は本当に実践的なものになりました。

解剖学はどんな歯科医師にとっても最も重要な習得分野にも関わらず、日本ではおそらく卒後研修の中では最も中途半端に扱われている分野だと思います。クレイトン大学における献体実習はインプラント実習のみならず歯科臨床に特化した実践的解剖学なので、私のような歯周インプラント専門医のみならず、GPにとっても翌日から臨床現場で導入できる講義、実習内容だと断言できます。温故知新とは良く言ったもので、昔からある古い知識で未だに生き残って使われているものはむしろ新しいという事も確信致しました。

最近は海外での解剖学実習コースも散見するようになりましたが、ノートン教授のような真の顎顔面解剖スペシャリストによる、新鮮な献体を用いての解剖実習はクレイトン大学のみでしか経験できません。他に類を見ない贅沢な内容、講師陣はインプラント外科、歯周外科の更なる理解や解剖学のブラッシュアップに最高のプログラムだと断言できます。米国歯周ボード専門医として自信を持って推薦させて頂きます。

つきやま歯科医院 専門医療センター
センター長 築山 鉄平

コース内容、お申し込み書

omaha2017

2018 ベーシックコース【キャンセル待ち】

コース内容

このプログラムは元AAP会長のDr.MichaelK.McGuireが1979年に設立した予防、歯周療法学、インプラント、歯科衛生に重点を置くPeriodontalHealthProfessionals(PHP)の日本コースです。このコースの特筆すべき点は世界標準の歯周病学、インプラント分野の教育を行うのみでなく、Dr.BoKrasseが提唱する「メディカルトリートメントモデル」と呼ばれる医療モデルを実臨床に導入する為のプログラムでもあります。一般的に手技に重きを置いたコースとは一線を画し、参加される歯科医院があるべき歯科医療の姿を実現するための一助になるものと確信しています。コース修了時にはAAP国際会員資格、PHIJ修了証明書、受講修了者は、Dr.McGuireの直接行うHoustonコースへの参加資格が与えられます。

コース内容、お申し込み書

コース内容、お申し込み書

2016 オマハ カダバーコース【終了】

ノートン教授によるインプラント治療のための臨床解剖学実習

ノートン教授による解剖実習コースの価値

昨今、インプラント治療による事故も数々報告され、適切に行われれば非常に有用なインプラント治療も不十分な教育環境のために、十分な評価を得る事ができていません。

インプラント治療で特に重要になるのが、顎顔面解剖を正しく理解する事です。正常の解剖を理解してこそ、そうでない状況を見極める事が出来る。それがこのコースの主旨です。コースインストラクターはアメリカでベストセラーの顎顔面解剖書を執筆されたクレイトン大学教授Dr. Neil S.Nortonです。私も実際に解剖実習コースを履修致しましたが、歯学部生のときあれだけ苦手だった解剖学が魔法にかかったように紐解かれてゆく講義や実習のデモンストレーションに感嘆(簡単?)を覚えました。

1日目、3日目は座学を中心とした基礎解剖学と放射線学の復習で、2日目は献体を用いた解剖学実習です。ともすると無味乾燥な解剖学ですが、1日目で頭の中がすっきり整頓されていますので、2日目の実習は本当に実践的なものになりました。

解剖学はどんな歯科医師にとっても最も重要な習得分野にも関わらず、日本ではおそらく卒後研修の中では最も中途半端に扱われている分野だと思います。クレイトン大学における献体実習はインプラント実習のみならず歯科臨床に特化した実践的解剖学なので、私のような歯周インプラント専門医のみならず、GPにとっても翌日から臨床現場で導入できる講義、実習内容だと断言できます。温故知新とは良く言ったもので、昔からある古い知識で未だに生き残って使われているものはむしろ新しいという事も確信致しました。

最近は海外での解剖学実習コースも散見するようになりましたが、ノートン教授のような真の顎顔面解剖スペシャリストによる、新鮮な献体を用いての解剖実習はクレイトン大学のみでしか経験できません。他に類を見ない贅沢な内容、講師陣はインプラント外科、歯周外科の更なる理解や解剖学のブラッシュアップに最高のプログラムだと断言できます。米国歯周ボード専門医として自信を持って推薦させて頂きます。

つきやま歯科医院 福岡 審美歯科・インプラント・再生医療センター
築山 鉄平

『2015年度 ノートン教授によるインプラント治療のための臨床解剖学実習』を終えて

岩永譲(久留米大学医学部解剖学講座 肉眼・臨床解剖部門 助教)

解剖学と言えば、『外頚動脈の終枝の一つである顎動脈から分枝する下歯槽動脈が・・・』といった系統解剖学が思い出され、いくら教科書を読んでもなかなか理解ができなかったことを今でも懐かしく思い出します。しかしその反面、実際の臨床現場に一旦足を踏み入れると「いかに解剖学が重要か」ということを毎日のように痛感するようになりました。

今回参加した臨床解剖学実習(講義も含む)ではネッター頭頚部・口腔顎顔面の臨床解剖学アトラス(医歯薬出版)の著者であるCreighton大学のNorton教授はもちろんのこと、歯周病科のMiyamoto教授、放射線科のBenn教授、口腔外科のBlaha教授にも直接ご指導いただくことができました。頭頸部解剖を軸に、歯周治療の基礎、インプラント治療におけるCBCTの読影、インプラント埋入や歯周外科などを実際に手ほどきしていただき、受講生としてこれ以上にない贅沢な環境での3日間を過ごすことができました。ただ単に解剖実習を行うだけでは、おそらく「切っただけ」「見ただけ」となってしまい、いわゆる「いい経験ができた」で完結してしまっていたと思います。しかし、事前の集中講義(実はここが一番感動)によりすっきりと頭の中を整理することができ、実習が終わった後も活きた知識として脳に定着していることを実感できました。個人的には特にCBCTの読影に感銘を受けました。CBCTでは、読影する前にイメージを持っていない(解剖を知らない)と仮に映っていても見えてこないようで、私自身も受講前後でCBCTの見え方が明らかに変わりました。またNorton教授が受講生の目の前で説明を織り交ぜながらdissectionをしていく姿はまるで、口腔の手術をさまざまな角度から解説付きで見ているかのようで、感動すら覚えました。

カダバー実習を含め、3日間のスケジュールはぎっしり詰まっていましたが、少人数制のため最終日には全ての受講生が以前から知っている者同士のように打ち解け合うことができ、疲労の中にも心地よい充実感を覚えることができました。

現在口腔外科医として臨床に、口腔解剖医として日々の研究・教育に携わる立場の人間として、このコースを受講して本当によかったと思うと同時に、専門分野にかかわらず多くの歯科医師が受講すべきコースだと確信しました。

最後に、アメリカ中部にあるネブラスカ州オマハ市という人口約40万人の小さな町で、充実した3日間の研修を共に過ごした仲間達にこの場を借りて感謝したいと思います。