第53回
不都合な真実
―予防矯正は、何を
予防しているのか?―
講演内容
私はこれまで、「Ⅱ期治療では形態を治し、早期治療では機能を治す」というコンセプトのもと、小児歯科・矯正歯科臨床を行ってきた。子どもの口腔機能には獲得すべき段階や順序があり、その過程への介入が不正咬合の予防につながると考え、MFTや機能的矯正装置も使用してきた。小児矯正はHellman ⅢA期から始めるのがよい。叢生には側方拡大を行い、必要なら口蓋を拡げる。上顎前突では上顎骨の成長を抑制し、下顎前突では下顎骨の成長を抑制する。私自身も、これらをある意味「常識」として受け入れてきた。
しかし、本当にそうなのだろうか。多くの子どもたちの成長と治療経過を観察するなかで、現在では全く異なる考え方で臨床を行っている。本講演では、これまで当然のように語られてきた“予防矯正”を、成長・形態・機能の関係からあらためて問い直したい。
有田先生ご経歴
2010年 福岡歯科大学卒業
2011年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 矯正歯科入局
2017年 ありた小児矯正歯科 副院長
2024年~ ありた小児歯科・矯正歯科 院長
日本矯正歯科学会認定医、日本小児歯科学会専門医、アライン社公認ファカルティ
参加方法
対面参加の場合、つきやま歯科セミナールームにて行います。
オンライン参加の場合、Zoomにてご受講いただきます。
参加費用
対面/オンライン 1名 10,000円(税込)
※オンライン参加の場合は1名のお申し込みにつき、同じ医院内で3端末までZoomURLを共有していただけます。
4端末以上でご視聴の場合は参加人数に応じてお申し込みください。
振替聴講
2週間